アロハ!ヨリエです。
メグミ副編集長がレポートしたラナイ島の大自然、神々の庭園と、シップレックビーチに続き、今回はプウ・ペへをご紹介します!フロポエ湾とマネレ湾の間にあるプウ・ペへは、別名スイートハート・ロック。恋人同士の伝説が語り継がれる特別な岩で、そのすぐそばまでは、私たちが宿泊したホテル「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」からハイキングすることができます。
朝陽に照らされるプウ・ペへを見るべく、早朝暗い時間から出発〜!プウ・ペへのすぐそばに突き出た崖までのコースは、自分たちだけでも行けますが、無料のホテル・アクティビティを利用し、スタッフに案内していただきました。片道15〜20分程のショートコースで、道はなだらか。途中坂道もあるので、スニーカーがオススメです。お散歩気分で行けますよ。
ホテルの敷地内から撮影したこの写真。左側に見える山の上を歩いて行きます。
海岸線をグングン進み、振り返るとホテルが見えます。こうして見ると、「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」は、すごいロケーションですよね。山と海の大自然に囲まれ、景観を邪魔するものがなにもありません。これぞリゾート!
岩でゴツゴツとしたマネレ湾の赤土の上を歩き、徒歩数分。プウ・ペへが見えてきました!
岩に打ち付ける波の音を聞きながら、ホテルのガイドさんが、ここに伝わる伝説について、お話してくれました。その伝説には諸説ありますが...
ラナイ島にいた若い戦士、マカケハウは、マウイ島ラハイナで暮らしていた少女、ペへと出会い、彼女の美しさに惚れました。マカケハウはペへをラナイ島に連れて帰ると、ほかの男たちに見つからないよう、マネレ湾の崖の下にある海食洞に彼女を隠します。
ペへをひとり置き、食料を調達するために出かけたマカケハウ。ところが、その時島には嵐が近づいていたのです。嵐の存在に気が付き、急いで彼女のもとへと引き返しましたが、そこで目にしたのは...。大波に飲まれたペへの亡骸でした。深い悲しみに打ちひしがれたマカケハウは、神々と先祖たちへ助けを求めます。24メートルある険しい岩を登るため、力を貸して欲しいと。ペへを抱え岩の上まで登ると、そこに彼女を埋めます。そして、後を追うように、荒波へと自ら身を投げたのでした。
マカは、「目」を意味し、ケハウは、「霞」を意味します。マカケハウは、ペへを見る度に感動し、涙を流していたことから後に付けられた名前です。また、プウはハワイ語で丘。彼女が眠る岩の上は、朝陽に照らされると、うっすらとハート型が浮かび上がります。
悲しみと愛情が混ざり合ったこの場所。海は透明で美しい、深いネイビーブルー色をしています。荒々しく打ち付ける波を受け止めるプウ・ペへは、どっしりとしていて、ふたりの愛を物語っているようでした。
ちなみに上の動画、ハワイカメラでレンタルしたGoProで撮影しました。海の様子、伝わるでしょうか?オアフ島カイルアのエメラルドグリーンや、東海岸の真っ青な海も素敵ですが、ここの海はまた全然違う良さがあって...。ロマンチックな大人の雰囲気でした。
この日は少し雲がありましたが、陽の光が温かく、感動せずにはいられない美しさ...。
ラナイ島のシンボル的スポット、プウ・ペへ(スイートハート・ロック)は、ほかにない特別なパワーを感じられる場所です。小さなラナイ島に、こんなにパワーが溢れているなんて...。ぜひ、もっと多くの人たちにこの感動を体験してもらいたい!私たちのレポートが少しでも役立てたらうれしいです。
ラナイ島レポートその1「出発編」はこちら>>
ラナイ島レポートその2「お部屋編」はこちら>>
ラナイ島レポートその3「ホテル施設編」はこちら>>
ラナイ島レポートその4「海超えゴルフ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその5「シュノーケル編」はこちら>>
ラナイ島レポートその6「NOBUラナイ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその7「ホテル・アクティビティ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその8「ワンフォーティ編」はこちら>>
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