ハワイ王朝ゆかりの地でフラを競う

ハワイ王朝ゆかりの地でフラを競う

ザ・ロイヤル・ハワイアンのココナッツグローブでコンペティションが繰り広げられました。

公開日:2010.07.26

更新日:2017.06.25

ハワイのイベント・レポート

第9回フラ・ホオラウナ・アロハ2010レポート

7月11日コンペティション

 古きよきハワイの面影を色濃く残すホテル、ザ・ロイヤル・ハワイアン。ピンク・パレスの愛称で知られるこのホテルの中庭で、今年もコンペティションが行われました。
 ココナッツ・グローブと呼ばれる緑豊かな中庭に特設ステージと観客席が設けられ、日本のフラシスターたちによるパフォーマンスが繰り広げられます。またコンペティションの前には、地元の実力派ハラウによるカヒコが披露されるとあって、会場には、日本から応援に駆けつけた人や、この日を楽しみに待っていた地元のフラ・ファンなどが大集合。ステージに注目しています。
 さて、今年はどのダンサー、そのチームが優勝したのでしょう?
 

■由緒正しき聖地で開催

 涼やかな空気が流れるココナッツ・グローブは、その昔王家の避暑地だった場所で、かつてはヤシの木が1万本以上生えていたといいます。そんな由緒正しき場所で、毎年フラのコンペティションが行われることは、日本でフラを学んでいる人たちの励みになっていることでしょう。
 その場所に立つだけで神聖さを感じるステージでは、表現力、コスチュームやメイク、ステップの正確さ、演技のスムーズさなどが競われ、クムフラによるジャッジによって順位が決まります。毎年レベルアップしていると評される日本のフラですが、今年はどんなパフォーマンスが観客の目を楽しませてくれるのでしょう。
 今年の司会はキモ・カホアノさんとミツエ・ヴァーレイさんのふたり。さっそく華麗な競技会の模様をご覧ください。
   
   
   

■必見! ローカルハラウの華麗なフラで開幕

 若干緊張感の漂うコンペティションは、アドバイザーのカヴァイカプオカラニ・ヒューエットさんによるブレッシングにより幕を開け、続いてハワイを代表する5つのハラウのカヒコのパフォーマンスが行われました。
 クムフラのチャントに合わせ、ダンサーたちがステージで迫力あるカヒコを披露。観客も一気にフラの世界へと引き込まれていきます。今回登場したのは、ブレイン・カマラニ・キア、ナワヒネ・クラオカ、50年のキャリアを持つエド・コリアー、カピオラニ・ハオ、そしてサニー・チンのハラウ。これだけのパフォーマンスをワイキキで見ることができるのは、この時だけかもしれません。
 あっという間にエキシビションが終わり、いよいよコンペティションの開始です!
   
   
   
   
   
   

■ジャッジ(審査員)


●クム・エド・コリアー

●クム・ケアラ・チン
   

●クム・ケアロハ・カラマ

●クム・イヴァラ二・カリマ
   

●クム・ナワヒネ・クラオカ

●クム・ブレイン・カマラニ・キア
   
   

■カテゴリー:ソロ・ワヒネ

●カ・フラ・フイ・オ・ケーハウラニ:海老名りか

   

●ハーラウ・フラ・オ・ナーレイヒバ:鳥谷部美子

   

●アイランド・ビューティーズ・フラ・ハラウ:田中温子

   

■カテゴリー:グループ・ワヒネ

●イセ・ハワイアン・フラ・スタジオ(伊勢美保子先生)

   

●ナー・リコ・オ・カ・レフア・ケア(芥川美佳先生)

   

●ハーラウ・フラ・オ・ナーレイヒバ(黒岩真樹子先生)

   

●ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケア(山﨑左和子先生)

   

■カテゴリー:グループ・クプナ

●ハーラウ・ハワイ・モンマ・フラ・グループ(門間久子先生)

   

●ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケア(山﨑左和子先生)

   

●フラ・ハーラウ・ケオラロア・オ・カレフア・プアケア(佐藤幸恵先生)

   

●イセ・ハワイアン・フラ・スタジオ(伊勢美保子先生)

   

●フラ・ハーラウ・オ・ヨシエ(志賀よし江先生)

   

●ハーラウ・フラ・オ・リハウ(星野美千子先生)

   

■クム・フラたちの夢の競演が実現!


●クム・ケアラ・チン

クム・イヴァラ二・カリマ
   

●クム・ナワヒネ・クラオカ

●クム・エド・コリアー
   

●クム・カヴァイカプオカラニ・ヒューイット

●クム・カピオラニ・ハオ
   

■結果発表

 日ごろの練習の成果を出し切り、パフォーマンスを終えたダンサーの皆さん。みんなすがすがしい表情をしています。そしていよいよ結果発表の瞬間がやってきました!
 アドバイザーのヒューエットさんのアナウンスにより結果が発表されると、会場から歓声があがり、入賞者が次々とステージへとあがります。各ディビジョンの入賞者には手作りの記念品(ウメケ)と、優勝ハラウには副賞として、来年の参加のための航空券がJALウェイズより授与。総合優勝のハラウには、さらに代表者のための航空券がプレゼントされました。
 今年は昨年の優勝チーム、ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケアが再び総合優勝を手にしました。おめでとうございます!
 今年もたくさんの感動の場面を与えてくれたフラ・ホオラウナ・アロハ。また来年もハワイで会いましょう!

●ソロ・ワヒネ・ディビジョン

★3位
アイランド・ビューティーズ・フラ・ハラウ:田中温子

   

★2位
ハーラウ・フラ・オ・ナーレイヒバ:鳥谷部美子

   

★1位
カ・フラ・フイ・オ・ケーハウラニ:海老名りか

   

●グループ・ワヒネ・ディビジョン

★3位
イセ・ハワイアン・フラ・スタジオ(伊勢美保子先生)

★2位
ナー・リコ・オ・カ・レフア・ケア(芥川美佳先生)

   

★1位
ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケア(山﨑左和子先生)

   

●グループ・クプナ・ディビジョン

★3位
ハーラウ・フラ・オ・リハウ(星野美千子先生)

★2位
ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケア(山﨑左和子先生)

   

★1位
フラ・ハーラウ・ケオラロア・オ・カレフア・プアケア(佐藤幸恵先生)

   

●総合優勝

ハーラウ・カ・リコ・プア・オ・カラニアーケア

 

フラ・ホオラウナ・アロハ1日目エキシビション「ホイケ」の様子はこちら⇒⇒

フラ・ホオラウナ・アロハ3日目ワークショップ&アロハ・パーティの様子はこちら⇒⇒

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