※都レストランは閉店しました。（2020年9月現在）

アロハ！ユカリンです。
ワイキキの東側、ダイヤモンドヘッドの麓にある日系ホテル「ニュー・オータニ・カイマナ・ビーチ・ホテル」。このホテルの2階、海が目の前という絶景ロケーションに、ハワイのロコが大好きな本格和食レストラン「都レストラン」があります。このたび総料理長が新しくなり、お料理も一変したとのこと。これは突撃しなくては～！

　見てください、この絶景！ レストランに入ったら真正面に海がどーん！ です。なんという贅沢なロケーションなのでしょう。夕方になれば極上サンセットがみられるに違いありません！

　そうなんです、メインフロア以外にラナイには3卓限定でこんなカバナ（屋外テラス）席があるのですよー！ ここでお食事をするにはもちろん予約が必須です。1卓に2～5名まで座ることができて、予約は1カ月前から受け付けてくれるのだそうです。人気席なので、予約はお早めに。

　カバナ席に座るには、ひとりにつきお料理$30以上のオーダーが必要ですが、金曜日には花火を鑑賞することもできるし、何と言ってもサンセット...。ゴージャスなハワイのサンセットを目の前で見ながらお食事が楽しめるんですもの、お安いものです！

　さて、こちらが日本のホテル・ニュー・オータニ東京からやってきた、都レストランの新しい総料理長、桑原新太郎さん。ご実家がお寿司屋さんをやっていたということで、幼少の頃から料理には興味があったんだそう。高校生の時に料理の道に進むことを決めて以来、日本料理一筋の料理人です。

　今回、料理長が新しくなったことにより、メニューの内容を見直し、桑原料理長ならではのメニューが仲間入りしたとのこと。さっそくその中から2品をいただいてみました。

　まずは、ハワイの海で獲れた新鮮なマグロを使ったポケ。たくさんのオゴ（ハワイで獲れる海藻）とオニオン、ワカメが入っていてまるでサラダ感覚でいただける一品ですね。オゴのゴリっとした歯ごたえとシャキっとしたオニオンスライスが、フレッシュなアヒと相性抜群です！ ロコの人たちの好みに合わせて少し濃いめの味付けにしているとのことで、これがまたお酒のつまみや白いご飯にぴったり。おいしいよ～♪

　続いて、シェフが「イチオシなんですよ！」と紹介してくれた「ポン酢すき焼き（$28.00）」。これは、一般的なすき焼きのように割り下でいただくのではなく、さっぱりとした特製ポン酢ソース味のスペシャルすき焼きなのです。

　ひとり用サイズなので、ちょっと小さめかな？と思ったけれど、これが意外と十分なサイズ。ビーフをたっぷりの大根おろしでいただくという、新しいすき焼きとの出会いに感激。あ、ポン酢ソースと言っても決して酸っぱいわけじゃないんです。一般的なすき焼きの割り下と足して2で割ったような...そんなお味。まろやか＆サッパリで、全然くどくないからどんどん食べられちゃう～。

　「アラカルト以外に〈月替わり会席（$48）※カマアイナ割引あり〉を楽しみにしていらっしゃるリピーターのお客様がとても多いのには驚きました。日本からのお客様はもちろんのこと、ローカルの方にも喜んでいただけるよう、ハワイで獲れる魚介類や野菜を使った煮物や蒸し物など、季節の食材や気温に合わせてベストな調理法でメニューをご用意しています。鴨の治部煮などはとくに人気なんですよ」と総料理長の桑原さん。

安全上の理由でカバナ席では鍋料理を提供することができないとのことなので、メインフロアで食事をする時は鍋料理、カバナ席で食事をする時は、月替わり会席をいただく、というふうに使い分けるといいですね。あ、そういえばメニューには大好物の湯葉のお刺身もあったし、今度はお友だちみんなで行かなくちゃ。

みなさんもワイキキの絶景を眺めながら、都レストランで本格的な和食を満喫してみませんか？