「ホノルル・フェスティバル」密着レポート その1

「ホノルル・フェスティバル」密着レポート その1

公開日:2008.03.21

更新日:2017.06.25

ハワイのイベント・レポート

■キッシーとユカリン家族は見た!
「ハワイ・コンベンション・センター」でのイベント三昧

 アロハ!ユカリンです。
 先週少しだけお伝えした「ホノルル・フェスティバル」のようすを今週はさらに詳しくご紹介したいと思います!
 3月14日から3日間開催されたフェスティバル。編集部からは、キッシーが土曜日のコンベンション・センターで行われたクラフト・フェアと、出場者たちによるライブ・パフォーマンス、マノアDNAのコンサート、そして私、ユカリンが、今年から新登場した日本のお祭りには欠かせない楽しみのひとつでもある「縁日」を、子どもたちと体験してきました。
 日曜日には、フェスティバルの目玉!「グランド・パレード」が盛大に行われました。ホノルル・フェスティバル初体験の特派員アキが現地リポートしてきましたので、さっそくその様子も併せてお楽しみください!

●メイン会場のハワイ・コンベンションセンターをチェック

 ホノルル・フェスティバル期間中は、アラモアナ・センター、ワイキキ・ビーチ・ウォーク、ワイキキ・ショッピング・プラザなどでもパフォーマンスが行われますが、メイン会場はハワイ・コンベンションセンター。ここには、ステージや出展ブース、展示やアトラクション用のスペースなどが用意され、1日中さまざまなイベントが開催されます。それでは大いににぎわったコンベンション・センターの様子をご紹介しましょう。

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●熱いライブで盛り上がる!

 毎年フェスティバルに登場するミュージシャンが注目を集めていますが、今年は父とふたりの息子で結成された人気ファミリー・バンド「マノアDNA」が出演。土、日の2日間ミニ・ライブを行い、美しいハーモニーを聴かせてくれました。
 ステージに現れた3人は、美しいフラダンサーとの競演も披露。彼らの歌声に乗せて優雅な踊りが始まると、会場にはため息が…。そしておなじみの「涙そうそう」を日本語とハワイ語で歌うなど、30分のステージはあっという間。その後はブースに移動して、CD販売とサイン会を行い、集まったファンとの交流を楽しんでいました。実は隠れダッド(父)・ファンの私、キッシーも、かなりの至近距離で彼らの演奏を楽しむことができて大満足!

ManoaDNA01.jpg そして、会場にいた人々を驚かせたのが、秋葉原からやってきた人気アニメ声優&シンガーソングライターの桃井ハルコさん。たくさんのファンとともに日本から参加した彼女は、独特のスイート・ボイスとキュートなコスチュームで登場し、いきなりパワー炸裂のステージを展開。ペンライトを持ったノリノリのファンに囲まれて熱唱するその姿に、いつしか会場からも声援が。日本の「おたく」文化の一端を、ハワイに人々に紹介することに成功したようです。お疲れさまでした!

M_Haruko02.jpgそのほかにも日本各地の踊りや太鼓の演奏、アボリジニのダンス、フラなど、さまざまなパフォーマンスが紹介され、1日中いても飽きないほど。これが全部無料で楽しめる上に、さまざまな文化に触れることができるので、毎年心待ちにしている人が多いというのも納得です。

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●日本の伝統文化とハワイのクラフト

 広い会場内には数多くのブースが並び、日本や環太平洋諸国の伝統芸能にふれるコーナーやメイド・イン・ハワイのクラフトも登場。日本人キルターの手による美しいハワイアンキルトの作品も目を引きました。
 また「縁日」をはじめとする「体験」型アトラクションは大人気で、興味津々のロコや、初めての体験にワクワクする子どもたちの熱気が伝わってきます。そして2008年北京オリンピックのマスコットが現れると、会場はさらに華やいだ雰囲気に。アジアで開催されるオリンピックも、もう間もなくなのですね!

Quilt01.jpg準備に1年以上かけたという「Hale Kuiki Aloha」のみなさん。古い着物を素材に、日本人ならではの発想から生まれた斬新なデザインが印象的でした。

Anne.jpg連載コラムでおなじみのハワイアンキルトのアン先生も、ブースを出展。カラフルで美しいキルトの作品に囲まれて、にっこり。

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百人一首や鉢巻といった古くから伝わる伝統文化や、シニアライフの皆さんによる気功のデモンストレーションなど、体験コーナーは人もいっぱい。

●ロコキッズが大興奮!の「縁日」体験

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日本に住んでいた頃は、「お祭り」と聞くと必ず出かけるほど大好きでした。目的はもちろん「縁日」です(笑)。お寺の境内にずらりと並ぶリング焼きやりんご飴、イカ焼き、いろいろなキャラクターがそろったお面屋さん、金魚すくいにやきそばの屋台など、1日中いても飽きないくらい好きだったんです。その「縁日」がハワイにやってくる!と言うのですから、これは行くしかないでしょう!

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 ハワイ・コンベンション・センターの大きな会場の奥に設置された「縁日広場」には、金魚すくい、水風船ヨーヨー釣り、輪投げ、綿菓子、射的など、そこにはまさしく日本のお祭りの風景が再現されています。そしてゲームの景品に用意されていたのは、なんと日本の駄菓子屋さんで売っていたような懐かしいおもちゃという徹底ぶり。もう大興奮です、子どもを喜ばせようと来たにも関わらず、自分がノリノリになってしまいました(笑)。
 このほかにもアメリカのフェスティバルには欠かせない、ボディペイントのコーナーも用意されていましたよ。

 何度も「そろそろ帰ろうよ」と声をかけたにも関わらず、4時間近く繰り返しゲームを楽しむ息子たち。とくに金魚すくいと射的が気に入ったようでした。来年も必ず来ようね!と約束させられ、やっと帰るのを納得してくれたほどです。
 会場では、学校のお友だちや、知り合いの子どもたち何人かに会いましたが、どの子も本当に日本のお祭りを楽しんでいるようでした。今回初めて「縁日」を体験した息子たちは、これまで以上に日本に興味を持ったようです。それじゃ、翌日の日曜日に開催される「グランド・パレード」でもっと日本のカルチャーを勉強しようね!

⇒パート2 グランドパレード編に続く

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