アロハ!ヨリエです。
ハワイみやげの王道といえば、バターの風味たっぷりのショートブレッドクッキー。パイナップルの形をしたクッキー・ブランド「ホノルル・クッキー・カンパニー」は、一度はおみやげでもらった、またはあげたことのある人が多いのでは?地元のロコにも大人気のこのクッキー。ワイキキとアラモアナを中心に多数店舗を構え、数えきれないほどの数を販売していますが、実は、ひとつひとつのクッキーが手作業で生まれているんですよ!その実態を調べるため、オアフ島サンドアイランドにある工場に編集部ケイと潜入。普段は一般開放していませんが、取材のため特別に入らせていただきました。では、ホノルル・クッキー・カンパニーの工場内を公開!
◎ホノルル・クッキー・カンパニーのヒストリー
「ホノルル・クッキー・カンパニー」が誕生したのは、1998年。創業者のキース&ジャネット夫婦による、「ハワイのホスピタリティ、おもてなしの心を象 徴するようなクッキーをオアフ島で作る。クッキーを通じ、アロハスピリットを世界中に伝えたい」という思いからスタートしました。アーティストだったキー スが研究を重ねたパイナップル形のクッキーは、ハワイ諸島各地だけでなく、全米や、日本にも上陸し、世界中で愛されています。
工場内に足を踏み入れると、まずその広さに驚き。材料を混ぜる、型取る、トッピング、焼く、冷ます、ディッピング、個包装、箱詰めと、各工程に何人も配置しています。衛生管理が徹底されていて、どこを見てもとても清潔。私たち取材陣も消毒を済ませ、ヘアキャップを装着して入りました。使用する材料はすべてナチュラル素材&最高級グレード。マダガスカル産のバニラビーンや、ハワイ産のパイナップルピューレ、特注ローストのマカダミアナッツなど、どれもこだわっています。
人気のコーヒー味は、生地によく練り込んだハイコンセントレートのコナコーヒーが、焼くと一層風味豊かなほろ苦さを放ちます。機械で混ぜた生地は、人の手で仕上げを施し、成形へ。
見てくださいこれ〜!仕組みは企業秘密だという特別な成形機で、お馴染みのパイナップル形が作られます。
そしてトッピングのコーナーへ。コーヒーフレーバーの生地にコーヒ豆を埋め込む作業をみなさん黙々と進めていました。簡単そうに見えて、何千個、何万個、何十万個も同じ力加減で均等にトッピングするのは、至難の業ですよね!?焼いた後、逆さまにしても落ちないトッピングは、こうして付けられているんですね。私がやったら、手がブレて形を崩してしまうこと間違いありません。ひとつひとつ手で押されていて、なんだか愛おしい...。
形が完成したら、どんどん焼きますよ〜。大きなオーブンでていねいに焼いていき、バターのいい香りが漂います。工場内を案内してくれたマーケティング部門のヴァイスプレジデント、ハーマンさんは、私たちが見学中、常にハイテンションで最高(笑)。ホノルル・クッキー・カンパニーのことなら何でもご存知で、このブランドへの愛情をひしひしと感じました。ここで働いている従業員は工場内のスタッフを含め、何年も働いている方が多いそう。作り手に愛されてこそ、商品の良さが買い手に伝わるんですね。
あなたは違いが分かる?完璧なクッキー、ダメなクッキーの「裏側」を公開!
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