花と緑に出会う旅
花と緑をモチーフにしたアートやクラフト、伝説や生活習慣、カルチャーがわかるミニ知識など、身近なストーリーに写真やイラストを添えて、10のテーマをご紹介。
知るだけで、春のたびがぐんと楽しくなるかも!
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- 写真を撮りに行こう!花と緑に出会う旅
- 花と緑に出会う旅1 お花見に行こう
- 花と緑に出会う旅2 自然を歩こう
※3回に分けて、特集「花と緑に出会う旅」をウエブサイトにて掲載してきました。
1.特別な日には心からレイをプレゼント
誕生日、歓迎、送別、入学、卒業など、おめでたいことのすべてに欠かせない、ハワイの日常に溶け込んだアイテム。贈る人も、贈られる人も、満面の笑みで喜びを表現する。ハグをして右の頬にチュッとするのがロコの習慣だ。
2.半分のナウパカ同士を合わせると雨が降る
ナウパカは海と山の両方に咲く半分だけの花。山の花びらはか細く、海のは厚みがある。嫉妬した火の女神ペレによって引き裂かれた恋人たちの化身とか、ふたつの花を合わせると幸せな恋ができる、喜びの涙で雨が降るなど、いくつもの伝説が存在する。
3.花の香りのおみやげで楽園気分をいつまでも
花の香りのアイテムは、ハワイの思い出を魔法のように瞬時に蘇らせる力がある。ソープやキャンドル、ローションなど、さまざまな種類がギフトショップで手に入るので、爽やかな上質の香りを選びたい。プルメリアやピカケが人気。
4.ハワイアンネームがついた伝統植物
一般的にハワイの植物として知られるものでも外来種がほとんどなのが事実。ハワイ固有の場合にはハワイアン・ネームがついていることが多い。写真はパンノキとして知られるが、ハワイ名を「ウル」と言う。
5.ハワイ州花のハイビスカスは何色?
大きく華のある形が特徴的で、ハワイのアイコンのようによく使われる。写真の通り、州花は黄色が正解だ。街でよく見かけるのは、他に赤、ピンク、オレンジなどがある。ハワイ固有種の白いハイビスカスは山にしかない珍しい種類。
6.ハワイの花についてもっと知りたい!
今回のハワイ旅行をきっかけに、もっとハワイの花や緑のことを知りたいという方には、写真のユニークなガイド本や、近藤純夫さんの「ハワイBOXフラの本」「ハワイ・ガーデン」などがおすすめだ。
「ハワイ、花とキルトの散歩道」ダイヤモンド社刊 定価1500円
7.花を髪に挿すなら右?左?
ハワイの女性は、落ちているプルメリアをごく自然にスッと耳の上にさして飾っている。一般には左だと既婚、あるいは恋人がいますという印とか。粘土で作ったクラフトものも人気。大柄なハイビスカスはゴージャスな印象。
8.フラの女神への供え物を飾るパラパライ
繊細な葉の形が美しく、装飾用として使われることもあるパラパライ。ハワイのトレッキングコースや植物園で見かけるシダの一種だ。シダそのものは、暗めの湿地に行くといろいろな種類がしっとりと生えている。
9.お清めに使われる神聖な植物、ティ
庭や門の入口などに魔除けとして植えたり、葉でお清めの儀式を行う神聖な植物。ラッピングや皿として最適な殺菌作用を利用して、ラウラウなどの料理にも使われる。編んでスカート状にし、フラの衣装にもなっている。
10.ハワイアン・キルトは花と緑がモチーフ
カラフルなパターンでおみやげにも人気だが、デザインのモチーフとなっているのは自然に存在する花や植物なのだ。ひと針、ひと針、縫うごとに自然への感謝の気持ちでいっぱいになる癒しの行為として年々、愛好者が増えている。
特集のテーマにあったすてきな写真が取れたなら、ぜひ編集部にお送りください。優秀作品にはアロハストリート秋号よおびウエブサイトに掲載させていただくほか、デジカメなどの記念品をさしあげます。。※「花と緑に出会う旅編」は、応募を締め切らせていただきました。
【花と緑に出会う旅 連載記事】
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※アロハストリート2009春号に掲載した記事です。
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