龍村仁監督による「地球交響曲（ガイアシンフォニー）」シリーズ第四番が、2007年の第三番に続き、ハワイで初めて公開される。上映は、10月22日（木）にハワイ沖縄センターで18:30から（英語版）、また10月25日（日）には、ハワイ大学のアーキテクチャ・オーディトリアム（スパルディングホールより変更）にて11:00から（日本語版）と、15:00から（英語版）の2回を予定している。
　チケットは各$10で、全席自由席となっている。また、上映会の会場にはハワイの環境に関するNPOやボランティアグループのブースも展示されるので、興味ある方はぜひ参加を。
　チケットの購入は、ウエブサイトまたは電話（542-9317/日本語ダイアル、738-3146/ENGLISH）。メールでの問い合わせはこちらへ。

　「地球交響曲（ガイアシンフォニー）」は、イギリスの生物物理学者ジェームズ･ラブロック博士の唱えるガイア仮説「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、龍村仁監督によって制作された、オムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ。ガイア（地球）を愛する全ての人たち、そして次代を担う子どもたちへ送るメッセージが、自然と共鳴しながら各界ですばらしい業績を成し遂げている現代の賢人たちによって熱く語られている。
　美しい映像と音楽によって織り成された珠玉のことばの数々は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年に初公開された「地球交響曲 第一番」から2006 年の「第六番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけでのべ240万人に上る観客を動員。「ドキュメンタリー映画」というジャンルにも関わらず、異例のロングランヒット作となっている。
　今回ハワイで初めて上映される「第四番」には、伝説のプロサーファー、ジェリー・ロペスや、沖縄が世界に誇る版画家・名嘉睦稔（なかぼくねん）氏などがフィーチャーされている。