昨年の大規模火災で街のほとんどの住宅等が焼失したマウイ島ラハイナ地区に新たな住居が完成。22日(金)に新住宅の完成を記念した祝賀イベントが開催された。
ラハイナ地区のコモマイ通りに完成した3ベットルーム、2ベッドルームを有した住居は、住宅の建設許可申請後、約6カ月で完成しており、同住宅に入居するアリエル・ア・ヒーさんは「少なくとも住宅の完成までに2~3年はかかると思っていました。今年7月の工事着工後も、感謝祭前に入居できる状態になるとは思ってもいませんでした。感謝という言葉だけでは表せないほど、本当に感謝しています」とコメントしている。
マウイ郡のリチャード・ビッセン郡長は「ラハイナでは現在、89戸のアパートを含む120軒以上の住宅が再建中で、254件の建築許可が提出されています。新しい住居の完成は、ここで起こったことから人々が立ち直るという回復力と揺るぎない決意の象徴です」とコメント。今後もラハイナ地区の再建がどんどん進められるだろうとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ