先日、上野編集長といっしょに、豪華ディナークルーズ「スターオブホノルル号」にお邪魔しました! 今回お招きいただいたのは、スター・オブ・ホノルル号の中でも一番ハイクラスの「ファイブスター」ということで、着なれないワンピースを着こんでみました。いかがでしょう? 普通のクルーズ、と思ったら大間違いで、ちゃんと「ドレスコード」もあるのです。短パン、ジーンズ、Tシャツ、サンダルは不可。皆がピッカピカのお洒落をして、一流気分を楽しむステキな場なのですね。
実は私、ディナークルーズを体験するのは今回が初めて。「私みたいな庶民が行ってよいのかしら」「船って揺れるのかなあ」と、不安とドキドキが入り混じりつつ、いざ、港へ!
すると、見えてきたのは…。
「で、でかい!!」と思わず大声が出てしまうほどのビッグサイズ。後ろに見えるアロハタワーが、おもちゃのように小さく見えますね。
ファイブスターの客席は、船の最上階。エレベーターを上がると、そこは「全面ガラス窓の高級レストラン」といったゴージャスな風情が広がっています。座り心地のいい椅子、上品なテーブルコーディネート、ウエイターさんの紳士的なエスコート…「さすがファイブスターは違うね!」と、クルーズ慣れした編集長も感動していました。
着席からほどなくして、船は港を出て、海上をすべるように沖へと進んでいきます。
外の甲板へ出てみると…。
レインボータワーから虹が出てる!! ある意味、ダブルレインボー!?
しかも、よーく見ると、左側にもうっすら虹が! 世にも珍しいトリプルレインボーを拝むことができるなんて、なんて幸先のいい船出でしょう。船内には、たくさんのハネムーンカップル。アメリカの方も日本の方も、そしてその他の国から入らした方も、それぞれの世界に浸って幸せそう。そのハッピーオーラが船内を包んで、私たちまで幸せ気分にしてくれます。
さあ、いよいよお待ちかねのお食事です。
ファイブスターのディナーでは、ハワイ産の新鮮な野菜や魚介類、フルーツをふんだんに使ったお料理が、7皿たっぷり味わえるコース料理です。そのクオリティの高さは、全米ネットワークの「フード・チャンネル」で紹介されるほど。
お魚のメイン料理、活メインロブスターのサマーアスパラガス添え。この後、お肉のメイン料理にはプライム・テンダーロイン・ビーフが登場。どのお料理も、フレンチベースながら要所にトロピカルフルーツが使われていたりして、ハワイらしいアレンジがなんともバカンス気分をくすぐります。
船の中にもかかわらず、ファイブスターにはフルバーが備わっていますので、熟練したバーテンダーさんが、リクエストに応えて何でも作ってくれるのです。大人の旅の楽しみ方って感じ。
ほどよくお腹が満たされてきた頃、外はたそがれ模様に。
オレンジ色の光が、大海原の向こう、ワイアナエ山脈に沈んでいくのが見えました。夏の間は、太陽の位置が北寄りになるので、海に沈むサンセットはこちらでは見られません。冬場は逆に写真左の方に太陽がずれていきますので、絵葉書のようなサンセットがのぞめます。
この日はあいにく雲が多く、真っ赤な夕焼けを見ることはできませんでしたが、これはこれで風情があり、切なさをさそう景色にしばし感じ入るばかり。
「地球はでっかいなー」。
日々の小さなよしなしごとが吹っ飛ぶような、大きな景色でした。
日がとっぷり暮れた後は、本格ジャズのショータイムがスタート。生演奏をバックに、妖艶なシンガーがおなじみのナンバーをパワフルに歌い上げます。客席をまわりながらのパフォーマンスに、お客さんも大盛り上がり!
あっという間に2時間あまりの船の旅は終わりです。初めての豪華クルーズ、しかもファイブスターということで最初は緊張しましたが、ムード満点な船旅を満喫させていただきました。ワイキキやダイヤモンドヘッドなど、おなじみの景色も、海から見るとまた違ったように感じられたのも新鮮でした。
Star of Honolulu
電話 808-983-7879(日本語ライン)
アロハタワー・マーケットプレイスより毎日出港
公式サイト www.starofhonolulu.com
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