年末年始の休暇を利用して、ビッグアイランド(ハワイ島)に行ってきました! ハワイ島といえば、ハワイ8諸島の中でもいちばん若い島といわれ、活発に活動を続ける活火山「キラウエア火山」があることで有名です。キラウエア火山はいくつもの噴火口があるのですが、なかでも見どころとなっているのが、下の写真の「ハレマウマウ」。白い煙がもくもくと噴出しているのを間近に見ることができ、迫力たっぷり!
じつは2007年にもハレマウマウ火口に来たことがあるのですが、その時は煙もなく、クレーターのすぐ近くまで下りていくことができました。2008年に噴煙があって以来、立ち入り禁止となり、またクレーターを取り囲む道路「クレーター・リム・ドライブ」も、この展望台があるジャガー博物館より先は通行止めとなっています。
上の写真は、2007年当時のハレマウマウ火口です。こうしてクレーターのほうに下りていくことができました。火口のすぐ前にはお供えものがしてありますが、これはハレマウマウが火山の女神ペレの家といわれているため。ハレマウマウは、昔からペレの住む神聖な場所とされ、いまでも信仰の対象となっています。
ハレマウマウ火口を見物した後は、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードをドライブし、海岸を目指します。その名のとおり、道中のあちこちに火口やクレーターがあり、ドライブしているだけでアドベンチャー気分を味わえます。なかにはもくもくと白煙を上げている火口もあるのですが、その火口のすぐ近くには植物がたくましく溶岩から生えていたりして、自然の力強さに感動…。
このチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、溶岩の中に道路を作ったような感じで、道の両サイドは見渡す限りの溶岩大地が広がります。ある程度行くと視界が開け、海が見えてくるのですが、海のほうまですべて溶岩で埋め尽くされている姿は圧巻です。溶岩が海へと流れ、大地を形作っていく…ハワイ島は現在でも海へと流れ出す溶岩によって少しずつ面積を広げていると言われていますが、その理由が見てとれる光景に、地球の息吹を感じてこれまた感動…。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点には溶岩トレイルがあり、海まで出ることができます。切り立った溶岩の絶壁に波が打ちつける様子はこれまた迫力があり、おそろしくも美しい光景でした。ハレマウマウ火口からこの終点まで、およそ30分ぐらいのドライブ。ハワイ島に行く際は、ぜひここまで足を伸ばして、溶岩が作りだす絶景を体感してみてくださいね!
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