★カピオラニ・パーク編
アロハ! キッシーです。5月1日はメイデーですが、ここハワイでは「レイデー」(Lei Day)として親しまれています。レイはハワイの文化を語る上で欠かせない大事な要素のひとつ。お祝いやお礼の気持ち、そしてたっぷりの愛情をレイに込めて贈る習慣が生活にとけこんでいるハワイって、とってもステキですよね。
そんなハワイのレイ文化に触れるいい機会となるのが、毎年5月1日にカピオラニ公園で行われる「レイデー・セレブレーション」です。バンドスタンドを中心に、レイ・クイーンやプリンセスの任命式、レイ・コンテスト、レイ・メイキングのデモンストレーション、リボンレイなどのクラフトブースなどがあり、多くの人が集まります。
今年もロイヤルハワイアンバンドの演奏に続き、2009年度のレイ・クイーンとプリンセスが登場。見事クイーンの栄冠に輝いたのは、プナホウ・スクールの卒業生で、現在はハワイ大学のハワイ語科で働いているローレン・カノエラニ・チャンさん。ブルーの衣装と黄色いレイがとても似合っていました。毎年、ハワイ語やフラなどの厳しい審査を経て選ばれるクイーン&プリンセスたちの優雅なフラに、会場もうっとり。その後はカペナらの人気グループの演奏などもあり、レイを讃えるイベントは夕方まで続きました。
★公立小学校編
アロハ!ユカリンです。
レイ・デーはハワイにとって、やっぱり特別な日。この日はハワイ中のプリスクールをはじめ、小学校や中学校、高校で各種イベントが開催されます。もちろん息子たちが通う小学校でも毎年イベントが行われます。今年は、マウイ島のピンク、カウアイ島のパープルなど、各学年ごとにハワイ各島の色でそろえた衣装やムームーやアロハ・シャツで着飾ったロコガール&ロコボーイが一生懸命練習したフラを披露してくれました。
まずは、ほら貝の低く、心臓に響く音色がイベントの開始のサイン。なんだかとっても厳かな雰囲気が会場を包みます。続いて各島カラーの衣装を身に着けたプリンスとプリンセスの入場。今年は例年にも増してとっても本格的です。開会の儀式を終えたら、いよいよ各学年のフラが始まります。現代フラ(アウアナ)を踊る学年、そして勇ましく古典フラ(カヒコ)を踊る学年、どの子も一生懸命で、観客であるお父さん、お母さん、そしておじいちゃん、おばあちゃんも目を細めながら見入っていました。もちろん、私も(笑)。
こんな風に自分たちが暮らしている土地の文化を大切に、そして誰もが経験をしながら身近に感じることができることって本当ににすてきだな。と思いました。次回はどんなフラを見せてくれるのかな?と思うとすでに来年のレイ・デーが待ちきれない私です。
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