感動をありがとう!ホノルルトライアスロン
今年は長谷川理恵さん、古田敦也さんも出場!ハワイの美しい景色の中、極限まで研ぎ澄まされた肉体が駆け抜けました!
公開日:2011.05.19
更新日:2017.06.14
5月15日(日)、ホノルルトライアスロン2011が開催されました。まだ夜も明けきらぬ早朝、スタート地点のアラモアナビーチパークに世界各国の選手が集合! 昨年は100名ほどだった日本からの参加者も今年は400名を超え、古田敦也さんや長谷川理恵さん、KONISHIKIさんなど有名人も参加し、注目度の高い大会となりました。
朝焼けをバックに世界のつわものが集結
朝6:00、いよいよ大会スタート! アラモアナビーチパーク内のマジックアイランドの砂浜にスタートラインが設けられ、カテゴリーごとに選手が整列、スタートを繰り返していきます。このホノルルトライアスロンでは、スイム1500m、バイク40km、ラン10kmを1人で行うオリンピックディスタンスだけでなく、各種目の距離が短いスプリントディスタンス、スイムのかわりにランを2回繰り返すデュアスロンなどがあり、それぞれに年齢や性別によって分けられた小グループごとにスタートを切っていきます。
後発グループがまだスタートを切っている途中、早くも第一陣が陸へ戻ってきました! 水しぶきをあげながらビーチへと駆けてくる姿がなんともいえず凛々しいです。選手は裸足のままバイクのトランジションエリアへと走り、スイムウエアから着替え、バイクの装備を整えます。
バイクのスタート地点には「マウントライン」というラインが設けられていて、このラインの手前からバイクに乗ってはいけないルールになっています。選手たちは1秒を争うようにバイクを小走りに押しながらラインを超え、さっそうとバイクにまたがり公園の外へとすべり出していきます。大人に混じり、キッズ部門の若きアスリートたちも大奮闘!
公園を出たバイクは、アラモアナ・ブルバード→ニミッツ・ハイウェイ→カメハメハ・ハイウェイへ。空港を過ぎ、パールハーバーのゲート手前でUターンし、再びアラモアナビーチパークへと戻ってきます。途中、海に向かって一直線に伸びるラグーンドライブをバイクで駆け抜ける時には、どんなに気持ちいいことでしょうね〜。…と想いを巡らしているうち、あっという間にバイクを走り終えた選手が次々と戻ってきます。その中に、長谷川理恵さんの姿を発見!
バイクが終わると、次はいよいよ最後の種目、ランです。ケワロ湾沿いを走り、カカアコ・ウォーターフロントパークで折り返し、アラモアナ公園を抜け、最後にマジックアイランドを1周してフィニッシュです。あともう少し、がんばって!!
仲間とがっちりハグ!感動のゴール
スタートから2時間30分を切った頃から、次々と選手たちがゴールゲートをくぐり抜けてきます。みなさん息を切らしながらもすがすがしい笑顔でフィニッシュ!ゴールで待ち構えているスタッフから大会参加メダルを首にかけられ、足首につけたタイミングベルトを外して、終了です。
ゴールの後ろには、一緒に参加した選手や応援にかけつけた仲間がいっぱい! みんなハイタッチやハグをして、お互いの健闘をたたえ合う姿がなんとも感動的です。ゴールを抜けた瞬間、待っていた子どもが選手に駆け寄る、なんてシーンもありましたよ。
こんなステキな女性アスリートの多い今回の大会でした。
後ろには、「レバレッジ・シリーズ」の著書で知られる本田直之さんの姿も!
今回で2回目の参加となる古田敦也さんからコメントをいただきました!
「雨が降った去年に比べ、今年は天気にも恵まれ、ラクに競技ができました。ハワイの美しい景色を眺める余裕もできて、楽しかったですね。タイムも10分ぐらい縮まりましたよ。来年もぜひ参加したいですね!野球界に復帰していなければの話ですけど(笑)」
スイム、バイク、ランと、どの競技も笑顔でのぞんでいた古田選手。今年は1週間ほど前にハワイ入りして体調を整えたそうです。
トライアスロン初参加にもかかわらず、3時間を切るすばらしいタイムでゴールを切った長谷川理恵さんにもコメントをいただきました!
「トライアスロンは今回が初めてでしたが、マラソンよりもダメージが少なく、思ったよりも楽しむことができました。ボランティアの人も大会スタッフも、みんなとてもあたたかくて、アロハの心があふれた大会でしたね」
ホノルルマラソンには10回連続で出場されている長谷川さんですが、なんと半年前まではほとんど泳ぐことができなかったのだとか。にもかかわらず1500mを泳ぎ切り、2時間54分でのゴール、お見事です!
大会スタートから3時間を過ぎた朝9:30頃、ゴール横のステージではロコミュージシャンによるライブが開かれました。リレーの部でスイムに挑戦したKONISHIKIさんが登場! パワフルでノリノリなステージを披露してくださいました。KONISHIKIさんは東日本大震災のチャリティ活動を行っており、6月には日本で救援活動を行う予定だそうです。この日も、ステージ脇には募金箱が設置され、多くの人が募金を行っていました。
日本からも多くの選手が参加した今年のホノルルトライアスロン。女性のアスリートも多く、みなさん生き生きと、美しく輝いている姿がとても印象的でした。見ているだけでも感動をたくさんもらいましたが、来年はぜひ私もトライしていみたい!…そんな気持ちにさせられるほど、キラキラと魅力的だった選手のみなさん。本当におつかれさまでした!
年々盛り上がりを増しているホノルルトライアスロン。来年はさらに参加者が増え、エキサイティングな大会になることが期待されます。みなさんも、ぜひご注目くださいね!
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