日本がときめいていた80年代、私が初めてハワイに降り立った頃、日本では鈴木英人、ヒロヤマガタなどのパステル系アートが大人気でした。　そのキラキラのときめきをそのままイラストに表現している北海道出身のイラストレーターの「栗山勝義」さんにインタビューしてきました。

アロハ：　栗山さんがハワイの絵を描くきっかけは？

栗山：　「北海道出身なので、ヤシの木を見たことがなかったんですよ。　でも大好きだったので、小学校の頃からヤシの木の絵を描いていました。　丁度その頃、山下達郎や大滝詠一のアルバムジャケットで大人気だった鈴木英人さんなどのキラキラ系の絵に興味を持ち始め、いつかこんな絵が描けたらいいなとずっと思っていました。　大人になり、12年前にハワイ旅行に行った際に、着陸前の飛行機からみた景色で、これだ！とインスピレーションを感じ、キラキラの絵を描こうと閃いたのがきっかけです。」

アロハ：　そうですか。私も栗山さんの絵を見たときにどこか懐かしさを感じたんです。　ドンピシャですね！　そして、このすごく可愛いハワイのミニチュアですが、これはどうして？

栗山：　「ハワイで大好きになったABCストアなどすべてを持って帰りたくなっちゃったんです。　でもそれは無理なので、帰ってきてからミニチュアで再現してしまいました。（笑）　リアル感を出すため、出来るだけ細かくこだわったんです。」

アロハ：　ABC店内のスパムやライオンコーヒーには本当に驚きました！　またうれしい事にアロハストリートのマガジンラックもチョイスしていただきました！

栗山：　「ハワイの街の風物として、マガジンラックは欠かせません。　なかでもアロハストリートを手に取るとハワイに来た～とテンションあがりますよ！（笑）」

アロハ：　これらのミニチュアは販売しているんですか？

栗山：　「はい。でも粘土で形を作り、色付けなど細部にもこだわっているので、制作に時間かかってしまうので、20～30万円くらいで個展を中心に販売してます。　是非個展にいらっしてください。」

アロハ：　栗山さんのこれからの活動は？

栗山：　「現在は、北海道中心に個展や制作のお仕事をしております。　昨年初めて東京や神戸などの大都市で小さな個展を開催しました。　今年は、もっとたくさんのハワイファンが集まるイベントに出たいですね。　たとえばアロハヨコハマとか。　将来、ハワイで個展ができたら本当にうれしいです！」

アロハ：　アロハストリートとしても応援して行きます！　是非コラボ商品作りましょう！

インタビューは、真冬の札幌のアトリエで実施しましたが、栗山さんはアロハシャツで登場！　アロハな気持にさせてくれるホッとするインタビューでした。　私も一発でファンになった栗山さんの今後の活動には目を離せませんよ！

プロフィール 栗山義勝（Yoshikatsu　Kuriyama） 北海道出身　36歳　 北海道の美術学校卒業後　プロダクション勤務、後フリーランスに。平面・立体ともに製作可能。デジタル、アクリル、水彩、エアーブラシ使用。2000年よりハワイシリーズを制作開始、現在に至る。 HP:http://www14.plala.or.jp/kuri_yama/hp02/hawaii.html

アロハストリート・セレクトにて栗山氏のポストカード、ミニポスター、ミニチュアボックス販売決定！

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