ハワイに来たら、一度は体験したいもののひとつが「ルアウショー」ですよね。ルアウとはハワイ語で「宴」を意味しますが、現代風にアレンジされたルアウショーは、美しいフラや迫力満点のポリネシアンダンスなどのステージを、食事といっしょに楽しめるエンターテインメントです。なかでも連日満員御礼となっているのが、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチリゾートで開催中のワイキキ・スターライト・ルアウ。その人気の秘密を、リサといっしょに体験してきましたよ〜!
会場となるのは、広大な敷地を誇るヒルトン・ハワイアン・ビレッジの中の、これまた広大なオープンエア・テラス。客席は、日本だけでなく世界各国の旅行者の姿で満員です。席に着くと、ステージでは今夜のルアウショーの始まりを告げるホラ貝が威勢よく吹かれます。続いて、陽気なMCのリードで客席から3名が壇上に呼ばれ、誰が一番上手にホラ貝を吹けるかのコンテストがスタート。私たちのテーブルからも、男性が1人呼ばれてホラ貝吹きに果敢に挑戦しました! コンテストの結果はというと、別の男性が勝利したのですが、みんな自分の近くから選ばれた人を応援して会場は大いに盛り上がりました。
ホラ貝ショーが終わると、ビュッフェ・ディナーの準備が整った合図が。席ごとに誘導され、食事を取りに向かいます。気になるメニューは…さすがヒルトン、とっても豪華です! シェフがその場で切り分けてくれるローストビーフや、カルアピッグなどの伝統ハワイアン、巻き寿司、新鮮でジューシーなフルーツやサラダなどなど、和洋中ハと色とりどりのメニューがずらり。全部食べたいものばかりで、あっという間にプレートが山盛りになってしまいます。
こちらは生マグロを使ったハワイのローカルフード、ポケです。そのほかタロイモをペースト状にした伝統料理のポイもありました。ハワイならではのこうしたメニューは、なかなか味わう機会が少ないもの。それがビュッフェで好きなだけ堪能できるなんて、お得ですよね。
欲張りすぎな私たちのプレートをご覧あれ! 写真の左下にはケーキまで見えていますね。マイタイなどのトロピカルカクテルやビールなどのアルコール類もオーダーできるので、満足感たっぷりです。は〜お腹がはちきれそう…(笑)。
食いしん坊な私たちのお腹が満たされた頃、タイミング良く陽も暮れてきて、いよいよステージのスタートです。生バンドの演奏をバックに、華やかな伝統衣装を身にまとったダンサーたちが舞台に上がると、会場の視線は釘付けに。
ステージでは入れ替わり立ち替わり、次々とさまざまなダンスショーが繰り広げられていきます。こちらは、ウリウリという伝統楽器を手に踊るフラのステージ。ティの葉を編んだグラススカートがなんともハワイ感たっぷり!
ハワイに限らず、環太平洋の伝統的なダンスが披露されるのも、このワイキキ・スターライト・ルアウの人気の秘密。こちらはニュージーランドのマオリ族に伝わるダンスで、ポイというボール状の道具を使って踊ります。くるくると器用にポイを操るさまは、まるでジャグリングのようです。
キュートで可憐な女性ダンサーだけでなく、勇壮な男性ダンサーもたくさん登場します。とくに息をのむのが、マオリ族の戦いのダンス。ラグビーのニュージーランド代表が試合前に行うダンスとしても有名ですが、目の前で見ると、その鬼気迫る雰囲気に圧倒されてしまいます。
フィナーレを飾るのは、大興奮のファイヤーダンス! 4人の男性ダンサーがたいまつを持ってステージへ上がると、その熱さは客席まで伝わってくるほど。メラメラと燃える炎を恐れることなく、たいまつをバトンのように振り回したり、殺陣を演じてみたり、炎を舐めるなんて荒技も!
最後は4人でやぐらを組んでのファイヤーダンスを披露! その息のぴったり合ったダンスに、日頃どれだけの訓練を積んでいるかが思い知らされます。まばたきもできないほどのエキサイティングなショーは、ドキドキハラハラ、大興奮間違いなし! じつは私は2年ほど前にもワイキキ・スターライト・ルアウを体験しているのですが、何度見ても新鮮で、思わず歓声を上げてしまうほどステージにのめりこんでしまいました。
楽しかったステージも、いよいよ終わり。帰る途中の廊下でダンサーたちと記念写真を撮り、会場を後にする観客たちの顔はみんなキラキラ笑顔です。私たちも「フラがきれいだったね〜」「男性ダンサーがセクシーだった!」と話しながら、興奮冷めやらぬ状態で家路についたのでした。ホテルの豪華ビュッフェディナーと充実のショーが一度に満喫できるワイキキ・スターライト・ルアウ、ぜひみなさんもその感動を生で体感してみてくださいね!
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