サムとマカのホロホロおでかけ隊
エコで行こ!編 Part.1
- サム・モナハン
- バハマ生まれの陽気な南国男。高校留学で横浜に住んでいた経験あり。今も世界中を旅し続ける自由人。ハワイの自然とアートとビールが大好き。ひとり息子のマカと一緒に遊ぶのが一番のお仕事。
ア ロ ハ!!
ハワイのサム・モナハンとマカちゃんです。
今回はハワイについての話でもあるし、地球や未来にも関係ある話です。今回のホロホロで、僕とマカは「1日エコ」を実行!
- 4:00
- マカちゃんが目を覚ます。寒くてもヒーター使わずに、毛布をもっとかけてあげる。
- 5:30
- マカちゃんが暑がるので毛布をたたんで、扇風機をかけずに窓を開く。
- 7:00
- マカちゃんは元気に起きて「朝ご飯が食べたーい!」。僕は寝ぼけながら、階段を転びそうになって無事にキッチンへ行く。マカちゃんが何を食べたり飲んだりしたいのかが決まってから冷蔵庫を開く。
今日は楽な卵かけご飯とふりかけで、デザートはハワイの果物パパイヤ。朝ご飯を作りながら「パパいやだ」と言われて、僕はまだ寝ぼけて、卵かけご飯を間違えてるのかなと「何が嫌だ?」と聞いたら「パパいやだ」!何だと、こら?!だってパパイヤだから。朝から座布団が飛んで行く。
- 7:20
- 電気をつけずに、外の椅子にすわり、太陽の光で朝ご飯を食べる。残ったご飯は鳥にあげて、パパイヤの皮と種を庭の土に戻す。ゴミ箱を使わずに今日を過ごしたい。
- 8:00
- お皿洗う石けんは地球に優しいタイプ。だいたい地球にやさしい物は人間にもやさしいので、赤ちゃんや子どもにもやさしい。エコは地球のためと思われているけど、自分の健康のためでもあるのです。
- 8:30
- さて今日は何の遊びをするか決めよう!マカちゃんを疲れさせて昼寝にさせる遊びがいい。海かなー。電気を使わずに、波のエネルギーで疲れさせよう! ついでに近所の子どもたちをテレビゲームから離して、皆でビーチへ行こう。
- 9:00
- やっと皆に靴をはかせた。脱ぐな!今出るから。靴をはくのに5人の子どもがいると30分もかかる。スリッパは靴より作りやすいし、地球や時間にいいかも。地球がもっときれいになったら、裸足でお出かけがいいかも。
服は、遊んで汚れるので、みんなが今日着ているのは、古着。お兄ちゃんが着れなくなった服を弟に、そして最後は家の掃除に使うゾウキンにしよう。古い服で遊ぶと汚す事を気にせずに思いっきり遊べるよ!
- 9:01
- 家の鍵を閉めた瞬間に「トイレへ行きたい」と小さな声が聞こえた。トイレで余計なお水は使わず、子どもたちに「紙は木から出来ているんだよ」と説明すると、木がかわいそうだからと、タオルで手を乾かす。
- 9:30
- 皆がトイレへ行った後、今度はスリッパを履かせてホロホロしよう! ヘレ(行こう)・イ(へ)・カハカイ(砂浜)!
- 10:00
- 車を使わずに、散歩してビーチに到着。
- 10:00:02
- 子どもたちが服を全部脱いで、靴も飛ばして、海へ走って行く。家を出るのにあんなに時間がかかったのに、海へ入るのにスーパーマン並みのスピード。これ以上早かったら、飛んで行くな。
- 11:00
- 1時間おきに体に良い日焼け止めを子どもたちにつける。今日はマカちゃんは小さなウエットスーツを着ている。体が冷えないように、そして日焼け止めは少なめ(顔だけ)で済む。
今回のダジャレ 「パパいや」
※このコラムは、アロハストリート2009~2010年冬号に掲載された「サムとマカのホロホロおでかけ隊 / 第4回エコで行こ!」の全編レポート(ほぼ原文まま)です。ウエブサイトでは、3回にわけて全文を掲載しました。
エコで行こ編 Part.1 Part.2 >> Part.3 >>
【サムとマカのホロホロおでかけ隊 バックナンバー】
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