喫煙者の方はご注意! |
新禁煙法がスタート |
アロハ! ヨシです。 アロハニュースでも随時お知らせしているとおり、ハワイ州では11月16日から新しい禁煙法(Healthy Air & Workplaces Law)が施行されます。これは、タバコを吸わない人を間接喫煙の害から守ることが目的の法律なので、公の場所ではほとんどタバコが吸えなくなってしまいます。 地元ハワイでも、人気コメディアンを使ったコマーシャルが流れるなど、数日後に迫った法律施行に向けてPRが進んでいますが、元々レストランが禁煙だったり、自宅やマイカーでは喫煙できるので、在住者にはあまり緊張感がない様子…。さて、旅行者にとってはどんな状況となるのでしょうか。まとめてみました。 |
■ホテルやショッピング・センターも? | |||||||
まずは、新しい法律で、新たに禁煙となる主な公共の場所をみていきましょう。
ちょっとわかりにくい部分もあると思いますが、間接喫煙の可能性がある場所は、ほとんど禁煙となっていますね。とくに旅行者の皆さんに関係するのは、赤字にしたB〜Eの項目でしょうか。ただし、空港やホテルについては、喫煙ルームや喫煙場所も確保されていますので、ご安心を。 また注目なのは、補足項目の「禁煙場所から6メートル以内も禁煙」というもの。これにより、レストランの外に出てちょっと一服、というのもしにくくなってしまうようです。建物の入り口に置いてある灰皿などは、なくなってしまうのかもしれませんね。 |
■ビーチや公園、個人の住宅ではOK | ||||||||||
では、いったいどこで吸えるのか。ハワイ州観光局では、以下のような内容を発表しています。
旅行者に関係が深いのは赤字にしたA〜C。ビーチや公園では喫煙可能となっていますが、風向きや吸い殻についてはエチケットを守りたいものですね。
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■全面禁煙のホテルも登場 | ||||||||||||
最後にとくに影響が多いと思われる、ホテルについて各ホテルの対応状況を見てみましょう。 ホテルは客室全体の20%までなら喫煙ルームにすることが可能です。しかし法律の施行にあわせて、全面禁煙となるホテルもあるようです。禁煙室はラナイでも喫煙不可となりますのでお気をつけください。どうしても喫煙ルームが希望の場合は、旅行会社やホテルに依頼しないと、つらい滞在になってしまうかもしれませんね。 なお、ホテルによっては禁煙室で喫煙すると、クリーニング代などが請求されることがあります。火をつける前には、必ず吸える場所かどうか確認しましょう。
※詳しくは旅行会社や各ホテルに直接ご確認ください。 |
公の場所がほとんど禁煙になる、という今回のハワイの新禁煙法は、アメリカ全体でも厳しい方に入るそうです。しかし今後もアメリカは大きく「禁煙」に向かって進んでいくのだと思われます。 この法案をきっかけにしてか、禁煙に関するセミナーの広告なども目にするようになりました。テレビ・コマーシャルでは「とくにケイキ(子どもたち)を間接禁煙から守るため」とうたっています。ハワイでは新しい禁煙法をきっかけに、皆さんが健康に気を配るようになることでしょう。 関連リンク |
公開日 : 2006年 11月 15日 |
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