「TUBEデー2006」レポート!

「TUBEデー2006」レポート!

公開日:2006.06.14

更新日:2017.06.25

特別企画&レポート

ボーカルの前田さんが寄付金贈呈のために来訪!
「TUBEデー2006」レポート!
 2000年の6月1日に、日本人アーティストとして初アロハスタジアムライブを成功させ、地元で旋風を起こしたTUBE。当時のベン・カエタノ州知事が、6月1日をTUBEの日として制定するほどに、大きな出来事となりました。

 その時から、TUBEはハワイの特別学校であるイースター・シールズへ寄付金を贈り始めました。コンサート、学校訪問、主催イベント訪問など、贈呈の形は年ごとに変わってきましたが、変わらないのは、音楽を通じて、子どもたちが生き生きと成長していってくれることを願い続けるTUBEの思い。

 2006年は、同時期に日本でツアー中のTUBE。忙しい合間を縫って、ボーカルの前田さんだけが来訪しての寄付金贈呈となりました。ハワイ副州知事もかけつけての贈呈のセレモニーの模様をご覧ください。

※これまでのTUBEデーの変遷は、昨年の総括をご参照ください。

■TUBE前田さんに、ミュージカル・ナンバーを披露!
 TUBEが2000年からイースター・シールズに贈り続けてきた寄付金は、音楽を題材とした教育活動のために役立てられてきました。その成果をぜひ前田さんに見ていただきたいということで、今年のセレモニーでは、生徒さん代表による発表会がセッティングされていました。

 実は学校の発表会で披露するために、3カ月にわたって練習を続けてきたという彼ら。「アニーよ銃を取れ」、「ライオン・キング」、「ニューヨーク・ニューヨーク」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、スタンダード・ミュージカルから選曲した7曲を猛特訓してきたとのことで、この日は、その中から「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のナンバーを2曲、披露してくださいました。

 最前席に案内された前田さんの横には、昨年のTUBEデー・コンサートでもステージでスピーチをしてくださったハワイ副州知事のデューク・アイオナさんの姿が。今年も、TUBEにぜひ感謝の気持ちを伝えたいと、忙しいスケジュールの合間に駆けつけてくださいました。

 アップテンポのミュージカル・ナンバーに合わせて歌い、踊る生徒さんたちを、楽しそうに見守る前田さん。とくにコミカルな役を上手にこなす生徒さんが登場したときには、会場全体が大爆笑となりました。


▲楽しそうにミュージカル・ナンバーを歌い踊る生徒たち

▲最前列でパフォーマンスを見守るTUBE前田さんとアイオナ副州知事

▲コミカルな演技も入って、観客も大爆笑!

■副州知事、学校代表からのご挨拶。そして新たな寄付の贈呈
 パフォーマンスを終えた彼らに、まず副州知事がご挨拶。
 「TUBEの皆さんの寛大な寄付によって、音楽を通じた教育プログラムを継続することができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。7年たって、生徒たちがこのようなパフォーマンスが行えるようになったのを拝見し、また、その成果を今日、前田さんに直接ご覧いただけて、私も心から嬉しく思っています。」

 イースター・シールズの代表であるジョン・ハウエル氏も、「シカゴやワシントンのイースター・シールズでも、日本の機関との良好な関係を保っていますが、ハワイでも、こうやってTUBEの皆さんのおかげで、日本の皆さんとの交流を持つことができ、とても光栄です」と、心からの感謝を気持ちを表していました。

 そして、いよいよ寄付の贈呈です。今年はTUBEからの5,000ドルと、前田さんのバースデー・パーティで、友人たちが寄付してくださったという2,500ドルを合わせ、7,500ドルの寄付金が贈られました。


▲パフォーマンスに感激したデューク・アイオナ副州知事のご挨拶

▲イースター・シールズのハウエル代表からもお礼の言葉

▲前田さんの仲間たちも協力してくれた寄付金の贈呈

■前田さんのインタビュー
 「はじめは、私たちの演奏に合わせて、タンバリンを叩くというところからのスタートだったのですが、いつの間にか、こんな風にミュージカル・ナンバーに合わせて、歌って踊るなんてことができるようになっていてビックリです。」

 前田さんも、皆の前でそう感激のコメントを披露しました。

 「私たちの寄付によって、音楽を通して皆さんが成長するきっかけを作ることができたのだとしたら、本当に光栄です。7年間、続けてきて良かったなあ、と心から感動しました。どうもありがとう!」

 大きな拍手に包まれて、会はお開きになったのですが、生徒たちも前田さんに自分たちの成果を披露したくて、一生懸命、話しかけます。このミュージカル劇は、それぞれの作品に合わせて違うバックグラウンドを用意しているのですが、その絵もすべて生徒と先生たちが描いたもの。音楽が苦手、という生徒でも、ちゃんとプロジェクトに参加できるように工夫されているのです。

 前田さんは、日本でも「夢の課外授業」というプロジェクトで、子どもたちとのふれあいの場を持っています。

 「僕らの仲間も、そういう形でボランティア活動をさせてもらうことで、逆に皆から力を与えてもらっている、というんですね。子どもたちが喜んでくれて、きらきらした笑顔を見るだけで、自分も元気になれる、と。」

 ハワイらしい青空が広がる6月1日、TUBEデー。今年も、皆の笑顔がまぶしく輝く一日となりました。


▲前田さんも、生徒たちのレベルアップに大感激!

▲背景の絵も、生徒たちが一生懸命、描いたもの

▲前田さんにサインしてもらって、ご機嫌の生徒さん

昨年のTUBEデーは、ビーチでの野外ライブ!
 イルミネーションも美しいコンサートの模様をもう一度お楽しみください。

公開日 : 2006年 6月 14日
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