ヨガ&太鼓&ウクレレで日本への祈りを
日本への祈りを捧げる「A Prayer For Japan」。ケニー遠藤&ジェイクも登場した、温かいイベントをレポートします。
公開日:2011.04.09
更新日:2017.06.14
4月8日の夕方、有志のヨガ・インストラクターのみなさんが中心となり、日本の被災者のみなさんへの祈りを捧げるチャリティイベント「A Prayer For Japan」が開催されました。会場は、ダイヤモンドヘッドからほど近いユニティ・チャーチです。
会場へは、続々とヨガマットを持った人々が集まってきます。東日本の復興を祈り、Sun Salutaionというヨガを108回みんなで繰り返そうというのが、このイベントの趣旨なのです。各自の参加費$20は、100%日本赤十字を通じて被災地の方々へと寄付されるそうです。
そして夕方18:00、セッションが始まりました。太平洋太鼓センター・アーティスティック・ディレクターであり、外国人(ケニーさんはLAで生まれ育った日系2世)としては初の邦楽囃子の名取であるケニー・遠藤さんの太鼓に合わせて、中庭で静かに行われます。
会場一面に敷き詰められたヨガマットの上に、入りきらないほどの人が集まっています。何回かのセッションに分けて、日本へ向けての祈りが約1時間半もの間、続けられました。
途中、軽食のサービスなどもあり、リラックスした雰囲気も。そんな中、アロハフロウのMiilaniさんやルアナ・ワイキキのアカネさんたちも、ボランティアをされていました。お疲れ様です!
そしてその後は、チャリティライブも行われました。ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさん、そして先ほどまでヨガセッションにも参加していた、和太鼓マスターのケニー・遠藤さんが次々と登場。その熱い演奏に、多くの人たちが大きな拍手を送ります。
日本への思いを込めて深く響く、ウクレレと和太鼓の音色は、本当に、本当に、感動的でした。
また、ウクレレ、和太鼓、ソプラニーノ・サックスのコラボレーションまで披露され、会場は温かな雰囲気に包まれていました。ステンドグラスの前で、こんなパフォーマンスが聴けるなんて、不思議な感動・・・。
最後に、主催者である女性ヨガ・インストラクターの方々が舞台で挨拶。そのうちの一人であり、日本人であるヨーコさん(写真左)は「今、日本はとても大変な状況にあります。自分たちがハワイできることを、と考えて今日のチャリティイベントが実現できたことを感謝しています。協力してくださったみなさん、本当にありがとうございます」と声を詰まらせていました。
ハワイから日本へ。いろいろな人たちが、さまざまなな形で想いを伝えようとしています。この気持ちを、これからもみんなでつないでいきましょう…。
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