アロハ！ ヨリエです。
　今年4月、Tギャラリア ハワイ by DFS隣りのビルに小物アイテムの手作り体験ができるスタジオ「ハレハナ・ワイキキ」がオープンしました。そして今月新しくキャンドルのコース（$38）がスタートしたと聞きつけ、早速行ってきました！ 小さい頃からもの作りが好きな方って、多いですよね。私も「手作り」と聞くとなぜかワクワクし、旅行先で陶芸に挑戦したりするタイプです。ハワイで気軽に小物作り体験ができるなんて、うれしいですね！

　作り方を教えてくれるのは、日本人デザイナーのケイコさん。実はケイコさん、ハワイのおしゃれブティックに自身がハンドメイドした商品を卸売している人気デザイナーなんです。色々なショップで目にしていた商品あれこれの生みの親がこちらにいらっしゃったとは！ 「手作りすることの楽しさを多くの人にシェアしたい」という気持ちでこのスタジオをオープンしたのだそう。
　私が手に持っているのが、今回手作りした世界でたったひとつのキャンドルです。約1時間であっという間に完成しましたよ〜。

　左側の飾りがついている方が完成形です。ナチュラルな雰囲気がかわいらしいですよね？ お風呂上がりのリラックスタイムに使いたいな。キャンドルの色はピンク、ブルー、イエローから選べました。チョコレートチップのように固まったカラーオイルで透明のワックスに色をつけるんですよ。

　作り方は簡単。まずは大豆から作られた粉々のソイワックスを容器に入れ、ホットプレートにのせてゆっくりと溶かします。天然成分にこだわっているので、溶けたキャンドルの香りを吸い込んでも体に安心なのがうれしいですね。

　溶かしたソイワックスを小瓶に注ぎます。熱いのでこぼさないように...と。先ほどのカラーオイルは、ここにポトンと落とします。ソイワックスは冷えて固まると色が薄くなるから不思議。瓶の底に沈んでいる黄色っぽいものが見えますか？ こちら、私の誕生石なんですよ。

　自分や、作ったキャンドルを贈る相手の誕生石を入れて固めるんです。私が入れたのは、手前にある黄緑色のペリドット。パワーストーンとしても有名なこの石は「太陽の石」とも呼ばれ、心を明るく照らす力があると言われています。なんだかキャンドルを灯す度に気分が上がりそうですね。キャンドルを使い切った後は、パワーストーンを温かい石鹸水で洗い、お守り袋（お店から無料でプレゼント！）に入れて持ち歩くこともできます。ピアスに作り変えたりしても楽しそうですね。

　アロマの液体を小さじで入れます。香りは、プルメリア、ピカケ（ジャスミン）、ガーデニア、ラベンダーの4種類から好みに合わせて選択OK。私はプルメリアにしてみました。外を歩くと、いたるところで感じるハワイの香りです。私にとっては、ジョギングコースのゴールを思い出す幸せな香り。これはおみやげにも喜ばれそう！

　キャンドルの芯となる素材は、コットン100％。「芯の中心に針金が使われているものだと、燃やした時に黒い炭が残ってしまうんですよ」と、ケイコさんが教えてくれました。考えてみると、金属が燃えて広がる空気を吸い込むのは気が引けます...。ハンドメイドのアイテムって使う人への思いやりがあってこそ、心地良く使えるものなんですね。キャンドルは簡単に完成するので、スケジュールがタイトな旅行中にもぜひお試しを！

　ケイコさんのスタジオは、やさしい自然光が差し込むアットホームな雰囲気です。クラスは1回につき1名〜6名まで参加OK。アロハストリートのウエブ予約を利用すると、ひとり$5オフ（$38→$35）になります。また、空きがあればウォークインも受け付けてくれますので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。

　コースは、今回新登場したキャンドルのほか、バッグ（$20〜）やポーチ（$48〜）、Tシャツ（$38〜）のプリントや、スノードーム（$38）もあります。（コースの詳細はこちら>>）
　「先日は『子どもへのおみやげに』と、小さなお子さんの名前入りトートバッグを作ったパパがいらっしゃいましたよ。また、子どもたちが楽しくスノードームを作っているのを見て、つられて参加されたご両親もいらっしゃいました」と、ケイコさん。私が参加した時も、ちょうどスノードームを作り終えたファミリーがいらっしゃって、はじける笑顔が印象的でした。

　ケイコさんの手作りスタジオは、ルワーズ通り沿い、「ルイ・ヴィトン」やレストラン「牛角」の並びにあるワツムルビル2階です。スタジオでは、ローカルアーティストによるハンドメイド・アクセサリーなどセレクトアイテム（写真はこちら>>）の販売もしています。ハワイ到着日のホテルチェックイン前や、食事の前後にぜひ足を運んでみてくださいね！ ハワイでの思い出作りにオススメですよ〜！