コンペ部門は、地元ハワイのハラウのほか、日本での予選を勝ち抜いた3ハラウも参加。ワヒネ(女性)のグループとクプナ(シニアの女性)の2部門で競技が行われ、華やかながらも白熱したパフォーマンスが繰り広げられました。
またコンペの審査員を務める著名なクムフラやハワイ文化のオーソリティが担当するワークショップは、今年はさらに充実。屋外でのフィールド・ワークも加わり、野山に分け入って自分たちで植物を摘み、レイを作るクラス、ハワイ王族の元宮殿フリヘエ・パレスを訪ねるクラスなども行われました。
今年のフエスティバルの詳しい様子はこちら。 また来年のモク・オ・ケアヴェ・フェスティバルに関する日本語情報はこちらで案内されています。
■DAY1:オープニング・ナイト
今年オープンしたワイコロア・ボウルは、ハワイの清々しい風と空気、そして満天の星空を満喫しながらステージが楽しめる屋外劇場。フラのイベントにはまさにぴったりの会場です。
11日5日水曜日の夜はオープニング・ナイト。マウイのクム・フラでシンガーとしても人気のナプア・グレッグのステージが行われました。
ハラウ・オ・ケクヒ・ファミリーの一員で、日本でも人気のシンガー、カウマカイヴァ・カナカオレも登場。9月にリリースしたばかりの新しいCDからの曲などを歌ってくれました。
■DAY2:カヒコ・コンペティション
日本から参加したハウオリズ・マサコ・アケタ・フラスタジオのカヒコは迫力満点のパフォーマンスでした。
日本予選で総合優勝を飾ったフラ・ハラウ・カフラ・オ・ハワイは「ハノハノ・ハナレイ・イ・カ・ウ・ヌイ」というカウアイ島をテーマにしたチャントを起用。
地元ハワイ島でメリー・モナーク・フェスティバルにも出場しているハラウ・オ・ポオハラはウリウリを使ったテンポのよいカヒコを披露してくれました。
ハワイの若きクムフラ、ナラニ・ケアレが率いるフラ・ハラウ・カウラカヒのカヒコ。日本からのダンサーも出場していました。
■DAY3:クプナ・コンペテョン&ワークショップ
ワークショップは7日(金)、8日(土)の2日間に渡って行われました。今年は会場内で行われるワークショップだけでなく、ハワイ文化にゆかりの深い場所を訪ねるフィールド・ワークも行われました。
コンペの審査員でもあるクムフラ、ケアラ・チン氏のワークショップは、カワイハエ地区を訪れるフィールド・ワーク。港に係留されているハワイアン・カヌーの「マカレイ」をみた後、プウコホラ遺跡を訪ね、その地でフラとチャントを学びました。
フラに使う楽器作りなどのワークショップも行われました。これはプーイリという竹素材の楽器作りと、それを使ったフラのワークショップの様子。ワイピオ渓谷に住むキア・フロンダ氏が教えてくれました。
ワークショップと同時に7日(金)、8日(土)は、ワイコロアビーチ・マリオット・リゾートでマーケットプレイスがオープン。フレッシュ・レイやハワイの伝統工芸品、アート、アロハウエアなどなどハワイにゆかりのある商品を並べたさまざまなショップが並びました。
コンペティション2日目はクプナ部門のソロとグループ競技が行われました。グループ部門で優勝を飾ったのはハワイ島ワイメアのハラウ、ケ・オラ・ポノ・ノ・ハ・クプナの皆さんでした。
6人で競ったソロ部門でみごと優勝を勝ち取ったのは、ケ・オラ・ポノ・ノ・ハ・クプナ所属のケリイ・シバデューさん。晴れやかな表情での優雅な踊りが光っていました。
ソロ優勝者のケリイさんと、そのクムフラであり、グループ部門でも優勝を飾ったケ・オラ・ポノ・ノ・ハ・クプナのドナ・ジャンセンさん。
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※メリー・モナーク・フェスティバル2008のようすはこちら
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