アロハ！ユカリンです。
　みなさんはハワイでお気に入りのショーはありますか？ミーハーな私のハートをつかんで離さないのは、「レジェンズ」のショー。マドンナやマイケル・ジャクソンなど80年代にヒットした曲のほか、懐かしいエルビスやスティーブン・タイラーのショーが次々と再現され、夢の世界が繰り広げられるのです。ラスベガスでも有名なレジェンド・イン・コンサートが、ハワイ向けに特別に創作したショー「レジェンド・ロック・ア・フラ」がワイキキに登場してから約1年。その1周年を記念し、新たなエンターテイナーが加わってパワーアップしたとの情報を入手。さっそく会いに行ってきました！

　ロイヤル・ハワイアン・センターB館4階「ロイヤルハワイアンシアター」に入ってすぐのところにあるのは、アメリカンな雰囲気がムンムンのバー。ここでまずはハワイアン・カクテルをいただいてで気分を盛り上げます。バーのすぐ横にはロゴ・ショップも併設しているので、おみやげをゲットするのもお忘れなく。

　「レジェンド・ロック・ア・フラ」というスペシャルなショーの出演者として選ばれたオールスター・キャストたちが、ステージ前にリラックスする特別な部屋がこのグリーンルーム。いくつかあるパッケージの中でも最上級となる「グリーンルーム・ディナー＆ショー」のパッケージを選ぶと、グリーンルームの中でスターたちに会えたり、ハワイアン・ププをいただきながらリラックスしたり、ラスベガス仕込みのショーの舞台裏見学ができるバックステージ・ツアーも体験することができるんですよ。

　そして、このグリーンルームディナー＆ショー（$180：大人のみ参加可）とステージサイドVIPディナー＆ショー（大人：$145、子ども：$87）のお食事は、豪華4コースディナー。大ぶりのメイン・ロブスターの半身一匹がどーん！身が大きくぷりっぷり。サイドにはハワイ産のフレッシュな若摘みグリーンサラダがたっぷり。パッションフルーツのシャンパンドレッシングがまたおいしーい！

　ロブスターだけでもすごいのに続いてサーブされたのは、テンダーロイン・ステーキ＆グリルド・サーモン！ステーキはさすがテンダーロインというだけあって柔らかく、ソースが濃厚って絶品。味の秘密を伺ったところ、なんと！ソースにフォアグラを使用しているとのこと。なるほど～！しかもこのソースは3日間もかけて出来上がるんですって。

　そして驚くのは、付け合わせのマッシュドポテト。ひとくち食べたらその味、香りにう～っとり。はい、黒トリュフ入りなのです。すごくないですか？ディナーショーのお食事でこのクオリティですよ、すばらしいですね！ 味はもちろん言うことなしです～。さらにデザートには、ほんのり温かいチョコレートケーキとマカダミアナッツ・アイスクリームが。アイスにはラズベリー・ソースがとろ～り。温かいケーキに冷たいアイスクリームの組み合わせ！スイーツ好きにはたまりませんね～。

　さて、お待たせしました！あまりにお食事がおいしかったので、グルメレポートになってしまうところでした（笑）。今回の目玉はこちらです！ いきなり宙づりで登場というパフォーマンスを見せてくれたのは、エアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラー！ 宙を舞うスティーブンが近づいてくると、そのソックリさに会場がどよめきます。

　見てください！ まるでご本人が登場したかのようですよね？見た目はもちろん、歌、踊り、動き、どれもこれもがそのまんまスティーブン・タイラーですっ。実は、とくにファンではなかったはずの私ですが、すっかり夢中。恋しちゃいました。

　続いてマドンナの登場です。こちらもすごいですよ、本格的！鍛えられた筋肉が美しいのなんのって。マテリアルガールを歌うときの妖艶さ、ヴォーグを歌うときのシャープさ、まさにマドンナそのもの！この曲が流行っていたあの頃が思わずフラッシュバックしてしまいます。あぁ、私の青春～～。マドンナが大好きな私にはたまらなく幸せなひとときでした。もっと聴いていたいー。

　そして、ハワイとは縁が深いスーパーヒーロー、エルビスがブルーハワイをはじめ、往年のヒットソングを歌うと、観客からは絶叫ともいえる声がステージへと投げかけられます。まるでエルビス本人がそこにいるかのような歌声に、会場にいる老若男女すべての人がすっかり夢中。ショーの途中でエルビスは、ステージを降りて会場にいる観客席に乱入！ 握手をしたり、汗を拭いたトレードマークのスカーフをプレゼントしたりと、ファンサービスをしてくれるのです。これには会場も大盛り上がり！

　このショーのすごいところは、キャストたちはもちろんのこと、キャストたちを盛り上げるダンサーたち。ハワイアン、タヒチアンをはじめ、それぞれのパフォーマーたちと繰り広げるエンターテインメイント・ワールドは、最初から最後まで息をつく間もなく繰り広げられます。このダンサーたちの踊りがあってこその「レジェンド・ロック・ア・フラ」なのですね！本当に圧巻ですよー。

　全員すばらしかったけれど、やっぱり一番の人気ものだったのは、あまりにも衝撃的な登場シーンを披露してくれたスティーブン・タイラー。彼が本人ではないというのが、にわか信じられないほどソックリで、キツネにでもつままれているような気分。この衣装を身に着けていなくても、普段から間違われるそうですよ。でも...納得ですよね！ショーが終わってからも出演者の方々とこんな風に記念撮影が楽しめちゃいます。憧れのスターと2ショット写真が撮れちゃうなんて、もう夢の中にいるみたい...。し～あ～わ～せ～♪

　いかがでしたか？ワイキキに再登場して1年が過ぎ、さらにパワーアップしたレジェンズ・イン・ワイキキ・コンサート「レジェンド・ロック・ア・フラ」。エンターテインメントの本場、ラスベガスからやってきた大興奮のショーをあなたもぜひ体感してみませんか？