第21回ホノルル・フェスティバルが3月6日(金)〜8日(日)の3日間にかけて開催されます。日本とハワイ、環太平洋諸国のさまざまなお祭やスポーツ、文化、芸能を伝えるイベントが各地で行われ、ホノルル全体が盛り上がりますよ!ぜひチェックしてくださいね。
先日ワイキキ・ビーチ・ウォークで開かれたイベントのプレスカンファレンスには、多くのメディアが集まり、イベントの注目度が感じられました。ハワイの歌姫、ライアテア・ヘルムや和太鼓のケニー・エンドウも駆けつけていましたよ。
3月7日(土)には、メイン会場となるハワイ・コンベンションセンターで縁日やクラフトフェア、フードコーナー、ホノルルで注目されるアート・アンド・フリーなどのブースが出展され、入場無料で一日中楽しめます。
ホノルル・フェスティバルのイベント・スケジュールはこちら>>
17:00〜はホノルル・レインボー駅伝の前夜祭として、大人気バンド「ウルフルズ」のスペシャルミニライブも行われますよ。さらに、19:30〜は、2011年のホノルル・フェスティバルで公式イメージソングを手がけた人気急上昇中のミュージシャン、平井大と、ALEXXXもステージに登場します。伝統芸能やライブパフォーマンスは、ハワイ・コンベンションセンター以外に、アラモアナセンターやワイキキ・ビーチ・ウォークでも行われますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
3月8日(日)には、共催のホノルル・レインボー駅伝がカピオラニ公園で行われるほか、コンベンションセンターでも前日に引き続き縁日や、盆ダンス(盆踊り)、映画上映も行われます。
今回とくに注目される映画が、現在、85歳以上となった二世兵士たちの証言を集め、後世に残していくために作成された松元裕之監督のドキュメンタリー映画「Go for Broke!〜ハワイ日系二世の記憶〜」。
戦争の話だけではなく、プランテーション時代を色濃く残した年代の様子や日系社会の様子、沖縄系移民への差別等を語ったハワイの日系二世の証言をまとめた「もう一つの日本史」的な作品として、ハワイでの二つの映画コンペティションでも評価されました(ホノルル・フィルム・フェスティバルのハワイ・フィルム部門でBest of Hawaiiを受賞。マウイ・フィルム・フェスティバルでも高く評価)。ぜひ一人でも多くの方に二世のみなさんの想いを伝えたい...という願いのもと、日本各地でも上映されてきたこの映画が、再度ハワイへ戻ってきます。
「ハワイは多くの日本人を受け入れてくれます。しかし、多くの日本人を受け入れてくれるハワイは、突然沸いて生まれ出たわけではありません。そこには、日系人のハワイ社会への大きな貢献がありました。その日系人の社会的地位を築いたのが、二世です。私たち日本人も、そろそろそういった事に目を向けるべきではないでしょうか。本作では、戦争の真実のみならず、子供の頃のプランテーション時代の日系社会など貴重な証言もあります。ぜひとも、二世への敬意を示し、その功績を多くの人々に伝えたいのです」と、監督・脚本・撮影をされた松元氏はおっしゃっています。
二世の人々の貴重な証言をもとに作られた映画をここハワイで見られる稀少な機会です。ちなみに、これまでの上映で集まった金額は、マウイ島にあるKansha Preschool(「二世ベテラン」の功労を記念して作られた、二世ベテランズ・メモリアルセンター内にあるプログラム)の活動に寄付されています。この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
16:30〜は、ワイキキのカラカウア大通りでグランドパレードが行われます。さまざまな国の伝統的なパフォーマンスを間近で見られるまたとないチャンスをお見逃しなく!
そして、ホノルル・フェスティバルのフィナーレは、毎年恒例の長岡花火が打ち上げられます。20:30にワイキキビーチ沖の夜空に輝く美しい大輪の花火を見に行ってみませんか?今週末は家族や友だちと、華やかなお祭りにぜひ出かけてみてくださいね。
★ホノルル・フェスティバルのイベント・スケジュールはこちら>>
★共催イベント「ホノルル・レインボー駅伝」詳細はこちら
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!