「まつりインハワイ」の最終日を締めくくるのは、カラカウア大通りの「まつりパレード」です。日本をはじめ、ハワイと馴染みの深いアジア各地域のおまつりが楽しめるとあり、沿道には外国人の方々も大勢集まっていました。まだ西日が眩しい夕方の17:00をまわると、ホノルル警察のオートバイ隊の先導でパレードがスタート。パレードではムフィ・ハンネマン市長の行進や、オープンカーに乗ったハワイ日系人のビューティ・クイーン「桜の女王」が現れると、おまつり気分がさらに盛り上がります。 そして中国の獅子舞が沿道のちびっ子に歩み寄ると、驚いて泣いてしまうハプニングも。それも祭りの風景のひとつなんですね。また、柔道着姿の小さな子どもたちも登場。ハワイの柔道教室の各支部が参加し、山車のうえで乱取りを披露してくれました。そのほかにも祭り太鼓や、お御輿、郷土芸能など日本の夏祭りのハイライトを見ているようでした。 そして今回のスペシャルは、同時期に開催された大相撲ハワイ巡業のスポークスマンを務めた元横綱の武蔵丸親方と、ハワイ出身力士のパイオニアである東関親方(元高見山)の登場。観客から拍手喝采で迎えられると、笑顔で手を振り返してくれました。
こうして、19:00前にはパレードが終了し、今年の「まつりインハワイ」も無事に幕を閉じました。 |
▲子どもの健康と成長を祈願するという中国の獅子舞に少し驚き気味。日本と比べるとカラフルな毛色が特長です。 |
▲山車のうえで乱取りを行う地元の柔道教室の子どもたち。見事に一本背負いが決まると沿道からは拍手喝采が。 |
▲こちらは女の子だけのチアリーダー。ダンサブルな曲に合わせ笑顔で息のあった踊りを披露してくれました。 |
▲まつり太鼓の山車が登場。ねじり鉢巻に日焼けした半被姿で、威勢よく太鼓をたたきあげます。 |
▲日本から参加の団体は、各地域で行われている郷土芸能を披露、外国人の観客から大いに注目されていました。 |
▲ジーンズにアロハシャツとすっかりロコの姿で登場の武蔵丸親方。日本人観光客も、意外なゲストの登場に驚いてました。 |