9月1日〜9日の9日間にわたり開催されたハワイ フード＆ワイン・フェスティバル。オアフ島各地でイベントが行われ、アロハストリート編集部もあちこち取材に駆け回りました。私はメグミ副編集長とコオリナのビーチで開催された「Savory Ever After」というイベントに行き、ハワイの食と美しい景色を堪能してきました。その様子をご紹介しますね。

　この日会場となったコオリナ・ビーチでは、集まった総勢14名のシェフによる彩り豊かな料理が振る舞われました。砂浜には、今年で3年めを迎えたハワイ フード＆ワイン・フェスティバルの主催者であるロイ・ヤマグチさん（右）と、アラン・ウォンさん（左）の姿も。夕日色に染まるビーチにはおいしそうな香りが漂い、なんとも幸せな気持ちに包まれましたよ〜。

　こちらは、サンタモニカのレストラン「JiRaffe Restaurant」のスターシェフ、ラファエル・ルネッタさんのブースです。鉄板でジュージュー焼かれているビーフのぶ厚いこと！ この時点で私が想像した味を、はるかに越えた形で登場した料理がこちら。

　ハワイの農場で育てられた牛の上質なフィレ肉が、ポテトやナシ、フォアグラ、フレッシュマンゴーの果汁と合わさり、爽やかな味わいに。魚ラバーの私がこの日一番気に入った料理がこのビーフでした。フルーティーでやさしい味は衝撃的で、この日だけの特別料理にしておくにはもったいない限りです。

　こちらのすてきな女性パティシエは、ホノルル出身のミシェル・カー・ウエオカさん。アラン・ウォンズで腕を磨いた彼女は、独立し、現在アラモアナのカピオラニ通り沿いに新しいレストラン「MW Restaurant」をオープンすべく、準備を進めています。同じくアラン・ウォンズで活躍したシェフで夫のウェイド・ウエオカさんと一緒にスタートするそうですよ。

　ミシェルさんがこの日作ったデザートは、ひとくち食べた瞬間メグミと口をそろえて「ん！！！」とうなるほどのおいしさでした。サクッとチョコレートのブリュレを割ってスプーンを入れると、チョコレートムース、小さくカットされたコーヒーゼリーやブラウニー、タピオカのハーモニーが楽しめます。甘さ控えめで、ペロリと完食できました。彼女のレストランは10月にオープンします！ 待ちきれませんね。

　ハワイ産マグロは、ひんやりセビーチェで。LAのレストラン「Mo-Chica」でペルー料理を振る舞うリカルド・ザラットシェフが、さっぱりとした特製ソースで仕上げました。この日のイベントは、ひとり$200でお料理やワイン、ビールが食べ放題。来年もしこの時期にハワイ滞在される方には、ぜひオススメしたいです！ リゾートの雰囲気満点のなか世界の有名シェフによる料理をお腹いっぱいに楽しめ、最高の思い出になること間違いありません。

　JWマリオット・イヒラニ・コオリナ・リゾート＆スパのエグゼクティブ・スーシェフのジェイソン・キナさんによるラムチョップも絶品でした〜。5種類のスパイスでマリネードされたラム肉とモロカイ産のスイートポテトピューレのひと皿は、はち切れそうなお腹をさらに幸せで満たしてくれました。

　すてきなイケメンがサーブしていたビールは、ベルギーのヒューガルデン、ステラ・アルトワ、レフの3種類でした。ビーチでの飲酒が禁止されているハワイですが、この日は特別。ビーチで飲むビールって、いつもより数倍おいしく感じますよね！

　日が沈み満点の星と三日月が輝く空の下、特設ステージには、ハワイが誇る「ウクレレの妖精」こと、タイマネ・ガードナーが登場しました！ 彼女のライブパフォーマンスは本当に華があり、観客を釘付けにします。この夜も会場をおおいに沸かせていましたよ。

　最後は打ち上げ花火でフィナーレを迎えた「Savory Ever After」。ハワイ フード＆ワイン・フェスティバルは大盛況のうちに幕を閉じたばかりですが、いまから次回の開催が楽しみで仕方ありません。ハワイの野菜やフルーツ、肉、魚など、豊かな食材に感謝できる特別なイベントに、来年はぜひみなさんも足を運んでみてくださいね！

【ハワイ・フード＆ワイン・フェスティバル2013】
★9月5日（木） 「アンダー・ザ・モダン・ムーン：モリモトとその仲間たち」>>
★9月6日（金）「パイナ・オン・ザ・ピア──埠頭でパーティ」>>
★9月7日（土）「秋の宵、僕らが愛するハワイを味わう！」>>
★9月8日（日）「グルメイベントGirls Got Game＋1に突撃せよ」>>