幼い頃から弾き続けていたウクレレの音色にアイランドミュージックを融合。オリジナリティあふれる癒しのサウンドが日本で人気急上昇！ ホノルルフェスティバルのテーマ曲を手がけるなど、ハワイでの活躍も目覚しい20才の平井 大さんと、ともに活動するハワイ出身のシンガーAlexxxがアロハストリート編集部へ遊びに来てくださいました。というわけで、今大注目のお二人にインタビューしました！

アロハストリート（今アロハ）：平井 大さん、アロハ〜！ようこそハワイへ。

平井 大：アロハ！大好きなハワイにまた来られてうれしいです。今年も3月に行われたホノルルフェスティバルで、ロコミュージシャンのAlexxxと一緒にライブができて幸せでした。実はこのところ、1年の最初のライブはホノルルフェスティバルなんですよね。ハワイのステージから1年がスタートするって、本当にうれしいです。

アロハ：毎年3月に行われるハワイの大イベント、ホノルルフェスティバルのテーマ曲を手がけられたんですよね。

平井 大：そう、最初に携わったのは2010年でしたね。もう3年前かあ。テーマ曲の制作を任せてもらって「One Love 〜パシフィック・ハーモニー〜」という曲を作ったんです。もちろん会場でも歌わせてもらいました。実は、シンガーソングライターとして実際に作った曲はこれが初めて、そしてオフィシャルに人前で歌った自作の曲っていうのも「One Love」が最初だったんです。高校を卒業するタイミングだったし、すごく心に残ってる。今、一緒に活動しているAlexxxと出会ったのもホノルルフェスティバル。僕にとってはすごく大きな意味を持つイベントなんです。

アロハ：去年のホノフェスでは、ジェイク・シマブクロさんの呼びかけで実現したチャリティライブにも参加されましたね。

平井 大：そうですね。まさに震災直後のイベントだったということで、いろいろな思いが心に残っています。チャリティライブに参加させてもらったのは本当に意義深いことだった。そしてあらためて、去年中止になった長岡の花火が今年のフェスティバルで盛大にあがったのも、感慨深かったです。

アロハ：ところでウクレレはいつ頃から弾いているのですか？

平井 大：3歳くらいのときからずっと。祖母が最初にプレゼントしてくれていつもそばにあったんで、おもちゃ替わりみたいな感覚で触ってました。ギターやサーフィンが大好きでハワイとの接点が多かった父の影響もあり、ごく自然にウクレレに接してましたね。そのままウクレレプレイヤーとして活動してきましたが、この3年で曲を作ったり歌を歌うようにもなり…。自分のスタイルは少しずつ変わってきたけど、ベースにはいつもウクレレがあるって思ってます。

アロハ：日本でも大きなフェスやワンマンライブなど、様々なステージに立って活躍の場を広げていますよね。去年はアロハヨコハマのイベントにも夏・冬連続で出場！

平井 大：ありがとうございます。いろんな人に自分の曲を聞いてもらって、思いを伝えられるのは本当にうれしいこと。ハワイ関連のイベントに参加して、ハワイ好きな人に僕の音楽を聴いてもらえるのもうれしいし、僕の曲を気に入ってくれてそこからハワイへ思いをつなげてもらえるのも幸せなことですね。

Alexxx：俺たちは音楽に対する想いが同じだし、こうして一緒に活動させてもらえるのはほんとにうれしいですね。なんかね、兄弟みたいな感じなんですよね。

アロハ：ちなみに、おふたりにとってハワイの魅力って？

平井 大：うーん。ハワイの空気や海、空、みんなのんびりしてて気持ちいいですよね。東京はみんなセカセカしてる（笑）。あと、人々も温かいでしょ？Alexxxみたいに（笑）。ハワイの自然とかやさしさから、いろんなインスピレーションを感じるんです。それを日本に持って帰って曲に乗せ、みんなに伝えていきたいと。僕の音楽は、ハワイを感じるウクレレとアイランドミュージックが融合したオリジナル。そこからハワイの「アロハ」な波動を伝えられたら…。そういう意味で、やっぱりハワイは僕の音楽のルーツであり第二のホームタウンなんです。ワンマンライブにはフラダンサーが来てくれたりしているので、ハワイのカルチャーとも深い所でつながりながら、これからの音楽活動を広げていきたいと思ってますね。

Alexxx：俺はハワイで生まれ育ったから、魅力っていっても難しいけど、やっぱりふるさととしてゆっくりできるのが良いところかな。帰ってくると、ほっとします。

アロハ：なるほど…。だからプロモーションビデオ（PV）の撮影もハワイが中心なんですね。

平井 大：そう。ハワイの空気感を伝えたいですからね。これまで日本で撮影したPVって一本だけなんですよ。あとは全部ハワイで。結構強行なスケジュールだったりするんだけど、ハワイだとがんばれちゃうしテンション上がるんです。合間にハワイならではのものを見たり食べたりできるし。あ、ノースショアのフリフリチキンがあれば、なんでもできちゃうかも！

アロハ：え？そんなにチキンがお好きなんですか？

平井 大：そう。大好き！日本でもレコーディングの時とかマネージャーがチキンを持ってきてくれる。それでがんばれるっていう（笑）。あんまり好きで、5月16日にリリースするアルバム「ALOHA」の中に「アイランド・チキン」っていう曲を入れちゃったくらいです。

アロハ：わー、ホントですか？（笑） ではその「ALOHA」について聞かせてください。まず、タイトルをALOHAにした理由から…。

平井 大：自分にとって初めてのフルアルバムということもあり、あらためて「こんにちは！」という想いを込めました。ALOHAってね、ハワイの人がとっても大切にしている言葉だと思うんです。挨拶にもよく使うし、誰もが知っている言葉だけど、本当はものすごく奥深い言葉。おはようもおやすみも、バイバイも愛してるも、みんなALOHA。そんないろんな意味をこのアルバムに込めたつもりです。もちろんこのアルバムのPVも、ハワイで撮影しました。ひとりでも多くの人に聞いてもらって、僕らの音楽を通じてみんながつながっていけたら幸せです。

アロハ：このアルバムにも、ALEXXXさんが参加されているんですよね？

Alexxx：はい、何曲か歌ってますね。

平井 大：「Island Queen」、「Island Princess」、「Angel~First Love~」の3曲はアレックスと一緒に演奏してます。一曲目の「ALOHA」でも彼がクールにシャウトしてるんで、ぜひ聞いて欲しいですね。それから、今回はちょっと意識的にウクレレのインストも長めに弾いてるので、そのアコースティックな音色も楽しんでもらえたらと思います。僕にとって思い入れの深い「For the Future」の2012版とか「祈り花」などの曲も入ってますよ。

アロハ：リリースが楽しみです！最後に、アロハストリート編集長もハワイから参加させていただいている、大人気のラジオ「Aloha Tuesday」についてお聞かせください。

平井 大：いやー、いつもハワイの情報をありがとうございます（笑）。毎週火曜FMヨコハマで22：00〜23：20にオンエアされている「YOKOHAMA RADIO APARTMENT　Aloha Tuesday」は、生放送のアロハいっぱいな番組です。ライブだからファンのみなさんとオンタイムで交流できる。メールやTwitterなど、ファンの方ひとりひとりとコミニュケーションがとれてうれしいし楽しいです。最初から最後まで、ハワイテンション全開。今後もバラエティーに富んだ内容にしていきたいと思ってるので、よろしくお願いします〜！

アロハ：私たちもハワイから、とびきりの情報を発信していきますね！

平井 大：ありがとうございます！それから、もうすぐライブツアーも行います。福岡、愛知、大阪、そして東京と、アロハいっぱいのライブをお届けしますので、ぜひ遊びに来てくださいね。スケジュールは下記の通りですっ！

アロハ：わー、楽しみですね。今日は本当にありがとうございました。

平井 大＆Alexxx：こちらこそ。ありがとうございました〜〜〜。ALOHA！