ハワイの音楽といえば大多数の方はフラを思い浮かべると思いますが、実もうひとつとても対極の大きなジャンルがあるのです。それはジャワイアンとかハワイアンレゲエ、アイランドリズムなど色々と呼称があるのですが、この記事ではH-POPと呼びたいと思います。H-POPとは「ハワイのポップミュージック」という意味でKONISHIKIがプロデュースしたネーミング。若者を中心にハワイでは日常的によく聞かれていていまして、専門ラジオ局もある程ポピュラーです。中でも人気なのが、KCCN FM100とIsland Rhythm98.5の2つ。ともにウエブラジオがあるので、どんな音楽なのかはさっそく聴いてみてください。
アロハストリートではアーティスト・インタビューや音楽配信などを通じて、このH-POPを定期的に紹介していきます。第1回目となる今回はライブレポートです。1月にワイキキシェルで行われたKONISHIKIがプロデュースのライブの様子です。
※アロハストリート2009年春号に掲載された記事です。
LIVE REPORTライブレポート
THROW DA SHAKA
2009.1.17 @ワイキキ・シェル
活動再開したKONISHIKI が1番力を入れているのが音楽。自身がプロデュースするロストコースト・サウンド・レーベルのアーティストが一堂に会した「THROW DA SHAKA」は、前日のストームから一転し、雲ひとつ無い青空の下で開演しました。若手人気ミュージシャンのジェイ・ブーグ、シーオーシー、KONISHIKI の甥のラガ・サヴェア、ハワイアンレゲエの大御所フィジーが次々に登場し、場内は最後まで大盛況。H-POPがどんな音楽かを定義するのは難しいですが、ハワイにふさわしいリズミカルなサウンドは誰が聞いても気持ちがいいはず。そして巨体からは想像できないファルセットからラップまで器用に歌いこなしてしまうのです。ポップ、R&B ソウル、レゲエのカバー曲も多いから、幅広い層に受け入れられるのでしょうね。芝生席ではピクニックを楽しむかのような家族の姿も多かったです。4 時間を超える長丁場でしたが、最後は2,000人を超すオーディエンスが総立ちで大揺れ。肌寒さも忘れてしまうほど、楽しいノリノリのライブでした。
Youtubeに動画を見つけました。
ではH-POPを実際に生で聞いてみる場合にはどこへ行ったらよいか。ライブは大小様々な規模で行われています。先ほどの専門ラジオ局ではライブ情報も紹介していますので、興味のある方はよーく聞いてみてください。定期的に行っている場所としては、アラモアナセンター4Fのマイタイバーや、アウトリガー・ワイキキホテルにあるデュークス、クヒオ通りのワールドトレードセンターにできたシャックスなどがおすすめです(ライブの内容は曜日によって違います)。そして今週土曜日にはワイキキ・シェルで大きなライブがあります! 大物アーティストが出演しますので、もし滞在されている方は行ってみてはいかがでしょうか。詳細情報はこちら>>
近々プロデューサーKONISHIKIのインタビュー記事も紹介します。この夏はH-POPでロコと一緒にハワイの音楽を楽しんでみてください。
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※アロハストリート2009春号に掲載した記事です。
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