※この記事は2017年1月26日に公開されたものです。
アロハ! ケイです。
メグミ副編集長が「ハワイ婚活の真実」のズバリを、人気の結婚相談所「EMCLUB(イーエムクラブ)」のMikiさんへ、事細かにインタビューしたレジェンド的記事が公開されたのは、およそ1年前のこと...(ちなみにこちらの記事)。
●EMCLUB/イーエムクラブ
EMCLUBは創立17年、アメリカ・ハワイの男性と日本の女性との国際結婚をサポートする結婚相談所。男性は90%がハワイ在住、残り10%はアメリカ本土、グアム、日本在住のアメリカ人で、厳しい身元調査のうえ会員となっている。日本の情報番組で取り上げられたり、カップルのリアルな声が聞けるインタビュー動画を配信していたりと、オープンでアットホームな相談所のイメージが評判。オフィスはワイキキの中心、Tギャラリア by DFSがあるビルの7階にあり、旅行者でも訪れやすいアクセスの便利さも人気。
EMCLUBオフィシャルサイト:http://www.emclub.net/
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いやいや、そうは言ってもやっぱり、そんな簡単にうまく行くワケ、ないですよねぇ〜?
メグミ副編集長はかなり納得している様子ですが、直接お話を聞いていない私はなんとも腑に落ちない。これを読んでいるみなさんの中にも、私と同じように感じている人はいるはず!
そこで、実際のところ、本当の本当にどうなのか?思い切ってカップルのリアルな現状を、メグミ副編集長と取材してきました。
今回、快く応えてくれたのは、ハワイ婚活をしている女性の間で最近、人気が上昇している「日本語もOKなアジア系アメリカ人男性」とのカップル3組。
日本語に理解があるためコミュニケーションが取りやすく、同じアジア人として似た文化を持っているという点が人気のようです。
そうは言ってもやはり国際結婚(交際)。実際のお付き合い・結婚生活の様子は、かなりの謎!そこのところ、婚約中の大人カップル、ラブラブ新婚カップル、付き合いたてほやほやカップル、それぞれの「リアル」を、徹底的にお話ししてもらいましたよ〜!
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いろいろありました...第二の人生はこの人と。
超エリート学歴&3カ国語を操る中国系アメリカ人
アーサーさん&ケイコさん <婚約中>
ケイコさん(50代)
【出身】東京都
【職種】エステサロン経営
アーサーさん(60代)
★中国系アメリカ人、スタンフォード大学卒業→東京大学卒業→ハワイ大学卒業
【出身】中国
【言語】中国語、英語、日本語
【職種】元アメリカ政府関係
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酸いも甘いも噛み分けた大人カップルといった感じですね。おふたりともそれぞれ、過去に離婚の経験があるとのことですが、EMCLUBに入会したきっかけはなんでしょうか?
30代のころに最初の妻と離婚をして以来、ずっと仕事一筋でがんばってきました。ようやくリタイアをしたとき、長年の友人のすすめで入会しました。
何人か女性を紹介してもらったけれど、ケイコは一番最初に会った女性です。人生ってそういうものなんでしょうね。思わず彼女に贈るポエムを書いてしまいましたよ(笑)。
私は娘を産んでから離婚して、これまで東京でずっと仕事をしてきました。その娘ももう社会人として一人前になり、自宅に帰るとペットの猫だけが出迎えてくれます。そんな生活を送っていたとき、ふと、「寂しいな」って思ったんです。
残りの人生は、18〜19歳のころから年に2回遊びにきていたハワイで過ごしたいって、強く思うようになりました。
昔からアロハストリートの雑誌を見ていて、ハワイにある結婚相談所の存在は知っていました。そしてインターネットで調べて、クチコミで信頼感の高かったEMCLUBに入会を決めました。
50代、60代ともなれば、人生100年だったとしても残りは半分。仕事ばかりがんばってきた人は、残りの時間を意識し始める頃ですよね。お互いに「この人だ!」と思ったのはどんなところでしたか?
EMCLUBを通して数人の男性と出会いましたが、じつはアーサーさんとはべつに、婚約にまで発展した方もいたんです。でも最終的に「なんだか違う」という思いが心にあり、その方とはお別れをしました。
それがあったおかげで、最終的にアーサーさんの良さに気がつかされました。
いちばんの理由は彼の人柄ですが、彼は日本の東京大学を卒業していて、私の家の近所に住んでいたこともあり、共通の話題が多かった点も良かったですね。贈ってもらったポエムですが、テーマは「浜辺の散歩」。これにハッとさせられました(笑)。
彼はスタンフォード大学とハワイ大学も卒業していて、とても博識。日本語で深い話もできるので、楽しいです。
彼女は素直で、ストレートにモノを言います。わたしは「陰湿」なことが苦手なんです。
ハワイは魅力的な島だけど、生活費が高い。そういう現実的な面も彼女は理解してくれているので、ありがたいですね。
もちろん、残りの人生を不自由なく生活できるだけの財力はありますよ。それでも彼女は、長年キャリアウーマンだったので、ハワイに来ても仕事をし続けたいと言います。そういう、自立心が素敵だと思いました。
私も最初は「夢見る夢子ちゃん」でしたよ(笑)。ジョージ・クルーニーのような男性とワイキキビーチを歩いて、五つ星ホテルにお泊まりもして...なんて憧れてもいました。
でも実際にハワイで生活をはじめてみると、ふたりでスーパーへ行って、「今日はこれが安いね」なんてお買い物をしたり、世界のニュースを見て「ハワイは平和だね」なんて言いながら過ごしている時間が、楽しいですね。
何気ない毎日を過ごせる相手がいちばんだなって、実感しています。
なんだか泣ける...(涙)。アーサーさんは日本語も堪能だから、国際結婚の壁となる「言葉」の問題がないので、ラッキーですよね。
私もそれをよく感じています。かといって、日本語が話せるから深く分かり合えるっていうものではないですよね。彼には両方あるので、私は幸せものだと思います。
日本では最近、20代前半の若い人たちが婚活をすることがブームですよね。反対に、50代以上の人が結婚相談所を介して婚活をすることに対して抵抗があるようにも感じます。ハワイでの婚活はどうでしたか?
ハワイでは、女性も男性も、何歳でも婚活ができますね。私よりも上の年代の方はたくさんいます。
この年になると、できるだけリスクは負いたくない。その点、EMCLUBのような信頼のおける結婚相談所に手伝ってもらうと、きちんとした方ばかり紹介してもらえます。
外国での婚活には、言葉の問題や金銭的な面でもエネルギーが必要ですが、それを乗り越えるくらい強い意志があれば大丈夫です。
ここだけの話、ハワイで良い男性を見極めるのはとても難しいんです!
EMCLUBを利用している男性なら入会前の審査がきびしいので、結婚の意思があるかどうかはもちろん、女性と家庭を支えられるだけの収入があるか、これまでの経歴など、事細かに調べられています。
シビアだからこそ、会員からの信頼も厚いし、高い成婚率という実績にもつながっているのだと思います。
そうやって見つけたとっておきの相手と、お互いにハワイを人生の最後のステージに選んでね。
あなたが亡くなったら、私も一週間後に逝きますからね。ぜったいの約束はできませんけど(笑)。
〜ふたりのハワイライフ〜
アーサーさんのお宅から徒歩5分のアラモアナビーチで、ケイコさんはスイミングを、アーサーさんは散歩や読書をするのが毎朝の日課。
そのあと、アラモアナのフードランドやドン・キホーテで食材のお買い物をして、料理はアーサーさんがすることが多いそう。
なんと、ケイコさんが「家事をやらせてください」とお願いしても、「良いから良いから」と、料理・掃除・洗濯までアーサーさんがこなしてしまうんだとか。
いまも東京で忙しく働くケイコさんに、せめてハワイで一緒にいる時間はゆっくりとしてほしい、というアーサーさんの思いやりにあふれています。
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物知りで、楽しいおしゃべりをしてくれる粋なアーサーさんと、ニコニコしながら合いの手を入れる聡明なケイコさんカップル、本当にステキでした〜。
おふたりのこれからの人生のテーマは「穏やかに、しなやかに、静かに」なんだそう。ケイコさんはこれから東京でのビジネスを整理して、ゆくゆくは完全にハワイへ移住予定だと話していました。
自分の人生や、しあわせの大きさについても考えさせられた、熟年再婚カップルでした。
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目に入れても痛くないほど妻を溺愛!
出会って1週間で「婚約」まで進展した
ミンジーさん&キョウコさんの場合 <新婚さん>
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