ハワイの文化は言葉に宿る ハワイ語を知ろう!
かつては文字を持たず、歌や踊りで伝えられたハワイ語。
古代ハワイアンの想いが込められた言葉を知ることで歴史や文化など、大切なことが見えてくるかも。
大好きなハワイをもっと理解するためにも、「ハワイ語」について、一緒に考えてみよう。
注:今回のハワイ語特集に関しては、ハワイ語の専門家、クムフラの方に監修、ご協力頂きました。
ただし、現在でもハワイ語にはさまざまな解釈があり、研究が続けられています。
※以降、5回に分けて、特集「ハワイ語を知ろう!」をウエブサイトにて掲載します。
◆Lesson1 クムフラに学ぶ「ハワイ語」の大切さ
◆Lesson2 ハワイ語に込められたハワイの人々の価値観を学ぶ
◆Lesson3 ハワイ語入門
◆Lesson4 フラの動きに見るハワイ語
◆Lesson5 日常に息づくハワイ語を学ぼう
Lesson3ハワイ語入門学ぼうハワイ語基礎口座
文字を持たなかったハワイの人々はフラやチャント(祈りの唄)を通して言葉を伝えてきた。文字の代わりに言葉を伝えてきたフラの動きは、ひとつひとつが意味を持っている。ジェスチャーが表す意味を知れば、そのフラが何を表しているかをより深く理解できるは ず。代表的なハンドモーション(手の動き)を紹介しよう。 |
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日常のあいさつから、愛する人への気持ちなど、様々な思いを表す大切な言葉。ハワイへ来て、一番耳にするであろう「アロハ」は、胸の前でゆっくりていねいに手を重ねて、その大切な気持ちを表現します。 | ||
風が吹く様子は両手を大きく動かして表現します。上の手をゆっくり回転させ、指先までしなやかに動かします。 | ||
手の平を上に向けて指をつぼめ、花(つぼみ)を表します。プアは「花」の意味ですが、子どもや子孫、愛するもの…などの意味もあるようです。 | ||
レインボーステイトと呼ばれるハワイ。 見るものを幸せにしてくれる…という美しい虹は、頭の上で両手を合わせ、橋の形を作って表現します。 |
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フラでは顔の横に両手を持っていく動作で目を表現。「マカ」は顔全体を表すハワイ語でもあります。ちなみに「見る」は「イケ('Ike)」です。 | ||
リリウオカラニ女王作詞の名曲「アロハ・オエ(さようなら、あなた)」のオエ。胸の辺りへ持ち上げた手をゆっくり前へ出して「あなた」を表現。右手だけを出す、両手を出すなど、バリエーションの多い動きです。 | ||
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フラを見よう!体験しよう! |
ハワイ語で「天国にふさわしい館」という意味を持つ「ハレクラニ」のレストランで見られる、夕陽をバックに行われる優雅なパフォーマンス。2人の元ミス・ハワイ、カノエ・ミラーさんとデビー・ナカネルアさんの優雅でやさしいフラを、カクテル片手に楽しんでみては。
ハウス・ウィズアウト・ア・キー場所: ハレクラニ内 |
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無料のフラショーはこちら「クヒオビーチ・トーチライティング&フラショー」(カラカウア通り芝生ステージにて毎週火・木・土・日曜18:30~19:30開催)や、「ロイヤル・ハワイアン・センター」、「ワイキキ・ビーチ・ウォーク」、「ワイキキ・ショッピング・プラザ」などでもバラエティに富んだフラショーを楽しめる。 |
※アロハストリート2010年春号に掲載した記事です。
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