ついに今年も始まりました、まつりインハワイ! 今年で32回目を数える歴史あるお祭りの始まりを告げるレセプション・パーティが、本日、パシフィック・ビーチ・ホテルで行われ、私もお邪魔してまいりました。
今日6月10日は、東日本大震災の発生からちょうど3カ月を数えます。日本とハワイおよび環太平洋の国々との文化交流をテーマにしたまつりインハワイには、毎年日本からも多くの方々が参加されますが、今年は日本から来られる方も、ハワイで迎える方も、さまざまな想いを抱えての開催となりました。
仙台のフラハラウ「フイレフア」もそんなグループのひとつ。ステージに立った10人のドレスの色柄が違うのは、震災の影響でおそろいのドレスを用意することができなかったため。日常生活すらままならない状況の中、ハワイ行きを決意したのは、「ハワイのみなさんに、お礼が言いたかったから」。Aloha For Japanをはじめハワイ各地で日本への復興支援が行われていることを知り、とても勇気づけられたという代表・設楽洋子さんのスピーチには、会場中から涙まじりの声援が飛びました。
また会場には、ハワイの栄えある音楽アワード「ナ・ホク・ハノハノ」の立役者であるパリさんや、ウクレレメーカー「コアロハ」のオーナー、オカミ夫妻(通称パパさん&ママさん)の姿も。震災で傷ついたみんなの心を勇気づけるためにパパさんが作詞した歌「NANDEMO DEKIRU(なんでもできる)」を、コアロハ・ファミリー&パリさんが演奏、熱唱。会場は温かくも力強い空気に包まれました。またレセプションの最後には、「なんでもできる」を会場にいる全員で合唱。その曲に合わせ、地元ハワイのフラダンサーといっしょに笑顔で踊る仙台フイレフアのみなさんの姿がとても印象的でした。
今日からスタートしたまつりインハワイ。11日(土)、12日(日)とワイキキ、アラモアナの各所でさまざまな催しが開かれます。仙台フイレフアのみなさんは、11日(土)は15:20〜出会いの広場(ロイヤル・ハワイアン・センター)、20:30〜クヒオビーチ・フラマウンド、12日(日)は12:55〜出会いの広場(ロイヤル・ハワイアン・センター)に出演予定です。ぜひ会場で温かい声援をおくってくださいね!
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