素敵!人生を変える「日記のような家」
ハワイには「素敵な暮らし」のヒントとなる場所、ホテル、邸宅、歴史建造物などがたくさん。さあ「夢を叶えてくれる素敵な家」を作りましょう!
公開日:2013.02.07
更新日:2017.06.14
アロハ!永田広美です。
2013年のアロハ風水は、これまでの連載を通して共有させていただいてきた風水学や住環境学のメソードを、実際にご自分の住まいのインテリアにも取り入れて「素敵な家での素敵な暮らし」を満喫していただくことにフォーカスしていきます。
皆様の大好きなハワイには、「素敵な暮らし」のヒントとなる場所、ホテル、邸宅、歴史建造物などがたくさん。インテリアや家具の選び方、セッティングのアイデアなどを収集して、さらにランクアップさせた本格的なハワイアンリビングを楽しむことで、あなただけの「夢を叶えてくれる素敵な家」を作っていきましょう。
素敵な家に住む
だれもが当たり前に望んでいることのようですが、「素敵な家に住む」とは行動的に深い意味があり、人生の目標達成につながるパワーが隠されているのです。
風水学、住環境学は右脳に働きかけます!右脳すなわち潜在意識に、どストレートに刺激を与えるパワーツールだと思っていただいてもよろしいかと。さらに、夢や目標の達成の90%が潜在意識の力によるものですから、「住居」はパワーツールそのものにも成り得るのです。そうなったら、使わない手はない!ですよね?
良くありがちな考え方ですが「素敵な家に住めるようになるために、今は少々汚くて乱雑な住まいでも我慢して頑張る!」というのが、実は一番の遠回りなのです!アブナイ、アブナイ!「素敵な家」とは高級物件や高級インテリア、インテリア雑誌のコピーのような住まいではありません。「素敵な家に住む」とは"意識も持って行う毎日の行動"のことなのです。
その最初のポイントは、
自分と家(住空間)が相思相愛である
お手本ホーム シャングリラ@ダイヤモンドヘッド
家と居住人が相思相愛とはどういうものなのかを体感するなら、是非、一度訪ねてみてください。「住まいを楽園にする」のコンセプトが感覚として体験できる場所です。
シャングリラは、イスラム芸術に傾倒していたデュークさんが、世界中を自ら旅して買い付け、取り寄せ、オークションで競り落とし、と集めに集めた美術品や調度品が、本格的なイスラム様式建築の豪邸の中に納められ、ダイヤモンドヘッドの美しい風景の中に見事に溶け込んでいます。それでもあくまで個人宅、美術館ではありません。デュークさんは博物館を作ろうとしてシャングリラを作ったわけではなく、「大好きなものに囲まれていると幸せを感じる。その幸せ感を大好きな人たちと共有する」というピュアな想い。説明のコメントにも「彼女は"自分を心地良くしてくれるモノやコト"で住環境を創りあげていた」とあり、それはまさに風水、住環境学、住育の基礎。右脳のワクワクで住まいを創り上げたということですね!シャングリラは「住まいを楽園にする」のコンセプトを感覚として体験できる場所なのです。
シャングリラの美術的な説明はシャングリラの公式HP http://www.shangrilahawaii.org にお任せすることにして、アロハ風水では、家と住人がシンクロした相思相愛ぶりにフォーカスします。これぞ、今までも連載でご紹介していた「運を高める速攻法則」の
のお手本中のお手本です。
建造物、調度品や美術品が素晴らしいのはもちろんですが、特筆すべきは何よりも「ドリス・デュークさんってこんな人」と家が語っていること。これは家と住人がシンクロしている証拠。彼女はシャングリラに住んでいる間中、内装や家具や調度品だけでなく、ときには芸術品そのものの壁ごと移動させたりして、手を加え続けていたそうで、愛するシャングリラのプロジェクトは常に継続中だったそうです。彼女の心や気分が変化するそのままに寄り添いシンクロしていった家。これが、相思相愛の家です。家(住まい)は住環境エネルギーとして、住人とともに成長し進化することができるのです。今、住んでいる家に感謝と愛情を持つこと、これは持ち家、賃貸、仮住まい、どんな住まいの状況でも、すぐにできるスーパー風水対策です。
ツアー前にホノルル・アカデミー・オブ・アーツで観たビデオの中でとても印象深い言葉がありました。それは、
人は日記に想いを書き残すけれど
ドリスは家(シャングリラ)に想いを書き残した
究極の風水ホームスタイリングです!
とにかく素敵なシャングリラ!ハワイの風景、雰囲気とのマッチングの素晴らしさは必見です。それでは、ダイヤモンドヘッドのシャングリラのイメージを自分の家の中に再現するにはどんなことができるでしょう?莫大な資産を使ってデュークさんに負けないほどの買い付けをしていただいても結構ですが(!)、お金をかけずに柔軟性とクリエイティビティとトンチで楽しんでいくこともアリですね。私の場合、住環境のお手本となるものを見たときには、何でもとにかくメモを取る、写真(シャングリラの屋内は撮影禁止です!)を撮る!を習慣にしています。
シャングリラでは、どの部分が一番自分に刺激とワクワク感を与えてくれたのか、自分の家がこんなだったらいいな、と感じたことをそこからキチンとリストアップしていきましょう。
例:ゴージャス感:豊かさという感覚に直結していたものは何だったか
カラーコントラスト:特にピンと来たカラーは何だったか
落ち着き感:家具の配置、種類、高さ...
ワクワク感:何に一番ワクワクしたか
リストアップできたら、自分バージョンで、予算や入手状況などで何が再現可能かを想像していきます。イスラムの美術品を手に入れなくてもできることはたくさんあります。たとえば、個人的に気に入ったのは、"ゴールドとターコイズブルーの組み合わせ"で心地良いゴージャス感を感じました。さらにはカラフルなタイル使いも!という風にカラーコーディネーションや、小物使いのヒントをいただくのです。
海や青空の雰囲気を感じるカラーと言えば、ターコイズブルー。地中海カラーのイメージが強いかも知れませんが、シャングリラに学ぶ今回のお手本として、ハワイの美しさに繋がるカラーを上手に取り入れることで、「ハワイの海を青空」のイメージの再現を楽しんでみましょう。
カラーコンビネーションのイメージ、素材のイメージ、自由自在に「自分風」を作り出してみましょう!
シャングリラのリビングルームでは、国宝級の調度品が絢爛豪華に配された大きな部屋の中心に...思わず、「あれ?」というものが置かれていました。そこには、イスラムのアンティーク家具でははく、1960年代の当時のモダンインテリア、コーデュロイ地の大型ソファが!座り心地が良くて、友だちがたくさん座れて楽しく時間が過ごせて、と暮らしの目的に合っていれば当時の流行の最先端のコーデュロイ地のソファだってポンと置いてしまう自由さには脱帽。しかし、そこにもイスラム文化をイメージさせるターコイズブルー、オレンジ色、ゴールドなどのタイシルクのクッションを絡ませることで、家全体の雰囲気の中に何なく溶け込ませていました。このカラーコーディネーションは「いただき!」ですね。
生活空間にカラーを足してたしていくときには、クッション類や小物が大活躍、インパクトのあるアクセントになります。ビビッドなオレンジや黄色味の強いゴールドを組み合わせるとエキゾチック感が出ますね。ターコイズブルーはグレーとの組み合わせもおすすめです。全部同色同形のものでそろえずに、色や形で変化を出すと、家の中のエネルギーの流れも活性化され、風水効果が高まります。
好きなもの、心地よいと感じるもの、ワクワクするもの、ひとつひとつに感謝を感じながら一緒に生活していきましょう。「素敵な家でも素敵な暮らし」は必ず私たちを幸せにしてくれ...いえいえ、幸せな毎日を一緒に楽しんでくれる親友になってくれますよ!
それでは、次回も「ハワイのお手本ホーム」をご紹介していきます。お楽しみに!
料金:$25(参加年齢は12歳以上)
所要時間:約2時間半
電話予約:808-532-3853
HP:http://www.shangrilahawaii.org
http://honolulumuseum.org
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