「パフォーマンス・パレード」と題された第2部は、踊りや歌によるパレードの連続で、会場は徐々に盛り上がりを見せていきます。個人的に印象深かったのが、田園高校によるダンスパフォーマンス。若さあふれる今風のダンスで、道路幅いっぱいに踊りを披露してくれました。オーストラリア原住民アボリジニのダンスや、台湾の九族文化村の伝統民族パフォーマンスなど、国際色豊かなパレードも2部の特徴です。
空が夕暮れ掛かったころ、フィナーレとなる第3部、御輿・山車連合渡御がスタート。日本ではお馴染みの祭りの風景ですが、実はハワイやカリフォルニア州からの参加なのです。アメリカ人も日本人も「わっしょい、ワッショイ」と声を荒らげ気合を入れて御輿を担ぎます。最後は日本の夏祭りの代表格、ねぷたとだんじりが登場。歩道ぎりぎりまで迫り、見る者を興奮させながら拍手喝采のうちにパレードは終了したのでした。 |
▲DJ OZMAの「アゲアゲEVERY騎士」にあわせた高校生らしい弾けるダンスは、外国の方にも大ウケでした。 |
▲裸体に派手なペイントのオーストラリアの原住民アボリジニのディゼダンス。見た目に反して踊りはややコミカル。 |
▲かわいらしい子ども御輿。おそろいの赤いTシャツに、短パンとスニーカーというの格好はいかにもハワイらしい。 |
▲存在感たっぷりの相撲御輿。まずしこを踏み出すように左足が、そして塩を撒くように腕が挙がったのは驚き。 |
▲青森県・弘前のねぷたが登場。このあたりから沿道の人々も立ち上がり、一体となってフィナーレに向かいます。 |
▲男の荒々しい祭りの代表格だんじりは、こちらに突っ込んでくるかと思うほど縦横無尽に駆け巡り迫力満点。 |