アロハ！ ケイです。
敏感肌で人より環境の影響を受けやすい私の肌は、日々浴びるハワイの日差しによってガッサガサ。さらにアラサーに突入して以来、徐々にハリやうるおいが失われつつあることを感じているのに、「乾燥しやすい体質だから仕方ないもん...」「"女子力"って、なに...？」とふてくされモード。そんな私の前に突如、救世主が現れたんです！

　11月にオープンしたばかりのアラモアナセンター・エヴァウイング。その3階に登場した、イスラエル生まれのバス&ボディケアコスメ専門店「ラリン」なんです！ ショコラティエ「ピエール・マルコリーニ」と、スーツケースで有名な「サムソナイト」の間にショップがあります。入る前からザ・女子力的な良い香りが漂っているお店では、基本8種類の香りのシリーズに、それぞれ約20ものアイテムがそろえられています。たとえば、「ソープ」と言っても、エクスフォリエート（角質除去）や、ホイップクリームのようなフォーム状、はたまたムース状のものなど、使う人が自分のライフスタイルや好みに合わせて自由に組み合わせられるアイテムが豊富です。

　これこれ！ 私がフォーリンラブした香りのシリーズ「monoi（モノイ）」のハワイ店限定パッケージ。ボディスクラブ、ボディミスト、ボディソフレのミニサイズが、同じデザインのポーチにはいっているもので、「これがあれば私の"女子力"を取り戻せるかも！」と思い、即購入。しかし買ったはいいけど、使い方がイマイチわからない...スクラブが肌をツルツルにするっていうのは知っているけど、ミストは香り付け用？ ソフレってそもそもなに？ いろいろあって、使い分けができない〜〜！

　「では、ひと通り実践してみましょう！」と、スタッフのマリさんが連れてきてくれたのは店内中央にどーんと備わるシンクの前。タイルの上にならぶスクラブやソープから、好きな香りを選んでスタート。ずっと触れていたいツルピカ肌へ生まれ変わる手順＜保存版＞ですよ！

1：ボディソープで汚れを取る
2：ソープを洗い流して、スクラブを少量とってケアしたい部位に載せ、ブラシでやさしく広げながらこする ※1
3：スクラブを洗い流し、タオルでポンポンと抑えるように水気をとる ※2
4：ボディミストで保湿
5：ボディオイルでミストの水分を閉じ込める ※3
6：ボディソフレ（またはミルク、クリーム、バター）で仕上げ

（※1）小さな部位であれば素手でスクラブを使用しても大丈夫ですが、広範囲や全身となると、手のひらだけ「スクラブしすぎ」の状態になってしまいます。しかもボディブラシを使うと、よりスクラブの効果がアップするそうですよ。

（※2）体に残ったミネラルたっぷりのオイルをゴシゴシ拭き取ったらもったいない！ ぜひ抑え拭きで、適度な油分をお肌に残しましょう。

（※3）ミストの水分とオイルが乳化して、お肌に効果的になじみます。

　ミスト、オイル、クリームそれぞれ気分によって使い分けるのかと思い込んでいた私は、目からウロコでしたよ〜。こうして順番を守って保湿した肌は、ピチピチのモチモチに！ どんよりして見えていたくすみが取れて、明るく、ほんのり桜色になっているのにもびっくりです。週に1〜2回全身をスクラブすることで、余分な角質が取れてツルツルになるのはもちろん、摩擦で肌が活性化してハリが出てくるんだそう。スクラブをした後はかならず徹底的な保湿をしましょう！

それでは私のようなラリン初心者のために、スタッフのマリさんが伝授する「まずこれをそろえるべし！」アイテムたちをご紹介いたします。

【ボディスクラブ】

　ラリンの看板的アイテム「ボディスクラブ」（大500g／$29.90、小240g／$19.90）。イスラエルの死海から採ったミネラルソルトとシードオイルが余分な角質を取りのぞき、しっとりすべすべ肌にしてくれます。首から下の全身に使うことができ、専用ウッドスプーン1杯が全身一回分の目安なので、小さいサイズのジャーでも1〜2ヶ月持ちます。写真のボディスクラブの香りは人気ナンバー1「モノイ」で、ハワイ限定パッケージの香りでもあります。ココナッツオイルに新鮮なティアレを漬け込んだ、かぐわしい南国イメージの甘いトロピカルな香りです。

【ボディミスト】

　保湿成分のカモミールエキス、アロエベラエキス配合のボディ用化粧水「ボディミスト」（100ml／$22.90）。さっぱりした使い心地でお肌に適度な潤いをあたえ、ふわっと香ります。髪の毛にもOK！ 香水のように強い香りではないので、日中のお出かけやお仕事中にほのかに香らせたい人にも人気です。写真のボディミストの香りは人気ナンバー2の「オーシャン」（海をイメージしたすがすがしく爽やかな香り）と「チェリーブロッサム」（桜のような華やかなフローラルの香り）。

【ボディソフレ】

　スフレのようなきめ細かいふわっとしたクリームの軽いつけ心地と優秀な保湿力をあわせ持つ「ボディソフレ」（350g／$29.90）。肌をしっとりやわらかく整えるアロエベラエキス、潤い成分のビーワックス、ホホバやカレンデュラなどの植物由来オイルをたっぷり配合。ベタつかないのにしっかり保湿してくれるので、年中暖かいハワイの気候でも使いやすいですよ。写真のボディソフレの香りは人気ナンバー3の「レモングラスバーベナ」（レモングラス、バーベナ、ライム、ベルガモットのさわやかではじけるような柑橘系の香り）、「ココナッツバーベナ」（ココナッツとレモングラス、バーベナのさわやかでトロピカルな甘い香り）。

【ボディオイル】

　スプレータイプなので、つけすぎちゃう心配がなくてうれしい「ボディオイル」（100ml／$24.90）。栄養素たっぷりのアーモンドオイルが角質層まで浸透し、お肌にうるおいとツヤを与えます。手の平に1プッシュ伸ばして、髪の毛先のパサつきに、ネイルのキューティクルケアにと多様な使いかたができる優秀アイテムです。写真のボディオイルの香りはバニラピンクペッパー（やさしいバニラとスパイシーなピンクペッパーがオトナ女子っぽい香り）。

　今回手ほどきをしてくれたマリさん（写真右）とチナミさん（写真左）。ラリンではほとんどのスタッフが日本語を話せるので、香りやアイテムで迷ったら気軽に相談してみてくださいね！ ちがう香りのアイテムをミックスして使い、自分だけの新たな香りを生み出すなんていう上級テクニックもありますよ。ちなみにマリさんのお気に入りの組み合わせは「モノイ」と「チェリーブロッサム」のコンビネーションで、フルーティな香りに仕上がるそう。もれなく女子力アップのボディケアアイテムで、2016年は徹底的に女っぷりをあげる作戦、決行です！

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