まだ厚手のコートが手放せないこの季節。皆様はどのように楽しんでいますか?
今回は、2000年より活動している南国楽団の「fine thank you ALOHA 南国楽団と愉快なダンサーたち 」のライブを、アロハストリート・ジャパン 土屋と高橋が行ってきました。
会場は東京駅よりおよそ15分に位置する、ディズニーリゾートとして人気の舞浜駅。
そのリゾートの一角にある複合施設イクスピアリ内のライブハウス「クラブ イクスピアリ」です。
今回は20時スタートということもあり、仕事帰りにも行ける時間なので、夜の美しいイルミネーションも楽しみながら、幻想的なエントランスに到着。
ライブスペースに入ると黒とワイレッドを基調としたシックな空間と大型ステージが印象的で、ステージに近いテーブル席から、食事などをしながら楽しめるライブスペースということもあり、来場者の方達はゆったりした時間を過ごされていました。
■ご存知の方も多いかと思いますが、ここで少々「南国楽団」について
メンバー
・永野亜紀(ukulele,vo)
・石井圭(b,cho)
・カプアナニ直子(hula)
・かわぐちなみこ(navigator,cho)
永野さんはこのようにおっしゃっていました。
「僕一人でも南国楽団としてライブをしていて、2000年からスタートしているので何十回、何百回と行ってきてるんですよ。その時々でダブルキャストだったりと色々形を変えて、進化し続けてます!
そして今回は、ハワイアンソングに馴染みがない方にも楽しんでいただきたかったので、日本語訳を創って新曲も用意しています。お越しくださった皆様が、演奏曲を通して気分は “南の島を散歩” ってなるように、神話やボクが簡単なエッセイや書いて、それを挟みながらの進行という初の試みをいたします。あえて僕らの “血” にある “日本語” を大切にしながら活動をしていきたいんです。」
その新しい試みでのステージ第一部が幕を開けていきました。
その光景がすぐ目の前にあるようなエッセイの語りと、力強く、時には優しい歌声に演奏、それに合わせウリウ、プイリ、イプなどの楽器を巧みに使い分けてのフラ。
キレイさリゾート感だけではなく、歴史も伝わるといったパフォーマンスで会場を包み込んでいきます。
第二部ではテーマの一つでもある日本語に訳した曲目が登場。そして、バンド名についてなどお話されていました。
「なぜバンド名が「南国楽団」か?
”ダサい!””え?漢字?”とか、よく言われます。
わかってるんです、カッコよくはないなって。あははぁ 確信犯なんですけどね。
顔は“ど日本人”だけど、日本語がわからない方や、日本語の響きに懐かしさを感じる方たちに、
”これが、おじいちゃんや、おばあちゃんの使っていたことばなんだよ”
”このハワイアンソングは、日本語だとこういう響きなんだよ”って、歌ってみたいなと。
ハワイアンミュージックの入り口になれたらな~と。」
甘~いラブソングを素敵に歌いきった後に、その日本語歌詞の直球さに照れるといった乙女な一面もありと、わかりやすい曲のイメージ・出来事などを交えた皆さんのトークに大人から子供まで終始笑顔でした。
最後に会場全体を巻き込み、そして一緒にフラを楽しみ幕が閉じられました。
幕が閉じてすぐ、出演されたの皆さんが客席に現れ交友を深めている姿に、「入り口になりたい。」と言っていた、その気持ちをとても感じる場面でした。
ハワイアンミュージックを大好きな方も、あまり馴染みがない方も楽しめるかと思います。
体感するのが何より! ということで是非、足を運んでみられては?
【 次回ライブ情報 】
次回は4月12日(日)に、マナパラダイス(ホヌ・ハワイアングッズ)さんにてステージがあります。
詳細情報はコチラ
☆最後に楽屋でのこぼれ話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
衣装に着替えられに行ったはずの永野さん。
そんな永野さんの一人大爆笑が聞こえてきました。
「ズボンが入らないんだよ、そんなに太った? と思ったら圭ちゃんのだったよ~。」と。
永野さん自分のズボンと思い履いてみたら、なにやらサイズが合わない。
ヤバイ! おかしい? と思いきや、それはうっかり圭さんのズボンだった、そんなプチハプニングに楽屋中大笑いでした。さすが南国楽団という皆さん、笑いも絶えず心から楽しんで活動されているのが伝わってくる、ステキな一面でした。
マハロ!
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