ジェイクのウクレレ響く心温まるイベント
ジミー・バフェットで行われた「アクセスサーフ・ハワイ」のファンドレイザー・イベントの様子です。
公開日:2010.09.29
更新日:2017.06.14
アロハ!リツコです。
9月23日、ワイキキのジミー・バフェット レストラン&バーで行われた「アクセスサーフ・ハワイ」主催のファンドレイザー・イベント(チャリティー・イベント)に、上野編集長とともに参加してきました。
「アクセスサーフ・ハワイ」は、サーフィンやビーチアクティビティなどを通じて、障害を持った人たちの機能回復や精神の安定をはかり、その治療やリハビリに役立てることを目的とする非営利団体。2006年の設立以来、その活動を続け、毎月第一土曜にはオアフ島西部のバーバーズポイントで、「ア・デイ・アットザビーチ」という障害者向けビーチプログラムも実施しています。
ボランティアのみなさんが力を合わせて行う活動の日々。この日のイベントは、団体として初のファンドレイザー・イベントで、その入場料などがアクセスサーフ・ハワイの活動資金に充てられる、というわけです。
会場では、このようにしてサイレント・オークションも行われていました。欲しい商品のリストに、希望落札金額を記載していくオークション方法で、もちろん、この売上げも活動資金として運用されます。みなさん、熱心に参加されていましたよ。
そして、プールサイドのおしゃれなテラス席に、次々とお客さんたちが集まってきます。お料理はビュッフェ方式。カジュアルに、思い思いのお料理をとって席に着きます。
盛り上がる雰囲気にワクワクしていたところへ、アクセスサーフ・ハワイの代表であるマーク・マーベル氏がいらっしゃいました。レクリエーション・セラピーという注目の療法で知られるお医者様でもある方です。「今日はこんなに大勢の人が、初イベントに集まってくれて、とてもうれしいよ。ありがとう!」と話してくれました。
日が暮れかけたころ、マーク氏の挨拶でイベントがスタート!そして、みんなが見つめるステージには…。じゃじゃーん。ウクレレマスター、ジェイク・シマブクロさんが登場です。
今回、イベントのゲストとして出演したジェイク。自ら、音楽を通じてみんなが健康的に豊かになることを目指す「Music is good medicine」というプロジェクトに参加していることもあり、アクセスサーフ・ハワイの活動を応援しているのだそうです。ハワイの心地よい風の中、ジェイクが奏でるウクレレの音色がテラス全体を包みこみます。
車椅子で参加されていた方、小さなお子様を連れたファミリーなど、そこにいる全員がシアワセな気持ちで聴き入っていました。ステージに近づいた小さな男の子に気づき、笑顔で応えた彼を見て、会場のみんなも自然とやさしい表情に…。アロハスピリットいっぱいのひとときです。演奏は10曲におよび、その後も温かい雰囲気の中、大盛況のうちにイベント全体が終了を迎えました。
イベント後、「本当にすてきな演奏でした。会場のみんなが感動してましたよ…」と伝えると、「こういう意義あるイベントに呼んでもらえることは、僕にとってすごく光栄なこと。この場で演奏させてもらってハッピーです!」と笑顔満面。
「僕が今日ここで演奏したのは、ほんの1時間くらいだけど、アクセスサーフのみんなは毎日毎日、いろいろな活動を地道に続けている。これってほんと、スゴイよね。彼らの活動を心から応援しているし、尊敬してる。だから、僕のウクレレが少しでも彼らをサポートできるなら、それは何よりうれしいことなんだよ」とニコニコと語ってくれました。そう話す間にも、次々と声をかけてくる団体のスタッフや参加者ひとりひとりに、ていねいにあいさつしたり、ハグしたり…。ほんと、温かい人ですねー。※ちなみに、こんなジェイクのハワイでの演奏予定は、コチラからチェックできますよ!
アロハな気持ちがいっぱい詰まったやさしいイベントに参加でき、自分たちまでほんわかした気持ちにさせてもらいました。ハワイってやっぱりいいなあー…とあらためて感じながら、帰途についた私たちだったのでした。
AccesSurf Hawaii Inc.
[電話]808-236-4200(英語のみ)
[公式サイト] www.accessurf.org
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