夏のハワイに日本の祭がどーんとやって来た
今年で33回目を迎えた「まつりインハワイ2012」。6月8日(金)〜10日(日)にかけて開催された華やかな様子をレポートします!
公開日:2012.06.12
更新日:2017.06.14
6月8日(金)〜10日(日)にかけて、まつりインハワイ2012が開催されました。国境や言葉の壁を越え、環太平洋の隣人たちと文化を分かち合うことで、理解や友好を保ちながら国際親善を深めよう!ということを目的にスタートしたまつりインハワイ。夏直前に行われるこのイベントも、今年で33回目を迎え、すっかり初夏のハワイの風物詩という感じですね。
8日(金)には、パシフィック・ビーチ・ホテルにてレセプションが行われました。今年も、日本をはじめ、環太平洋の国々から多くの参加者がハワイに集結、和やかなレセプションを通じて交流を深めたり情報交換をしたりしました。
こちらはダブルダッチの世界記録も持っているという、京都のダブルダッチ・チーム「B-TRIBE」。レセプションでも華麗なダンス&ジャンプを見せていました!
コアロハ・ウクレレのパパさんも、会場で熱唱。ハワイと日本、そして環太平洋のいろいろな文化が融合したイベントの始まりを象徴するパーティでしたよ!
当日の夕方、カラカウア大通りを封鎖して行われたワイキキ・ブロックパーティも大盛り上がり!たくさんのフードブースには行列ができ、とにかく道路を埋め尽くしてしまいそうな人、人、人…。ステージでも和太鼓かえらウクレレまで様々なパフォーマンスが繰り広げられ、夜まで賑やかなお祭り騒ぎが続いたのでした。
そして…。メインイベントである6月10日(日)のパレード!こちらもカラカウア大通りを通行止めにして、参加グループが次々と練り歩く圧巻ぶり。お天気もよく、沿道には人も大勢集まっていてにぎやかでした。
レセプションでもパフォーマンスを披露した「B-TRIBE」は、ロコの少年を誘ったりして一緒にジャンプロープ!盛り上げ方も上手で、さすが世界に名だたるスーパーチーム。すごく格好良かったです。もちろん、ダンスもクールで、大きな拍手を浴びていましたよ。
ユネスコ無形文化遺産に登録された「壬生の花田植」のみなさんも、広島から参加されていました。たすきがけのお姉さん、かわいらしかったです〜!
そして、セクシーな衣装でフラ&タヒチアンダンスを踊りながら歩いていたこちらのグループも、注目を集めていました。ダンスが始まると、観客の歓声も一際大きくなっていましたよ。暑い中、笑顔で踊り続ける彼女たちのアロハいっぱいのスマイル、すてきでした!
こちらは南洲太鼓保存会のみなさん。大人に混ざって小さなお子さんも一生懸命太鼓を叩いていて、とってもかわいらしかったです。真剣なその姿に、感動してうるうるしてしまいました…(笑)。ハワイの空に響く和太鼓の音色は、本当にすてき。これぞ、まつりインハワイの醍醐味!といった感じですね。
パレードのラストを飾るのは、能登キリコ。大きな大きなキリコと呼ばれる巨大な御神灯を、何人もの男性たちが掛け声とともに担いで練り歩く姿は壮観!日本の祭りがワイキキの真ん中で再現されるその景色に、周囲の観客のみなさんも大きな拍手で応えていました。
昨年の震災以来、ハワイと日本の絆はより深く、より大きくなったと思います。そんな日本のお祭りをハワイで体感できる「まつりインハワイ」の大イベント、これからもずっとずっと続いていってほしいですね。みなさんも、ぜひ一度、このイベントに参加してみてはいかがでしょう?新しいハワイの姿が見えてくるかもしれませんよ。
●まつりインハワイ2012の写真は、アロハストリート公式Facebookでもチェック!⇛
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