昼間はショッピングやオプショナルツアーで忙しくしているハワイ滞在も、極上サンセットが見られる夕刻には、ゆったりとした贅沢な時間を過ごしてみたいもの。 レストランのチョイスではいろいろ悩むことはあっても、ディナー前の過ごし方には欧米人と比べるとあまりこだわらない日本人ですが、ハッピーアワーやアーリーバードなどのタイムサービスを上手に利用すればリーズナブルに飲んだり、食べたりできるのです。次のバケーションは食事前のひとときもゆっくり時間をかけてみてはいかが?
■ハワイのバーを楽しむためのキーワード
◎ププ/PUPU
おつまみのことをハワイ語でPUPU(ププ)と言います。Poke(ポケ)と呼ばれるマグロのぶつ切りをハワイアン・ソルトやOgo(オゴ)という海草であえたものやルンピア(フィリピン風春巻き)などが人気です。
◎タップ・ビアー/Tap Beer
生ビールのこと。タップとは蛇口のことで、この蛇口がズラリと並んだスポーツ・バーでは、ハワイ産の地ビールをはじめ、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中の生ビールが味わえます。
◎インポート&ドメスティック/Imported&Domestic
インポートは日本のビールを含め、ギネス、ハイネケン、コロナなどの輸入ビールのこと。ドメスティックは、バドワイザーやクアーズなどアメリカ産ビールのこと。
◎バージン・カクテル/Virgin cocktail
通常カクテルといえばアルコールが入ったものを指すが、カクテルの名前の前に「バージン」とつけるとノン・アルコールでオーダーできます。
■ホテルのバーを利用してリゾートを満喫
【無料のショーが楽しめるホテル】
◎ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
◎シェラトン・ワイキキ
◎シェラトン・プリンセス・カイウラニ
◎ハレクラニ・ホテル
◎ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾートなど。
■ハワイで味わいたいおすすめカクテル&ビール
エルビス・プレスリー主演で1961年に公開された映画「ブルーハワイ」。この映画撮影中に映画にちなんだカクテルをプレスリーがオーダーして作ってもらったのが「ブルー・ハワイ」なのです。一般的にラム酒ベースで作るのが多い中、ブルーハワイ発祥の地ヒルトンでは、ウォッカベースの甘くないオリジナルが味わうことができます。
このほかハワイ島で製造してるハワイの地ビールをオーダーしてみたり、バケットに氷をもらい、氷を入れてビールを飲むというロコ風のビール・ウィズ・アイスで乾杯!というのもハワイならではですね!
写真左より:
★チチ:ウォッカにココナッツ、パイナップル、トロピカル・フルーツ・ジュースを混ぜたもの。甘みの中にフルーティな風味。
★ラヴァ・フロー:白地に赤い線の入ったカクテルをハワイの人は、「溶岩の流れ」に例えています。ウォッカをベースに、ココナッツ、パイナップル、バナナとイチゴをミックス。
★マイタイ:「いい気持ち」という意味のカクテルは、ラムをベースにトロピカル・ジュースをミックスしたオーソドックスな味。
★ブルーハワイ:ハワイの海と空の青さをそのままに表現した永遠の大ヒット作。ライト・ラムとブルー・キュラソーが入っている。
★トロピカルイッチ:ラムとパッション・フルーツを混ぜたライトなカクテル。イッチ(itchy)とは、英語でかゆい、という意味でジョークで「孫の手」がグラスに。
Q:アルコール類をオーダーする時に見せるID(パスポートなど顔写真付きの生年月日がわかるもの)はコピーでもOK?
A:以前はコピーでも大丈夫でしたが、最近はオリジナルでないとダメというところがほとんどのようです。オリジナルを持参しましょう。
Q:ハワイでは日本のように24時間お店でアルコールが購入できる?
A:いいえ。ハワイでは12時までしかアルコール飲料の購入はできません。12時になると同時に購入不可になるのでレジに並ぶ時も注意しましょう。
Q:クラブやバーでドリンクをオーダーした時、チップはどうすればいい?
A:カウンターで購入した時は、バーテンダーに$1を。ウエイトレスやウエイターに運んでもらった時は、ドリンクを受け取る時に$1を渡します。
Q:レストランなどで見る「BYOB」って何のこと?
A:Bring Your Own Bottle(ブリング・ユア・オウン・ボトル)つまり、アルコールの持ち込みOKということです。ハワイではアルコール類を提供するにはライセンスが必要なため、ライセンスがないお店では、持ち込みをOKしています。
Q:ビーチでアルコール類を飲んでもいいの?
A:ハワイでは公共の場所での飲酒を法律で禁じているため飲めません。ビーチに限らず、路上、公園でも不可です。
◎ハッピー・アワーとは?
レストランやバーに設定されているドリンクやおつまみなどが割引価格で楽しめる時間のこと。ピークを避けた夕方の早い時間や、9時以降のタイムサービスとして設定されています。夕方の時間は、お店によってはアーリー・バードと呼んでいるケースも多いです。
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