セント・パトリックス・デイは、アイルランドの文化を祝うお祭りで、アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日である、毎年3月17日に行われています。この日はカトリックにおける祭日であり、アイルランドの祝祭日となっています。
そして、ワイキキでは盛大なパレードが開催されます。路上には、緑色の洋服や、クローバーをモチーフにした小物をつけた観客でいっぱい! なぜなら、この日はなにか緑色の物を身につけていないとつねられる!という風習があるからなのです。なので別名「緑の日」とも呼ばれていて、この日は街中が緑色の洋服を着た人たちであふれます。
アメリカではアイルランド系やカトリック教徒以外の人たちも盛大に盛り上がり、日本でいう「お祭り」みたいな日です。
そしてここハワイでも、セント・パトリック・デイ・パレードやダウンタウンのアイリッシュ・パブの前で行われるブロック・パーティなど、平日にもかかわらず、盛り上がります。
アイルランドといえば「バグパイプ」。スカートとハイソックスという民族衣装に身を包み、独特な音色を響かせながらパレードが始まります。
そして制服姿が凛々しいミリタリー楽団による行進がパレードを引き立てます。
ダウンタウンにあるアイリッシュ・バーでは、セントパトリック・デーのみ、なんと緑色のビールを振舞うといいます。このほかにも、お祝いの料理である「コンビーフ&キャベッジ」(巨大なビーフの塩漬けとキャベツで作るポトフみたいな料理)を家族そろって食べたりするんですよ。
みなさんもこの時期ハワイに滞在したら、アイルランドの文化が体験できるセントパトリック・デーのパレードをご覧になってみてくださいね! その時は何か緑色のものを身に着けるのをお忘れなく!
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