“Let my peaple go surfing” 良い波の日はサーフィンするべし!
公開日:2009.09.28
更新日:2017.06.25
アロハ!
久しぶりにイヴォン・シュイナードの「社員をサーフィンに行かせよう!」を読みました。僕はサーフィンをしているだけにとっても共感する経営者哲学書籍の一つです。
師は1年の半分は会社にいないと言う。社員をサーフィンに行かせるように、自身もサーフィンやフライフィッシング、山登りなどのアウトドアスポーツに熱中するのである。創業者自らそれで良いのか?この余裕たるものやどこから生まれてくるのであろう。。いや、これは、師の言う「MBA」で、不在による経営論である。
その昔、どこかの経営者が言った“社員に休みを取らせたくない。何故なら社員の休みの日も私が給料を払っているのだから!”と。少なからず経営サイドの人間はこのような感覚を持っているはずである。その言葉を口に出すのは良いか悪いかは別として。。
師の言葉は究極の効率と生産性を求めているのである。確かに。。師の言葉が社内で浸透し、個人の責任感が強まり、社内のコミュニケーションとお互いを尊重する人間関係ができ、皆が本当にサーフィンに行くようになった時、どれほど個々人の仕事の能率が上がり、生産性が向上するであろうか。
パッションがミッションになるのである!
さて、このマネジメント思想や生産性の向上実験においては、有名な「ホーソン実験」がある。労働者の生産性は職場における人間関係や個人の目標意識に左右されるのではないだろうか?という仮説が立てられた。やはり、職場には人間関係と“海に行く”という(?)目標が大事なのである。
つまり、経営サイドは本人を含め、仕事に従事している者のパッションをミッションにするために、自己実現するための環境を整備しなければならないし、仕事においても、個人においても目標を設定する。それが個人のメンテナンスにもつながり、ひいては、会社への貢献、社会的責任へつなげなくてはならない。これが経営者のミッションである。と僕は思う。
コトラー、ドラッガーも大好きな経営思想家であるが、アウトドア派の僕にはどうやらイヴォン・シュイナードの経営哲学も肌に合うようである。
今、ウチの経営者は海外出張中で不在だ。これもMBAの一貫なのか?それはさておき。。
この手の話をすると、ついつい変なところに入り込んでしまう。収集がつかなくなるのである。なので、ゆるい話に切り替えよう。
「社員をサーフィンに行かせよう」をつまみ読みした後に、思わずサーフィンのビデオを見てしまいました。
9~10月は台風シーズンでもあるし、サーフィンに行きたいな~。と思う今日この頃です。
では、マハロ!
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