先日、ディリンハムにあるコアロハ・ウクレレの工場へ行ってきました。というのも、日本から来た中学生がハワイ現地の中学生と文化交流のために集う…という催しが行われると聞いたからです。
日本からやって来たのは愛媛県宇和島南中学の生徒たち。そのグループを迎えたのが、ヌウアヌ地区にあるカワナナコア中学の子どもたちです。この2校は、2001年に起きた「えひめ丸」の事故以来、お互いの親交を深めてきた姉妹校なんだそう。ここ数年はお互いの学校を訪問しあい、生徒の家にホームステイしたり、一緒にハイキングしたり、タロ畑へピクニックに行ったりと、しっかり絆を深めてきているのです。
そして今回、初めてコアロハ・ウクレレがこの交流をサポートすることになり、ワークショップやバーベキューなどのアクティビティが行われたのです。明るく話術も巧みなコアロハのスタッフが中心となり日本語と英語が飛び交うワークショップは大盛況。取り組む両校の生徒の顔は、みんな真剣。でも、とっても楽しそうでした!
コアロハのみなさんはもちろん、引率の先生たちやファミリーなど、いろいろな人の力が集まって実現するこういった交流は、本当にすばらしいですよね。
「日本とハワイの中学生同士、言葉を越えて通じ合うものがきっとあったはず。来年の春には、ハワイの子どもたちが宇和島を訪れる予定です。お互いにとっていい経験になるといいですね」と、カワナナコア中学のジェイセン先生もおっしゃっていました。
それにしても、コアロハの工場は、いつもすてきな笑顔に満ちあふれていて、何度おじゃましても幸せな気持ちにさせてくれます。上の写真は、コアロハのオーナー夫人、通称ママさん。とてもやさしくて、工場みんなのお母さんみたいな方です。コアロハでは旅行者向けの工場見学なども行っています。機会があったらこの温かい工場で、ハワイのアロハを感じてみてはいかがですか?
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!