ハワイのアートを盛り上げるロコアーティスト
ハワイのアートを盛り上げる、旬の若きロコアーティストをご紹介!
公開日:2011.01.11
更新日:2017.06.14
ハワイのアート界に、今新しい風が吹いています。その担い手は、独特の作風で世界を魅了する才能あふれるアーティストたち。ひと目で恋に落ちる作品を創り出す、人気の4人をご紹介します。
ノースショアの波とエコがトレードマーク
ついに東京にもギャラリーをオープンした、ハワイを代表する女性アーティストのひとり。波や鳥、花や木をモチーフに、独特のタッチでハワイの自然を描いています。
ノースショアに暮らし、自然に触れ、感じたままのエネルギーを描くことがとても楽しい、と言うヘザーさん。「日本でも、私がハワイで感じるエネルギーやパワーを同じように感じてもらえればうれしいです。ビルに囲まれた場所でも、私の作品があることでハワイの明るい日差しを思い出してもらえるように、これからも描き続けるわ」。
いつも形を変える波から、さまざまなインスピレーションを得るというへザーさん。エコバッグをはじめ、彼女の絵をモチーフにした小物も売り切れになるほどの人気ぶり。
Heather Brown
ヘザー・ブラウン
カリフォルニアで生まれ育ち、現在はノースショア在住。ハワイ大学でアートの学位を取得後、アーティストとして活躍。波や南国の花をモチーフにした独特の作風は、多くのファンを魅了している。
www.heatherbrownart.com
今までにないスタイルでノースの波を撮影
ノースショアの波とともに育ち、その魅力を今までにない手法でカメラに収めるクラークさん。その写真から感じるのは、生きている波の美しい姿。その作品は、ナショナル・ジオグラフィック誌にも掲載され、サーフィン界を中心にファンが広がっています。
「今年初めて日本へ行き、新島で波を撮影したけれど、気に入った写真が撮れたよ。これからもブラジルやオーストラリアなど、世界中を旅して、波が作る別世界をみなさんに紹介したい」。
大胆な構図、独自のスタイルで波を撮り続け、迫力ある写真が話題に。入門編としてポストカードやカレンダーなどもあるので、まずは気に入った景色や波の構図を見つけてくださいね。
Clark Little
クラーク・リトル
カリフォルニア生まれ、ハワイ育ち。プロサーファーとして活躍した後、カメラの道へ。水中でショアブレイク(波が割れる寸前)を撮る独自のスタイルが話題。
彗星の如く現れたニューフェイス
2009年のトリプルクラウンのポスターで一気に有名になったカットさんの描く絵は、どこか懐かしくもあり、新しくもあり。ビンテージを思わせるデザインと最新のグラフィック技術を駆使して作る作品は、今ハワイで1 番ホット。
「ハワイの鮮やかな色と人のあたたかさに魅了されて移り住み、ラッキーにもこんな機会に恵まれてとても幸せよ」グラフィックデザイナーとしての実力とセンスが生かされた絵には、ハワイのあたたかさが詰まっています。
キュートな女性がモチーフ。色使いもあたたかみがあり、ほっとする雰囲気が魅力です。
Kat Reeder
カット・リーダー
ペルーのリマで生まれ、フロリダで育つ。ワイアナエ在住。イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍し、ハワイでもその名が知られるように。
キャラクターグッズは日本でも大人気
のんびりとしたノースショアの空気に魅せられ、世界で1 番忙しいハリウッドの映像業界から移り住んだというスワンソンさん。彼の描くキャラクターは、小物や雑貨にもなり、日本でも大人気。
「それまでも描いていたけれど、ストレスから解放されて、すべてが変わったよ。ハワイに来てからは使う色も変わったしね」モデルの女性はロコにも日本人にも見えると話題ですが、みんなに元気を分けてくれるハッピーな絵は周りを明るくしてくれるはず。
鮮やかな色使いと健康的で元気あふれる女性が描かれたイラストが特徴。作品はウエブサイトから購入可能です。
マーク・スワンソン
南カリフォルニアで育ち、ハリウッドで長年アニメーションの仕事を手がけるが、2004 年にハワイ移住。トロピカルでエキゾチックな女の子をモチーフに、多くの作品を描き続けている。
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