秋の夜風にふかれて美食&美酒に舌鼓
今年で5回めの食の祭典もついにクライマックス!世界各国から集うグルメとお酒を楽しめる「コークス&フォークス」に行ってきました。
公開日:2015.09.15
更新日:2017.06.15
アロハ! ケイです。
5年前にスタートして以来、「食欲の秋」を満喫するハワイ中のグルメなロコたちを満たしてきた、ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル。世界各国から集まったシェフやスペシャリストたちによって、約2週間にわたりハワイ各島でくり広げられる「食の祭典」もいよいよクライマックスに入った先日、9月12日(土)に行われた、「コークス(コルク)&フォークス」に編集部ヨリエと行ってきました!
今回の「コークス&フォークス」のテーマはずばり、ワインと楽しむフードメニュー。太平洋沿岸部のワイナリーやワインメーカー、そして世界各国のシェフやレストランがそれぞれ20ずつ集い、各々自慢の一品を提供してくれます。会場はコンベンションセンターの屋上テラス。さすがのハワイもこの頃は日が暮れるのが早くなり、陽の強さも和らいでいるので、アウトドアが気持ち良く感じます。会場を入ってすぐ目の前に広がるのは、テレビや雑誌で見たことのある有名シェフの前に並ぶ美味しそうな料理ばかり! まずはカリフォルニアで料理番組の司会を務める中華料理人マーティン・ヤン氏の、ぴりっとスパイシーな海鮮シュウマイと、ミクソロジストのさわやかなカクテルで乾杯。
ミクソロジストのブースでは、ハワイとアメリカ本土で人気の6人が、それぞれのオリジナルカクテルを目の前で作ってくれます。行列ができていたのはこちらのフランシスコ・ラフランコニ氏。ラスベガスの有名ホテルやレストランで、セレブリティに絶大な人気を誇る彼お手製のカクテルが飲めるなんて、こんな機会滅多にありません!
フランシスコ・ラフランコニ氏のカクテル「ア・フイ・ホウ(ハワイ語で"また会う日まで"の意)をいただくヨリエ。ネーミングも素敵ですが、甘いグアバジュースの向こう側にふわっと香るウォッカの芳醇なほろ苦さが、切ない秋の夕暮れにぴったりです。
ハワイアン航空のブースには、ホノルル市内に人気レストランを持ち、ハワイアン航空の機内食も手がけるシェフ、チャイ氏がいました。開場したばかりでまだ混雑していない隙に、ツーショット写真を撮らせてもらい、ご機嫌のヨリエです。有名人とこんなに至近距離でお話しができるのも、フード&ワイン・フェスティバルの大きな魅力のひとつですよね。ちなみにチャイ氏のメニューはロブスターリゾット。濃厚なリゾットの上に大きなぷりっぷりのロブスターがドーンと乗っていましたよ。なんて贅沢な一品!
こちらもハワイアン航空ブースにいらしたリー・アン・ウォン氏。カイムキ地区にある行列のできるブレックファスト・ブランチカフェ「ココヘッド・カフェ」のオーナーシェフです。実は今月から新しくスタートした、ハワイアン航空の日本出発便(東京・大阪・札幌・仙台)の機内食を監修した彼女。今日はこの日のために特別なスイーツ「コーヒー&ドーナツ」を用意してくれていました。素朴なグラニュー糖がまぶされたドーナツ(サーターアンダギーに近い食感でした)に、クリーミーだけどしつこくないコナコーヒーのソースが添えてあって、とーっても美味しかったです。欲張りな性分なもので、「う〜ん、甘い物を食べるなら、コーヒーがほしいなぁ〜」なんて考えていると...
ありました! ホノルル・コーヒー・カンパニーのブースが! ニッコニコのあどけないスマイルのこの男性、何気な〜くコーヒーを淹れてくれましたが、後ほどすごい人だったことが判明しました。なんと、全米ラテ・アート・チャンピオンシップのトップ5に入っているバリスタだったのです。こんな人に入れてもらうコーヒーが、おいしくないわけがありません! ちなみにこちらのブースでは、オアフ島、マウイ島、ハワイ島のコーヒーをそれぞれ味わうことができます。作り置きじゃなくて、ちゃんとその場で淹れてくれますよ。
程よくお腹が膨れて、ほろ酔いになったところで、私たちの足はいよいよワイン&チーズブースへ。ワインはあまり飲めないけど、チーズ狂の私にとって、数え切れないくらいのチーズが並ぶ様はまさに天国。あれも、これもと、ハワイを含む世界各国のチーズをお皿に乗り切らないほど盛り付けてしまいました。それから、ワインフリークの人々が放つ熱気で、まるで「お上品な戦場」になっているワインブースへ、いざ出陣!
さっぱりしていて甘めの白ワインが飲みたいというヨリエがチョイスしたのは、カリフォルニア州ソノマのワイナリー、パッツ&ホールのシャルドネ。創設者のひとりであるドナルド・パッツ氏が直々に注いでくれます。ほかにも有名ワイナリーでは、開始1時間ほどですでに売り切れになってしまっているものもあったとか。もっと早くここに足を運んでおくべきでした...。来年度はきっと!
食べて、飲んで、きらびやかな参加者を眺めて、夕暮れのハワイの空を眺めて、また食べて、飲んで。まるで夢のような場所と時間に、確かに居たんだなと実感させてくれるのは、口の中に未だに残る極上フードメニューやお酒の、豊かな風味の記憶たち。実際に行ってみて、毎年大盛況な理由がわかりました。2015年度が終わったばかりなのに、来年の開催日が待ちきれない! 9月初旬にハワイ旅行される方は、ぜひ1度お試しくださいね。紹介しきれなかった写真はこちらからご覧ください〜!
ほか2015年度ハワイ・フード&ワイン・フェスティバルのレポートはこちら↓↓
★食の祭典開催中!カカアコにルアウが登場
★7人のシェフがハワイ島に会する食の祭典
★あのシェフのお料理がタダでおかわり自由!
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