青く透き通る美しい海、次々と開発が進むリゾートに、世界の注目が集まるオアフ島西海岸、コオリナ地区。なかでも2011年8月にオープンしたアウラニ・ディズニー・リゾート＆スパ コオリナ・ハワイは、旅行者はもちろん、ハワイに住むローカル、そして全世界のディズニーファンにとって憧れの場所となっています。コバルトブルーのラグーンに囲まれた広大な敷地内は、ディズニーならではの遊び心がたっぷり詰まったワンダーランド。そのほとんどが宿泊ゲストだけに許された特別体験となっているのです。今回、アロハストリートが特別にその内部に潜入！ アウラニ・ディズニー・リゾートの魅力を大特集でご紹介します！

アウラニ・ディズニー・リゾート大特集
第1回「ロビー＆ゲストルーム編」

　エントランスをくぐると、そこはもう別世界。やさしい笑顔あふれるスタッフさんが、フラワーレイとともに出迎えてくれます。予約の名前（渡辺ヨリエ）を告げると、「ようこそ、渡辺オハナ」とスタッフさん。オハナとはハワイ語で家族という意味ですが、それ以降、ロビーへの誘導やチェックインなどなど、「渡辺オハナ、こちらへどうぞ」「よい一日を、渡辺オハナ」と、どのスタッフさんも私たちをオハナと呼んで歓迎してくれます。ディズニーならではの温かいホスピタリティに、出だしから感激でメロメロです〜。

　エントランスには、フルーツウォーターのリフレッシュメントが用意されています。このウォーターサーバー、何か気づくことはないですか？ そう、オレンジとライムがミッキーになっているのです！ こうした、さりげない気配りにもディズニーらしさがあふれていますよね。

　ハワイのカヌー小屋をイメージして設計されたエントランスには、随所にハワイの伝統様式や、ローカルアーティストによる作品が取り入れられています。ロビーには専門のガイドさんがいて、ひとつひとつに込められた意味やストーリーを説明してくれます。この木製彫刻は、ハワイの神々と動植物などの自然を表したローカルアーティストの作品。そのユーモラスな表情は、どこかディズニー映画を彷彿とさせますよね。

　ロビーにある明かり取りの大きな窓には、ハワイの伝統的な模様が。ロビーは山側から入り、海側へと抜けるように建っているのですが、海側と山側では違う模様が描かれています。上の写真は、海側に面した窓。波や海中をイメージしたモチーフになっているのがわかるでしょうか？ 山側の窓には山や大地のモチーフがかたどられていました。これらは古くからハワイに伝わるデザインで、家のインテリアや衣服などの生活用品、タトゥーにも用いられているんですよね。

　そのほかロビーには、古代ハワイの生活を描いた壁画をはじめ、ランプには木製の器「ウメケ」が使われていたり、王族を象徴する鳥の羽飾りがついたポール「カヒリ」が飾ってあったりと、まるでミュージアムのよう。ただ伝統的なモチーフを並べているのではなく、そこにモダンなセンスと、ディズニーならではの物語性を融合させているのがすばらしいです。入り口からこのクオリティ…これから始まるリゾートでのジャーニーに胸が高鳴ります！

　ロビーを抜け、客室棟へと向かいます。その途中にも、お楽しみがいっぱい！ ハワイの伝統的なパターンを模した壁紙には、どこかにミッキーが隠れているのです。よーく見てくださいね…さて、見つかりましたか？

ハワイ感あふれるゲストルームにも
隠れミッキーがいっぱい！

　ジャーン！　憧れのアウラニ・ディズニーのゲストルームです。こちらはスタンダードルームですが、クイーンサイズのベッド2台が置かれているのに、広々とした造り。もちろんインテリアにもハワイの伝統とディズニーが融合しています。

　ハワイアンキルトのベッドランナーをよく見ると…あ、ミッキー発見！ こうした「隠れミッキー」を探すのも、お楽しみのひとつ。お部屋の中に限らず、リゾートの中には隠れミッキーがちょこちょこ配されているので、ぜひ探してみてくださいね！

　オールドスタイルなミッキーのテーブルランプ。サーフボードを背にウクレレを弾いているミッキーは、レイドバックなハワイ感たっぷり。

　オーシャンビュー・タイプのお部屋からは、リゾートの広大な敷地とラグーン、その向こうに広がる太平洋を見渡すことができます。眼下に広がるワンダーランドでどんなマジカルな体験が待ち受けているのか、このどこかにミッキーやミニーがいるのか…そう考えるだけで、ワクワクが止まりません！

　次は、ディズニーのキャラクターたちと朝ごはんを味わえる、大人気のキャラクター・ブレックファストをレポートします。お楽しみに〜！
第2回「キャラクター・ブレックファスト編」はこちら>>