フラに必要なすべてを学べるイベントとは?
フラに必要なすべての要素を、フラマスターから直接学べる最高のイベントはこちら
公開日:2010.11.24
更新日:2017.06.14
アロハ!サヤカです。
日本とハワイで合わせて約7年間フラを習っている私ですが、ハワイでフラをする醍醐味というのは、やはりメレ(歌)に出てくるお花のレイを自分たちで作って身につけられたり、ハワイの海風を体で感じたり、美しい山々からパワーをもらったり、生ハワイアンバンドの演奏で踊ったりできることかしら?と思います。そんなフラの本場で「これほど内容の濃いカンファレンスはほかにない!」と思うイベントがあります。
11月19~21日の3日間、ハワイ・コンベンション・センターで行われた「第4回インターナショナル・ワイキキ・フラ・カンファレンス」のことです。今年はなんと、750人が参加したそうです!!
このカンファレンスは、フラはもちろん、ハワイ語、歴史、音楽など、フラに必要な要素のすべてをフラマスターから直接学べる最高の機会なのです。日本をはじめフラを愛するダンサーが、世界中から勢ぞろいする人気イベント。編集部マナミと参加してきましたので、その様子をご紹介します。
会場に到着すると、生ハワイアンバンドの演奏で、1人の女性フラ・ダンサーが踊っていました。フラ・ダンサーなら、きっとアドレナリンが出始めるかもしれませんね。「私も、早く踊りたい!」と思っていた方も多いと思います。
ほかにも、ハワイアングッズのショップが数多く並んでいて、大盛況。ハワイの楽器やパウスカート、ヘア・アクセサリーなどが販売されていました。
オープニング・セレモニーでは、カンファレンスを主催するワイキキ・インプルーブメント・アソシエーションの代表やホノルル市長のピーター・カーライル氏などの挨拶のあと、クムフラ(フラの先生)、エインズリー・ハレマヌ氏率いるハワイアン・バンドの演奏や、フラのパフォーマンスが行われました。
セレモニーが終わるやいなや、いよいよワークショップが始まります。私は、クムフラ、メリア・ローベンスタイン・カーター先生のアウアナ(現代フラ)のクラスを体験させていただきました。大きな会場も、大勢の人でいっぱいに!このクラスは、大半が日本からの生徒さんでしたが、ロコの方も数人いらっしゃいました。
メレ(曲)は、「ハノハノ・ワイエフ」というハワイ島の曲です。
授業の初めに、歌詞の簡単な説明を受けます。その後約20分のベーシック・レッスンを行いました。周囲の生徒さんからの熱意がヒシヒシと伝わってくるのが分かります。真剣なあまり、顔の表情がかたくなっているのに気付いて、メリア先生が「ほらっ、みんな笑顔よ、笑顔!」と声をかけます。心なしか、みんなの表情がやわらかくなったような…。
曲の振り付けが始まってからも、メリア先生は「あなたたちは、ただ動きを真似るだけではなく、物語の語り手になって、この歌を表現しなくてはいけないのよ」と、大切なことを教えてくださいます。多くのクムがいうように、これはとても大事なことですよね。
このカンファレンスでは、ウリウリ製作や、ニイハウシェルの製作も学べます。なかなかほかではできない、この楽器製作を学べるのもこのカンファレンスの素敵なところです。私も次回はぜひ、習いたいなぁ。
ニイハウ・シェル・ネックレスのお見本
最終日(21日)は、コンベンション・センターで行われたワークショップでの成果を、ロイヤル・ハワイアン・センター内のロイヤル・グローブやクヒオ・ビーチ・フラ・マウンド、インター・ナショナル・マーケット・プレイスなど各所でホイケ(発表会)として披露しました。本場ハワイでホイケなんて、日本のフラ・ダンサーには夢のようですよね!? 次回は2012年開催予定です。あなたもぜひ、この貴重な体験をしてみませんか?初心者から上級者までが、満足できるクラスがいっぱいです。
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