コホラーたちがやってくる Part1
Alooooooooha! 秋(飽)ないハワイから冬のお知らせがあります!冬と言っても、世界と比べてわりと楽な時期です。
公開日:2011.02.06
更新日:2017.06.14
Alooooooooha! 秋(飽)ないハワイから冬のお知らせがあります!冬と言っても、世界と比べてわりと楽な時期です。
ハワイの夏が風に乗り南の国に流れて行き、北からの涼しい風が少しずつ強く吹き始めています。寒くなってもほぼほぼの寒さです。今までに一番寒い日(オアフ島)では15.5度でした。ハワイ島でマウナケア火山の天辺(4197メートル)で1979年の5月17日になんとマイナス11度に下がった事もあります。マウナケアでスキーやスノーボードを見た事もあります!
とはいえ、ほとんどのハワイは真冬でも18度~25度でわりと気持良い温度です。ハワイの冬は夏と数度しか変わらないけれど風が強くなったり、雨が多少多くなったり、島の北海岸にめちゃくちゃ大きい波が襲ったりします。そのほかに冬になりかけている寒い場所からいろんな観光客が遊びに来ます。
冬休みでハワイに訪ねる一番重いお客様は、北極で夏休み間にいっぱいプランクトンやクリル海老を食べてハワイまで子供を産みに来るハンプバックホエール(ザトウ鯨)です。
ザトウ鯨はだいたい11月から4月までハワイへ遊びに来ます。彼らは、間違いなく一番大きい観光客ですが、一番多く食べる観光客ではありません。実はハワイに来るザトウ鯨はこの島にいる間は食べないのです。赤ちゃんは母のミルク以外に何も食べません!
ザトウ鯨は世界で三つの家族がいます。太平洋の北極ファミリー、太平洋の南極ファミリーと大西洋ファミリーがいて、家族によって歌う音楽が違います。ザトウ鯨の大人の男だけが歌うそうで、温かい海でしか歌わないです。寒い海で食べ物を見つけるために音は出していますが温かい海で一時間以上歌う事もあります。
クジラは、私たち人間に聞こえない低い声でも歌います。なんと綺麗な響き!実際に海に入って聞くと、お水が耳穴をふさいで、音は右か左か前か後ろかわからない中で頭の中心から聞こえている気分です。海に入っている人間は25キロメートル離れていてもホエールソングが聞こえます。水面から深く行くほど綺麗に聞こえます。
ザトウ鯨同士は150キロメートル以上離れていても聞こえるそうで、低い声で歌うシロナガス鯨は1500キロメートル以上で会話ができます!考えてみると人間の体はほとんどお水で出来て、海で聞こえるホエールソングは耳だけではなく体で感じる物です。
ある日、私は海でスモグリをしていたら鯨が僕のすぐ下に泳いで「ブォオー」と耳でギリギリ聞こえない低い声を出して僕の体がぶるぶるしびれた!お腹の中と肺の中にもぶるぶるしました!
コホラーたちがやってくる Part2へ続く>>
※このコラムは、アロハストリート2010~2011年年冬号に掲載された「サムとマカのホロホロおでかけ隊/第8回「コホラーたちがやってくる」の全編レポート(ほぼ原文まま)です。ウエブサイトでは、2回にわけて全文を掲載します。
【サムとマカのホロホロおでかけ隊 バックナンバー】
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