ハワイのビーチに恩返し!お掃除大作戦
ハワイの美しい海を守るために、早起きしてビーチクリーンアップに参加してきました!
公開日:2010.09.01
更新日:2017.06.14
8月29日(日)、アラモアナ・ビーチパーク内マジックアイランドで、日本クラブ主催のビーチクリーンアップ作戦が行われました。白い砂浜とコバルトブルーの海が美しいハワイのビーチですが、世界各地から多くの人が訪れる場所でもあるため、どうしてもゴミが出てしまいます。人の心を癒し、最高の思い出をくれるハワイの海…。「美しいビーチに恩返しするぞ!」と、私も微力ながらこのビーチクリーンアップに参加させていただきました!
そして私。ワイキキの摩天楼(?)をバックに。
集合は、早朝6:30。アラモアナ・ビーチパークのワイキキ寄りの駐車場に、AUWの旗がたなびいています。AUWとは、私たちも昨年から応援しているハワイ最大のチャリティ団体アロハ・ユナイテッド・ウエイのこと。「子供の早期教育」 「緊急・危機対策」「財政安定&独立補助」「ホームレス」「犯罪と麻薬」の5つの大きなテーマと、それらに関連するNPO団体に、集めた基金を配分していくハワイ最大の基金組織です。
まず最初に受付で参加費$10を払います(12歳以下は無料)。$10を寄付し、さらにビーチのお掃除をするというところがユニークですよね。2重に心がキレイになるようで、なんだかいい気分がしてきます。
受付の手続きが終わると、ゴミを拾う際の注意事項などが発表されます。今回は、マジックアイランドのワイキキ寄りのビーチを重点的にお掃除するとのこと。ここは、アラワイ運河の水が海へ流れこむ場所でもあり、いろんなゴミが集まりやすいのだそうです。
配布されたゴム手袋をはめ、各自持参したゴミ袋を持って、さっそくお掃除スタート!
マジックアイランドのワイキキ側、ヨットハーバーがある岸の岩場に降り、岩の間に落ちているゴミを拾っていきます。普段はあまり気にすることはありませんが、岩と岩の間や、水の奥をのぞいてみると…「あっ!」。自然なビーチには似つかわしくない、カラフルなプラスチックがチラリと見えるではありませんか! いやいや、あるわ、あるわ、驚くほどの量のゴミが行き場所を失って漂っています。
手を突っ込んで拾い上げてみると、お菓子の袋やプラスチックカップ、ペットボトルのキャップ、ビニールひも、釣り糸とルアー、などなど。スニーカーのゴム底が落ちていたのには驚きました~。 スーパーのビニール袋、プレートランチの発泡スチロール、ペットボトルなど、自然に還らないゴミの大集合です。
ゴミがないかと岩場の影をのぞいていたら、カサカサっと動くものが。よく見ると、手のひらほどもある大きなカニが歩いていたのです! こんなに大きなカニが生息するほどの豊かな海辺に、ゴミが落ちているなんて、考えると心が痛みます…。ビーチをみんなで掃除することは尊い行いですが、その前に、ゴミをポイ捨てしないことが本当は大事なんですよね。
すべりやすい岩場でのクリーンアップは危ないため、キッズたちは公園の芝生のお掃除を担当。岩場ほどの大物は少ないものの、芝生の上にもタバコの吸殻やプラスチックの袋、ストローなどのゴミが落ちていました。
ジャ~ン! これは集めたゴミのほんの一部です。「小さいゴミだからいいだろう」「1度だけならセーフだろう」と思う人が何百人といれば、こんなに大きなゴミが出てしまう…考えればわかることなのに、自分の目で見ると、その罪深さがわかります。
朝8:00。すっかり太陽が昇り、まぶしい光が公園全体を包んでいます。ここで、クリーンアップ終了! 参加者全員で記念撮影をしました。小さな子どもからリタイア後のご年配の方まで、さまざまな人の善意がつまったすばらしいイベントでした。みなさん、お疲れ様でした!
最後に、AUWからはTシャツ、伊藤園さんがお茶、サンジェルマンさんがパン、ドコモさんがビーチマットなど、軽食やおみやげが入った参加記念品が配られました。ありがとうございます! このTシャツ、なかなかオシャレですよね!
皆、おみやげをもらって、にっこり~! 子どもたちも大活躍のクリーンアップ作戦、本当に「大・成・功~!」でした。事前に申し込めば、どなたでも参加可能です。飛び入りでも、おみやげが保証できないだけで、もちろんOK! 来年はみなさんもぜひ参加してみてくださいね!
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