【フラ・ホオラウナ・アロハ2014】それぞれが最高の演技を披露したフラ競技会

【フラ・ホオラウナ・アロハ2014】それぞれが最高の演技を披露したフラ競技会

ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートの中庭で開催されたフラ・ホオラウナ・アロハ2014の競技会を報告。

公開日:2014.07.29

更新日:2017.10.04

ハワイのイベント・レポート

第13回フラ・ホオラウナ・アロハ2014レポート

木漏れ日が心地よい緑あふれる会場

 7月13日(日)にロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートの中庭「ロイヤル・グローブ」にて恒例のフラ・ホオラウナ・アロハのコンペティションが開催。南国情緒あふれるヤシの木や緑豊かな光景に自然と心が和む会場には、参加者の家族や友人、フラ愛好家など多くの観客が集まり、会場に設営されたローカルショップのブースをのぞいて買い物を楽しんだり、みなさんわくわくしながら開始までのひとときを過ごしていました。

■ブレッシング、古典フラショーで会場は大盛り上がり

 まずはフラの重鎮であり、今大会のアドバイザーでもあるクム・フラ・フランク・ヒューエットさんによる挨拶でスタート。チャントが捧げられ、地元のハラウによる古典フラ・ショーが行われました。名だたるクムのハラウだけあって、ハイレベルで華麗な舞いに観客もうっとり。ショーはクム・フラ・ブレイン・カマラニ・キアの伸びのある美声でフィニッシュ、いよいよ競技の開始です。

コンペティションは全部で3部門に分かれ、演技時間は各6分間。14歳以下のソロ・ケイキ(キッズ)、グループ・ケイキ、46歳以上のグループ・クプナの合計8組が出場しました。ピンと張りつめた空気が漂う中、日ごろの練習の成果を披露するべく心を込めて踊っている姿を前に、客席にも緊張が伝わってきます。観客も惜しみない拍手でひとりひとりを称え、大会を一緒に盛り上げます。競技という枠を超えフラを愛する者同士が集い、繋がる素敵な時間はあっという間に過ぎていきました。

■カテゴリー:ソロ・ケイキ

●レイアロハ・フラ・スタジオ
先生:木村やよい/ソリスト:小野夏蓮

●カ・パ・フラ・オ・カ・プア・メリア
先生:佐々木朱鷺子/ソリスト:山﨑玲那

●レイ・フラ・スタジオ
先生:高橋玲/ソリスト:高橋夢乃

●フラ・ハラウ・オ・ナニ・レフア
先生:武田昭子/ソリスト:村上栞

■カテゴリー:グループ・ケイキ

●レイアロハ・フラ・スタジオ
先生:木村やよい

■カテゴリー:グループ・クプナ

●フラ・ハラウ・ケオラロア・オ・カレフア・プアケア
先生:佐藤幸恵

●フラ・ハラウ・オ・ヨシエ
先生:志賀よし江

●フラ・ハラウ・オ・メハナ
先生:竹久くみ子

 ケイキのソロから始まり、クプナのグループによる演目で競技を締めくくり、表彰式までの間、審査員、アドバイザーのクムフラ8名によるスペシャルショーが繰り広げられました。普段なかなか見ることができない豪華なメンバーによる圧倒的なパフォーマンスは観客を魅了。また、審査員のひとりであるクムフラ・レイモミ・ホーさんは、3年の任期が満了し、今年が最後の大会となりました。ほかのクムたちからねぎらいの言葉をかけられ、観客も温かい拍手を送っていました。そしていよいよお待ちかねの結果発表です。
 発表は、部門ごとに行われ、さらに全体を通して一番高い評価ポイントを得たハラウまたはソリストには最高得点賞が贈られます。優勝すると副賞として、次年度出場用の日本航空ホノルル往復航空券1名分、ニイハウシェル・ネックレス、ソニーウォークマンが授与されます。さらに最高得点賞を獲得すると、スターウッド・ホテル・グループ宿泊1室4泊分に加えディフェンディング・チャンピオンとしての来年の競技会への出場権というスペシャル特典付き。参加者の期待が高まる中、結果が発表されました。

■ジャッジ(審査員)

●クム・レイモミ・ホー

●クム・コリーン・アイウ

●クム・ケアラ・チン

●クム・サニー・チン

●クム・ナラニ・バデュア・フェルナンデス

●クム・ノエラニ・チャン(タイ・ブレーカー)

●タイムジャッジ:ミスター・レス・パン

★アドバイザー:クム・フラ・フランク・ヒューエット

■結果発表

● ソロ・ケイキ・ディビジョン

★ソロ・ケイキ1位:
レイ・フラ・スタジオ(小野夏蓮)

★ソロ・ケイキ2位:
レイ・フラ・スタジオ(高橋夢乃)

★ソロ・ケイキ3位:
カ・パ・フラ・オ・カ・プア・メリア(山﨑玲那)

● グループ・ケイキ・ディビジョン

★グループ・ケイキ1位:
レイアロハ・フラ・スタジオ(木村やよい先生)

● グループ・クプナ・ディビジョン

★グループ・クプナ1位:
ハラウ・フラ・オ・メハナ(竹久くみ子先生)

★グループ・クプナ2位:
フラ・ハラウ・ケオラロア・オ・カレフア・プアケア(佐藤幸恵先生)

★グループ・クプナ3位:
フラ・ハラウ・オ・ヨシエ(志賀よし江先生)

● 最高得点賞

レイアロハ・フラ・スタジオ(グループ・ケイキ)
代表者(日本の先生):木村やよい
クムフラ:レイアロハ・リム・アミナ

 最高得点賞に輝いたグループ・ケイキ部門のレイアロハ・フラ・スタジオのみなさんは、なんと今年で3年連続の受賞。しかもソロ・ケイキ・ディビジョンで優勝した小野夏蓮ちゃんもハラウのメンバーとして出場しており、ダブル受賞という快挙を成し遂げました。またグループ・クプナ・ディビジョンでは、去年3位を獲得したハラウ・フラ・オ・メハナが念願の優勝を獲得。今年も様々なドラマが生まれ感動的な表彰式となりました。

最後は、全員でハワイ・アロハを合唱し、コンペティションは終了。フラを愛する人々の熱意ややさしさに満ちあふれ、すがすがしいフィナーレとなりました。国籍や文化を超えて交流し、フラの真髄を分かち合うフラ・ホオラウナ・アロハ。来年もさらにパワーアップした出場者の演目に期待が高まります。

フラ・ホオラウナ・アロハ1日目
エキシビション「ホイケ」の様子はこちら⇒⇒

フラ・ホオラウナ・アロハ3日目
ワークショップ&アロハ・パーティの様子はこちら⇒⇒

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