夏真っ只中となる6、7、8月はハワイの海で開催されるスイム・イベントが目白押し! どれもハワイの魅力がたっぷり詰まったオープンウォーター・スイムのイベントで、初心者から経験者までみんなが楽しめる大会となっています。イルカやカメたちが泳ぐ真っ青な海や熱帯魚の泳ぐコーラルリーフの間を抜けながら泳いでいく心地よさは、ハワイならではの経験となること間違いなし。日本でも人気が出始めているオープンウォーター・スイム。今年の夏は、ぜひハワイでデビューをしませんか?
夏のスイム・イベントの第1弾となるのは、合計4回の大会から成る「サーフ&シー・ノースショア・スイムシリーズ・イベント」。短い距離から徐々に距離を延ばしていくこの大会は今年で20回目を迎え、毎年500名近くのローカル・スイマーがシリーズ4回のイベントを通した合計タイムを競い合っています。日本から参加の場合、もちろん1イベントのみの参加も可能。レースと言っても、シリーズ・イベントとして楽しみながら参加する人が多く、とてもアットホームな雰囲気の大会です。
また、ノースショアというとビッグ・ウェーブを想像する方が多いですが、それは冬の時期だけ。夏のノースショアは比較的穏やかなゲレンデです。そのため、オープン・スイム初心者の方も、安心してお楽しみいただけます。
第2回目の「チョロズ・ワイメアベイ・スイム 1.2マイルスイム」(7月12日開催)も、初心者にとって挑戦しやすいイベント。ワイメアベイの湾の中に1,900メートルのコースを三角形に取っているため、波もあまりなく泳ぎやすくなっています。
第3回目「チャンズtoワイメアベイ 1.6マイル・スイム」(7月28日開催)では、チャンズリーフからワイメアベイまでの2,600メートルを泳ぎます。この大会からは潮の流れにさからうコースになるため、比較的チャレンジングなレースとなってきます。
シリーズ最後となる「ノースショア・チャレンジ 2.3マイル・スイム」(8月9日開催)では、3,700メートルの長距離レースとなります。コースは、エフカイビーチパークからワイメアベイまで。本格的なスイマーでは45分を切る人もいますが、2時間程かけて泳ぐ人も大勢います。ハワイの海の美しさを感じながら、自分のペースで楽しみましょう。
これらのスイム・シリーズに参加した人たちの多くが、夏最後の目標として参加するのが毎年9月1日に行なわれる「ワイキキ・ラフウォーター・スイム」。今年で39回目を迎える本大会は1970年に始まった歴史ある大会で、ホノルルマラソンやオアフ島1周バイクレースと並ぶハワイ3大レースのひとつとして知られています。毎年、海外からの参加者も含め1,000名近い人がレースに参加し、元競泳のオリンピック選手から一般のスイマーまで、選手のレベルも様々。2,000メートルを泳いだことがあるなら何歳でも参加が可能なので、完泳を目標にしている人も多く見られるのが特徴です。ただし、オフィシャルフィニッシャーとして認められるには2時間40分以内でのゴールが必要となります。
スタートは混雑を避けるためウェイブスタート(シード)方式を採用。2,000メートルのタイムを基準に約200名ずつA、B、C、Dのグループにわけ、タイムの早いグループからスタートしていきます。そして、コースはオープンウォーター・スイマーにとって何よりもうれしい3.8kmのワンウェイコースで、ワイキキのサンスーシ・ビーチからヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前までを泳ぎます。透明度の高い海とワイキキの街並みを沖合から眺めながら泳ぐコース設定は、選手を飽きさせません。
この大会は安全を第一に考えたレース運営で、コース上には小型船やカヤック、サーフボードにのったライフガードが常に監視し、待機しているので安心してご参加いただけます。
ハワイは大自然をフィールドにしたオープンウォーター・スイムを楽しむのに絶好の場所。光り輝く太陽の下で真っ青な空と海を目の前にしたら、誰もが海に飛び込みたくなるはずです。日頃、海で泳ぐ機会の無い方も、いつもとは違った体験をしてみたいという方も、ぜひハワイの海で新しいスイムの楽しさを見つけてください。
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