▲あったかいお弁当。yamapeeはグルメなので、美味しいお店をたくさん知っています。ツアー中、聞いてみるのもいいかもしれません。 |
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▲こんなふうに土星が見えます。これも申し訳ないことに、私の絵でご了承下さい。あまりにクオリティが低いため、不安になって「土星」と書き込んでしまいました。 |
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▲夕陽をバックにyamapeeと記念撮影。借りた防寒具により、ほぼ「ドラえもん化」しているのが私です。「アロハ萌え」ポーズも、心なしかグーに見えるような。 |
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あたりもだいぶ暗くなってきたので、今度は再び車に乗り込んで夕食です。yamapeeのツアーでは、美味しいお弁当が出るのです。しかも温かいので、山の空気で冷えたカラダにはうれしい。私の大好きなスパムやアロハ醤油が入ったお弁当食べながら、yamapeeの入れてきてくれた熱いお茶を飲んでいると、yamapeeからある質問をされました。
「すっごくお腹が空いてる時に、たったひとつだけ何か食材を食べさせてもらえるんだったらなに?」
私は、迷わず「エビ!」と答えていました。そんな自分に驚きます。エビは好きですが、そこまで好きだったとは。自分ではヤングコーンだとずっと思っていたのに。それ以前に、なぜyamapeeがそんなオーソドックスな質問をしたのかが未だ謎です。でも、みんなでお弁当を食べながらのその話題は、妙に盛り上がりました。
盛り上がりつつも、気づくとyamapeeがいません。外で何かしていたかと思うと、車に戻って来てこう言います。
「すっごいことになってる。最高の星空! いいよって言うまで空を見ないでね。そのほうが絶対感動する!」
いいものを見つけた子どもみたいな顔で言うyamapeeを見ていると、すでに泣きそうになってきました。yamapeeに言われるがまま、空を見ないように注意し、外に出ます。そこには人数分の椅子が並べられていて、ブランケットも用意されていました。食事中みんなの雰囲気を盛り上げ、私たちがお弁当を食べながら楽しんでいる隙に、セッティングしていたのです。この気の利きっぷりに感動しつつ、椅子に座り、「せえの!」の合図で空を見ました
一切音のない空間に広がる星空。
空のほとんどが星で埋め尽くされていると言ってもいいぐらいの、星空です。子どもの頃の妄想級な天の川も、空を大胆にまたいでいます。真っ暗だから泣いてもばれません。チンピラだって泣けます。
しばらく星空の世界に浸った後、暖かいお茶が配られ、星空に乾杯。それから、Yamapeeが持っている秘密兵器で、土星の輪っかを見せてもらったり、その季節に見える貴重な星を見せてもらったり…。望遠鏡越しとはいえ、リアルすぎて実感がわかないほどです。
そして、私の一番の楽しみはこの後。
yamapeeが宇宙や空、星、私たち人間について話をしてくれるのです。ツアー自体が楽しみなのはもちろんのこと、このお話が聞きたくてマウイ滞在中毎日参加する人もいるというyamapeeトーク。そんなに人気なのに、誉めても謙遜ばかりして、ぜんぜん調子にのらないyamapee。
私が思うに、本当のところ、yamapeeは宇宙人なのだと思います。もしやさっきの質問も、地球人の食のリサーチでは…。
「yamapee宇宙人説」を本人は激しく否定しますが、記憶すら消されて、人間として活動している可能性があるので、私はまだ疑っています。
もしかしたら、そうやって宇宙人、地球人と分けることすらおかしいという次元にyamapeeはいるのかもしれません。私たちがいるこの地球だって、宇宙にあるのですから、私たちだって宇宙人といえば宇宙人。
そんなことを感じさせてくれた疑惑の宇宙人、いや星の王子yamapeeありがとう。yamapeeの笑顔は、私の中でハレアカラの象徴と言ってもいいでしょう。
そして、最高の空で「アロハ萌え」させてくれたハワイ、ありがとう!
これでまた日本で「アロハ萌え」出来るきっかけが増えました。これからは少しでも星が見えたら、ハワイを思いだして「アロハ萌え」したいと思います。 |