豪華なゲストが集結!ウクレレ三昧の日曜日
ハワイ州が認定した「ウクレレの日」、2月13日に行われた「ハワイアンエアライン・プレゼンツ・ウクレレピクニック・イン・ハワイ2011」の様子をレポートします!
公開日:2011.02.15
更新日:2017.06.14
2月13日は、ハワイ州が「ウクレレの日」、そしてホノルル市が「ウクレレピクニックの日」として認定しているウクレレ・デー。その当日、カカアコ・ウォーターフロント・パークにて「ハワイアンエアライン・プレゼンツ・ウクレレピクニック・イン・ハワイ2011」が開催されました!
前日までの心配をよそに清々しく晴れた日曜の朝9時、イベントがスタート。イベントの共同プロデューサーである関口さんのMCで、舞台は幕を開けました。最初は、ウクレレ・ハレという地元ウクレレスクールの子どもたちが演奏。ウクレレが大きく見えちゃう小さな子どもから高校生くらいの生徒さんまで、すてきな演奏を聴かせてくれました。このスクール、実は、ウクレレデュオ「ハート&ソウル」のメンバーであるジョディ・カミサトさんが主宰。私事ですが、うちの子どもたちもここの生徒なんです(笑)。
続いて、土曜日に行われた「ハート&ソウル・ウクレレ・コンペティション」の年齢部門別優勝者4名の演奏も!ちなみに、11〜16歳の部で優勝したのは、以前アロハストリートでもご紹介したレオ君でした。迫力たっぷりのステージに、会場も大盛り上がりです。もちろん、優勝者4名すべて、プロ顔負けのパフォーマンス。みなさん、本当にすばらしかったです!
その後、ステージには次々と豪華ゲストが登場!日本から参加のウクレレスタジオのマハナのみなさんは、以前レッスンを受けたことがあるというハーブ・オオタ・ジュニアさんと共演。また、アイドルの山本梓さんがウクレレの弾き語りで出場するなど、和やかで楽しいステージが続きます。
沖縄からやってきたジョニー宜野湾さんのバンドや、韓国から登場のTJさんなど、ワールドワイドなゲストが登場です。TJさんは、韓国でその名も「ウクレレ・ピクニック」というグループに所属して活躍しているのだそう。偶然だそうですが、これもご縁ですね…。
お昼近くになり、ハート&ソウルが登場すると、またも会場が沸きます。昨年CDデビューを果たしてすでに大人気の二人は、日本語で「島人ぬ宝」も演奏。日本から来ているお客さんもローカルの人たちも、大きな掛け声をかけながら、とっても盛り上がってました。
それにしても、この日はとってもいいお天気。会場には多くのブースが並んでいましたが、シェイブアイスや冷たいドリンクはとくに人気でした。また、アロハ豆腐のブースでは、おぼろ豆腐や豆腐ムース(これ、絶品でした!)などが売られてこれまた多くの人でにぎわっていましたー。中には、 ハワイにウクレレ・ミュージアムを建設することを目的とした「ウクレレ・ファウンデーション」のブースも。こちらでは、募金活動や署名なども行われていました。ウクレレの本場であるハワイに、ウクレレ・ミュージアムを・・・という願いが、実現することを願い、もちろん私も署名してきました〜!
ステージでは、まだまだ豪華なゲストのパフォーマンスが続きます。キカイダーのテーマを演奏してロコの拍手を集めた勝誠二さん、ウクレレ界の若き注目株!?カレイ・ガミアオ、ナ・ホク・ ハノハノ・アワードの女性ボーカリスト賞を受賞したマイラニ、炎のウクレレ・ガール、ブリトニー・パイヴァ、さらにアーニー・クルーズJr.、ホルナペ…などなど、個性あふれる演奏は贅沢〜の一言です。こんな人たちが集まって、しかもそれを無料で楽しめるなんて、ウクレレ・ピクニックってすごい!ハワイって、すごい〜!
そうしているうちに、レジェンド「ビル・タピア」さんが登場しました。なにせ1908年生まれの103歳!現役のウクレレ奏者としては、最高齢といわれる伝説のミュージシャンです。10歳でプロデビューして以来、93年のキャリアとなるわけで、そのオーラは特別。とってもおしゃれなアンクル・ビルは、すばらしい演奏と歌声を聴かせてくれました。演奏後は、会場もスタンディング・オベーション!やさしい時間が流れました…。
日本の人気ウクレレ・アーティスト、IWAOさんのやさしくて美しいウクレレの音色には、みんなため息。サザンオールスターズの関口和之さん、口笛奏者の分山貴美子さんらによる「関口バンド」には、サザンのドラマー松田弘さんもサプライズで合流し、みんなであの名曲「Yaya〜あの時代を忘れない」まで披露。世代的にもドンピシャな私、涙腺がきゅきゅっとなっちゃいました。
ウクレレ界の神様、オオタサンは息子さん(ハーブ・オオタJr.)と親子共演も。やさしくて心地よい時間が流れていきます。そろそろ、夕暮れ。カカアコに、気持ちいい風が吹いて来ました。暑かった1日も、そろそろ暮れていきます。
サンセットと同時に現れたのはパリ。ライトアップされたステージで演奏するその姿は、あまりに格好よすぎました。お客さんも一体になり、最後はミュージシャンがみんな集まってのファイナル・ソング。これまたサザンの名曲「勝手にシンドバッド」を大熱唱です。舞台の上も、ステージ裾の人たちも、観客席も、みんな笑顔。ウクレレ三昧の1日は、こうして終了したのでした。
年に一度、すでに恒例となったウクレレ・ピクニック。これからも、ハワイらしい温かいイベントとして、ずっとずっと続いていってくれることを願います。ああ、ウクレレっていいなあ〜〜〜。
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