感激!ジェイクのマウイ島公演をレポート

感激!ジェイクのマウイ島公演をレポート

世界を飛び回るウクレレマスター、ジェイク・シマブクロさんのマウイ公演をレポート。3月のホノルル・フェスティバルでのチャリティライブも決定です!

公開日:2014.02.18

更新日:2017.06.14

極上!ジェイク通信 Aloha To You

 アロハ!みなさん。
 2月も後半となり、ハワイのお天気も盛り返してきました。真っ青な空が広がり、海も美しくキラキラ輝いています。

 我らがウクレレマスター、ジェイク・シマブクロさんは、新しいツアー「2014 UKE NATIONS TOUR」をスタートさせてまさに絶好調。2月8日(土)には、ハワイ・マウイ島にあるマウイ・アート&カルチャーセンター(MACC)でも公演を行いました。

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 MACCは、ジェイクがこれまで何度もライブを行っている会場。カフルイ空港の近くに位置する、とても美しくて広大なエンターテインメント施設です。1994年に完成、現在では年間約1,700ものイベントが行われているというMACC。その中でも、ジェイクの公演は人気が高く、今回ももちろんチケットはソールドアウト。地元マウイやオアフはもちろん、アメリカ本土などからも多くのファンが詰めかけていました。

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 MACCにはバラエティ豊かなホールや会場がいくつもあるのですが、今回ジェイクが演奏する場所は、約1年前のマウイ公演と同じ「キャッスル・シアター」。2階、3階のバルコニー席もある本格的なコンサートホールです。会場の前では、オフィシャルのツアーグッズも販売されていました。場内に入ると、コンサート直前特有の、なんとも言えない緊張感と期待感が全体を包んでいます。そんな中、満員のお客さんがドキドキしながら開演を待っていました。

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 開演時間の19:30、いよいよ静かにジェイクが登場です。大きな拍手の中、コンサートがスタートしました。今回のツアーでは、新しい試みもいろいろ。いつも愛用しているカマカのテナー・サイズのウクレレに加えて、バリトン・サイズの大きめなウクレレを演奏したり、ベース・プレイヤーとのセッションがあったり、去年までのライブとは違う魅力もいっぱいです。とくにバリトンウクレレでのパフォーマンスは大人っぽくてやさしくて、その音色はとても新鮮でした。

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 「この素晴らしい会場で僕が最初に演奏したのは、もう10年前のこと。その頃の僕は、メガネをかけて髪の毛もツンツンしてました(笑)。でもいつの間にか僕も結婚し、そして父親になったんだよね…」と感慨深そうに語りながら、ライブが進行していきます。エフェクターを使った迫力満点の演奏や、繊細でクラッシックなウクレレソロ、そしてベースとウクレレの絶妙な掛け合いなど構成もすばらしく、会場全体がジェイクの世界にぐいぐいと引き込まれていくのを感じました。

 最後は、会場全体がスタンディングオベーション! ハナ・ホウ(アンコール)の曲が終わっても、ホールの中は感動の余韻に満ちあふれていました。「ウクレレ一本であんなステージを魅せるなんて信じられない!」「ジェイク最高!」と、興奮冷めやらぬ雰囲気で話している人の姿があちこちに…。本当に、本当に、素晴らしかったです。

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 ライブの後にはサイン会も行われました。老若男女問わず多くのファンが長〜い列を作ります。遅い時間にも関わらず、小さな子どもたちもがんばって並んでいました。彼らが、ジェイクにサインしてもらったウクレレを大事そうに抱えて笑顔で帰っていく様子は、見ているだけでも幸せな気持ちになります。もちろんジェイクも、最後までパワー全開で応えます。あんなに激しかったステージの直後だというのに疲れも見せず、笑顔いっぱいでしたよ。

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 今回は、コンサート後にホールの外で地元アーティストの演奏を聴きながらのアフターパーティも開催されていました。星がキラキラ輝く夜空の下、ドリンクや食事を楽しみながらゆったりまったり。そんな大人な過ごし方ができるのも、MACCの魅力なのかもしれませんね。

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(写真提供:TOASTMAN INC)

 こちらが、今回のツアーに登場するベーシストのリッチ・グラス氏とのコラボレーションの様子。始まったばかりの「2014 UKE NATIONS TOUR」。これから、ますます楽しみですね!

★2014 UKE NATIONS TOURのスケジュールはこちら>>

 

■3月はホノルル・フェスティバルでチャリティライブ開催

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 毎年3月にハワイで行われる「ホノルル・フェスティバル」。今年は20周年記念という節目の年を迎えます。今から3年前、2011年3月11日に東日本大震災が起きたとき、ホノルル・フェスティバルとジェイクは、おそらく世界で一番早いと思われる「東日本大震災復興チャリティ・コンサート」を開催しました。

 あれから3年。ホノルル・フェスティバル20周年を機に、震災被害を風化させないために、また、今なお苦しむ被災地の復興を願って、再度同じ場所でチャリティ・コンサートを行うことになりました。同コンサートで集まった支援金は、東日本大震災および福島第一原発事故で被災した東北の子どもたちをハワイへ招待する活動を続けるNPOシニアライフ協会を通して「Rainbow For Japan Kids」へ寄付されます。

【ホノルル・フェスティバル20周年記念 〜東日本大震災から3年、
 復興支援チャリティ・コンサート with Jake Shimabukuro〜】

◎日時/3月9日(日)15:00〜16:00
◎場所/ワイキキ・ビーチ・ウォーク
◎ほか出演/ジョディ・カミサト&ウクレレ・キッズ
◎入場料/無料
◎寄付先/Rainbow For Japan Kids <www.rainbowforjapankids.com>

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★2011年ホノルル・フェスティバルのチャリティライブの様子はこちら>>

ジェイク・シマブクロ
(Jake Shimabukuro)

1976年11月3日生まれ/ハワイ州ホノルル出身。
4歳からウクレレを始め、1998年ピュア・ハートのメンバーとしてデビュー後、2002年ソロデビュー。ウクレレの特性を活かしながらロックやジャズ、ブルースなどのあらゆる音楽を取り込んだそのスタイルは、ハワイのみならず世界中のミュージック・シーンに大きな衝撃を与え続けている。

【公式サイト】
www.jakeshimabukuro.jp(日本語)
www.jakeshimabukuro.com
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